6  ナ ン ト

 

  この日は、モンパルナス駅からのTGVでナントに向かった。

  リヨン方面のTGVは1983年の開業だが、こちらの大西洋線は1989年の開業。

  車両の色が違うだけでなく、車内設備などにも改良が多少ほどこされているというが、よくわからなかった。

 

 

 

  ナントに到着したTGV。

  ナントはロワール川が大西洋に入る直前に位置する街だ。かつては、ブルターニュ公領の首都であったが、統一フランスに飲み込まれた。

 

 

 

 

 

  ナントの路面電車。

 

 

 

 

 

 

 

 

  ブルターニュ大公城。

  15世紀に建てられた。

  ナントで歴史上、一番有名な出来事は、ナントの勅令。1598年、アンリ4世が、新教徒に対して信仰の自由を認めたもの。フランスでの旧教徒と新教徒の間の宗教戦争は終結した。この勅令が出されたのも、この城からである。

 

 

 

 

 

 

 

 

  サン・ピエール・エ・サン・ポール寺院。

  地下室で見せているビデオで寺院の変化の跡がよくわかった。最近では、1972年に大火があり、10年で修復がおこなわれた。

  聖堂内には大きなパイプオルガンがあり、演奏がおこなわれていた。

 

 

 

  ナントからの帰途、トゥールに立ち寄った。といっても、駅前に立ち寄っただけ。トゥールの古城めぐりは、また日を変えてやってきたいと思い、後の列車でパリに戻った。

 

 

 

 

 

 

 

  モンパルナス駅。

  右下にメリーゴーラウンドが見えるが、フrタンスでは、人出の多い場所には。いろいろなところにメリーゴーラウンドがあった。

 

 

 

 

 

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