8 コ パ ン
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アンティグアを7時に車で出発。コパンを見て、キリグアまで向かう。 車内では、ほとんど寝ていた。これがバスだと、寝るわけにはいかない。車にしてよかった。 左は、キリグア、フローレス方面とコパン方面との分岐点。 やがて、ホンジュラスとの国境。手続きはドライバーがしてくれる。自分はパスポートをドライバーに渡すだけ。(下左、下右) |
コパン遺跡は、ホンジュラス領に数km入ったところにある。遺跡の手前にコパン・ルイナスの村があり、ここに泊まることを考えたこともあるが、結局、キリグア泊まりにした。 11時ごろにコパン着。遺跡の入口には、なぜかオウムがたくさんいた。 ジャングルの中の道を少し歩くと、やがて広場に出る。石柱や石碑が林立するグラン・プラサだ。コパンは、巨大建築はなく、石柱などの細かい彫刻などが見ものだ。 |
左 グラン・プラサの全景。中央に祭壇、その向こうに屋根が覆われた階段が見える。階段のところまで300mほど。広場の幅は100mほど。 下左、下中、下右 グラン・プラサに林立する石碑。グラン・プラサには、12の石碑がある。 石碑には、王の姿が彫られていて、なかでもコパンの最盛期の王、18ウサギ王のものが多い。 |
右 シートの屋根で覆われた階段。 下左 階段近くにある石碑。 下右 球戯場。今までに見た球戯場に比べて、両側の建築物の間の幅が狭い。傾斜の部分は観客席なのだろうか。 コパンは早くから付近を従える都市になっていたが、最強の時期は8世紀。石碑や建造物も8世紀のものが中心だ。しかし、9世紀になると衰退し、歴史から姿を消していった。 |
階段の石檀には神聖文字が彫られている。シートがかぶせられているのは、文字の保護のためだろう。もちろん、上がることはできない。 |
階段の神聖文字。 |
上左 アクロポリスを下から眺める。 上右 アクロポリスの上にある広場。 左 この広場から、遺跡の外のコパン河畔にでられるようになっている。その地下道の入口。ここは、特別な入場券がいるが、ここでは売っていないので、遺跡の入口で買っておかねばならない。とはいっても、たいした地下道ではないのだが。 |
コパン河畔の出口。
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アクロポリスの上にある西広場。 |
3時間ほど見学し、14時頃に遺跡内のレストランで昼食。魚のフリッターとビール。ホンジュラス通貨は両替するのも面倒だと思ったが、クレジットカードが使えてよかった。 15時前に遺跡を出発。コパン・ルイナスの中央公園に面して、マヤ歴史博物館があり、立ち寄っていく。(右) 下左 博物館の内部。 下右 博物館のそばの風景。 |
博物館を出てすぐに国境を通過。その後もスピード出して、17時30分ごろに、キリグアの宿、ポサーダ・デ・キリグアに到着。 ここは、日本人が経営する宿で、2005年にできた新しい宿だ。キリグア遺跡の調査に来た吉村作治氏もここをベースにしたということだ。 画像の一番左手が泊まった部屋。
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部屋の中。シンプルだがきれいで気持ちよく整備されている。 |
食事はグアテマラ風の料理。メインは豚肉のフリッター。赤いのは、トルティーヤの上に、パパイヤとビーツをのせたサラダ(ビーツと一緒に煮込むとパパイヤが赤くなる)。 下左 タマーレス。クリスマスなどに特別に食べるもの。トウモロコシの粉にラードを入れて煮詰めたもので、野菜などが具になっている。 下右 スープと小皿は詳細は不明。 食事後は、早々と休んだ。 |