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 今回の旅は成田発なので、伊丹・成田便の旅が加わる。伊丹発のJAL便は成田のダ2ターミナルに到着。これから乗るアメリカン航空も第2ターミナル発なので、ターミナル間のバス移動がなくて便利になった。

 以前は国内線は各社とも第2、アメリカンは第1を使用していたのでバス移動が必要だったのだ。ターミナルをアライエンス別にわける工夫がいつの間にかなされていて、今回はとても楽だった。

 13時発のダラス行きに搭乗。  

 

 毎度だが、この会社は機内食はイマイチだ。またアルコール類は有料なので、飲み物はコーヒー。

 個別のビデオシステムがあるのはいいのだが、仕組みが変わっていた。あるビデオ番組が30分程度ごとに最初から放映されていて、直近に開始されるものを見られる。

 だが、途中でトラブルがあって中断したので、操作しなおしたら、また最初から見なければならないハメになった。これではシステム改悪じゃないか。

 
 ダラスまでは長い。それでも、行きは西風に乗って11時間とマシで、帰りは13時間かかる。

 到着の1時間前、現地時間なら8時すぎだが、日本時間では23時に、朝食が出てくる。長時間乗っていると時間の感覚がよくわからなくなってくる。

 ほぼ定刻に到着し、まずは米国入国。いつものことながら面倒だが、今回は、米国国内線にも搭乗するので、いたし方ない。

 

 ダラスでは5時間待ち。入国審査などが面倒っても1時間はかからない。4時間ほどは、ほかのターミナルへ歩いていったり、シャトルに乗ったりして向かい、探検。

 マイアミ行きに搭乗。マイアミの接続時間が短い。荷物を預けねばならない場合は、短時間でピックアップして、再度、セキュリティを通過しなければならないので面倒だ。でも、なんとか機内持ち込みできるかばんを使用しているので、到着したゲートの向かいに移動するだけだ。

 
 マイアミ発グアテマラシティ行きは1時間遅れて出発。国際線とはいえ、飲み物サービスだけだ。

 マイルを調べたら、ダラス・マイアミが781、マイアミ・グアテマラシティが715で、米国国内線の方が長いのは意外だった。距離的には、大阪・沖縄間程度のフライトだ。

 1時間遅れで、21時ごろ到着。グアテマラシティの空港は、まだ建設途上のようで、画像左手は工事中、右手は店だがもう閉まっている。

 

 入国審査のあと、税関は簡単に突破。両替を探すが、1箇所あったのは閉まっていて、そのまま外に出てしまった。

 すぐに、自分の名前を書いた紙を持った男を見つけた。今回は、送迎も頼んでおいたのだ。男に、両替したいが、と尋ねたところ、この時間では閉まっているのだという。

 そのまま、車に向かうが、空港出口から50m離れただけで真っ暗な工事現場のようなところだった。ここからアンティグアにあるホテルに向かった。

 
 アンティグアのホテル、パラシオ・チコに到着したのは22時。日本時間では、出発翌日の13時だ。家を出発してから、31時間。ヤレヤレだ。

 ホテルに着く前に、ホテルや車の手配を頼んでおいたイツモ・トラベルの方が乗り込み、ホテルに向かった。ホテルで、バウチャー一式を受け取り、代金を支払った。また、当面の額の両替をしてもらった。1ドル=75ケツァール。大体1ケツァール(Q)=1.5円だ。

 なんとか、長かった1日目が無事終了。

 

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