5  帰  国

 

 

核シェルターを見た後、ルフトハンザでフランクフルトへ
 この日は帰国日だが、11時半ごろにホテルをチェックアウトし、空港に向えばいい。

 その前に、朝食をとったあと、1970年代につくられた核シェルターを見て、ホテルに戻りチェックアウトするつもりだ。シェルターを見学し終わる時間がわからないので、ホテルに戻れば、すぐに出かけられるように荷物は前日に荷造りしておいた。

 朝食は、ツォー駅のBACK WERKでとった。結局、4日とも朝食はBACK WERKでとった。でもパンの種類も多く、毎日違うパンを食べられ、飽きなかった。

 下左  カイザー・ヴィルヘルム教会。ツォー駅周辺の象徴的建物。今回は時間がなく、外観をみただけで通過。

 下右  クーダム通り面したザ・ストーリー・オブ・ベルリン。ベルリンの歴史博物館だ。この博物館自体は、あまり興味がわかなかったが、この博物館のオプションとして、核シェルターの見学ができるのだ。
 
 上左  開館は10時。核シェルターのガイドツアーは最初のグループが10時40分集合だったので、30分ほどで博物館を見学した。ざっと見ただけで、さほど興味をもてるものはなかった。写真は昔のUバーンの車内。

 上右  核シェルターは博物館のある建物の地下に広がっていて、ビル10階分くらいの階段を下りた。

 左  シェルター内。東西冷戦期の1970年代に作られたシェルターだが、現役でもあり、いつでも使えるようになっている。3500人ほどが2週間すごせるようになっている。
  上左  カバンが天井からつりさげられていた。革カバンを胸にあてると、身体にあたる放射能を軽減できるとか言う説明があった。

 上右  医務室。ほかに簡易ベッドが並ぶ大部屋(真っ暗なため、ほとんど写らなかった)や電源室、トイレ、シャワー室などを見て回った。

 左  ガイドツアーは30分ほどかかり、地上に出て解散になったのは11時15分。大急ぎでホテルに戻った。とはいえ、11時半すぎには戻れるので、タクシーは使わなかった。

 ホテルに戻ると、部屋から荷物を持ち出しチェックアウト。すぐにツォー駅に向い、12時ごろのテーゲル空港行きのバスに乗車。
  12時半ごろに空港に到着。この空港のカウンターは、ゲートごとに設けられているのだが、ターミナルに入ってすぐの場所に、ルフトハンザのファーストカウンターがあり、スターアライアンスゴールドの客は利用できるようだったので、ここでチェックインした。並ぶ必要はなく、すぐに手続き終了。

 このすぐ右手に、上階にあるルフトハンザのラウンジへのエレベータがあり、すぐに上に上がった。
  ルフトハンザのラウンジ。テーゲル空港ではルフトハンザの便数が少なく、ラウンジはガラガラだった。

 ベルリンにやってきたときはエアベルリンを利用したが、エアベルリンはLCC的な航空会社なので自社のラウンジはなく、ブリティッシュエアウェイズのラウンジを使うようだった。
 
  左左  フランツィスカーナー。修道士がジョッキでビールを飲んでいるラベルが面白い。製造元はミュンヘンにある。

 左右  ベックス。ドイツのビールの中では一番よく見かけるかな。製造元はブレーメンにある。

 それぞれのビール専用のグラスを用意しているのがいい。
 
 
 
  上左、上右  昼食になったラウンジの食べ物。予想していたよりもいい料理で満足。

  左  出発の表示板。赤いのがエアベルリンで圧倒的に便数が多い。テーゲル空港が拠点のエアベリリンであるだけのことはある。ルフトハンザはオレンジ色だが、便数はわずかだ。

 下左  搭乗したルフトハンザ便。

 下右  LH191に搭乗。
 
 
  機内の様子。優先搭乗がしっかり行われ、先頭で搭乗することができた。
  
 
 




     
  

   左  40分ほどの飛行時間だったが、サービスされる飲物の中にはビールもあったので、ビールを頼んだ。銘柄はヴァルシュタイナー。これも有名な銘柄だ。ノルトライン・ヴェストファーレン州(ルール地方がある)のヴァルシュタインに醸造元があるという。

 上  食べ物は、クッキーが配られた。
JL408(フランクフルト→成田)搭乗記
 フランクフルト空港で、ルフトハンザの到着ゲートからJALのカウンターまではかなりの距離を移動しなけらばならず、30分ほどかけての移動となった。

 JALのカウンターに着くとすでにチェックインがはじまっていた。搭乗機はB787でファーストクラスはない機材だが、チェックインはファーストクラスカウンターを利用できる資格がある。おかげで並ぶ必要がなかった。

 下左  チェックイン後はファーストクラスラウンジへ。まずシャワーを希望したのだが、すぐに利用することができた。夜行便に搭乗する前にシャワーが使えるのは、ありがたいことだ。

 下右  シャワーのあとは食事。ビールはエルディンガー。これも有名な銘柄のようで、醸造元はミュンヘンにある。
 
 
 メニューは、ソーセージ、ザワークラウト、ポテトとドイツらしいものがあるのが、ここのラウンジの特徴。

 下左  フランクフルトの第2ターミナルでは、ゲートに入る直前に保安検査があるので、少し早めにラウンジを出て、ゲートに向った。JL408ビジネスクラスに搭乗する。予約時に帰国日にアップグレード特典が使えたのが、復路ではこの日はフランクフルト発の便だけだった。

 下右  利用した座席。
 
 ビジネスクラス部分。スカイスィートだが、B787-900なのでSS9と呼ばれるタイプだ。

 下左  JALのビジネスクラスでは長らくウエルカムドリンクはサービスされていなかったが、この回からはサービスがはじまった。

 下右  窓からはエアベルリンが隣のゲートに見えた。行きはエアベルリンに搭乗してベルリンに行ったものの、機材はニキ航空のものだったので、本来のエアベルリン塗色を見ることができてよかった。
 水平飛行に入り1回目の機内食。おつまみ。飲物は白ワインにした。
 
 前菜。引き続き白ワイン。

 下左  メインはステーキ。

 下右  飲物は赤ワイン。
 
 
 上左  デザート。

 上右  コーヒー。

 左  その後、人気の日本酒、獺祭(だっさい)を飲んで過ごした。
 2回目の食事は、フランクフルトン(豚)丼にした。ダジャレ系のメニューで、パリ発で味わえるフランス丼に次いで2種類目。いずれ、ロンドン発便のロン丼、ヘルシンキ発便のフィンラン丼も試してみたいと思っている。

 普通の豚丼とは一味違うのは、ザワークラウトが添えられていることだ。
 アイスクリームと冷茶。

 やがて無事、成田に到着。
  上左  伊丹行に乗り継ぐので、国内線サクララウンジで休憩。

  上右  JL3005に搭乗。B737で小さな機材のため、クラスJへの変更はかなわなかった。この旅行の往路までは、クラスJクーポンを利用して事前の変更ができていた。復路からは制度が変わり、クラスJクーポンがなくなり、事前に変更することができなくなった。それで、成田に到着後、国内線カウンターで変更を申し出、空席待ちしたもののかなわなかったのだ。

 左  飲物はコーヒーをいただいた。やがて伊丹に到着し、無事に旅行が終了した。

 

 

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