9  キ リ グ ア 、 ア ン テ ィ グ ア (3)

 

 7時に朝食。黒いのはフリホーレス(ひよこ豆を煮込んでつぶしたもの)。焼きバナナ、グアテマラコーヒーとグアテマラ風の朝食だ。

 8時に車が来るので、それまでの間にキリグア村を見て歩くことにした。

 宿の前の道は地道。100mほど歩いて、舗装道路に出る。

  

 上左  村のカトリック教会。

 上右  教会の中。質素だがクリスマスの飾り付けがきれいだ。

 右  市場。

 下左  キリグア駅。今は使われていない。かつてはバナナの出荷に鉄道が使われたいた。

 下右  駅の構内。

 上左  村の中のバス。

 上右  高床式の民家。

 8時に宿に戻ると、すでに車がきていて、すぐにチェックアウトして出発。

 15分ほどで遺跡の入口に到着。

 左  キリグア遺跡の入口。この日、最初の入場者だった。帰る少し前までほかの客はやってこず、遺跡をひとりじめできた。 

 入口を入って、森の中の道を100mほど歩くとグラン・プラサに出る。ここには石碑が林立するほか、獣型の祭壇もある。

 キリグアはコパンに服従していた衛星都市であったのだが、8世紀の「嵐の空王」のときにコパンを攻撃し、コパンの「18ウサギ王」をとらえた。これでコパンから独立を果たす。

 石碑の多くは8世紀後半のキリグアの最盛期のものである。9世紀になると衰退する。

 コパンと同じく、ここには巨大遺跡はなく、石碑の彫刻などが見ものの遺跡だ。

 獣型祭壇。全体が亀になっていて、亀の口の中に王の顔が彫られている。

 
 左、下左、下右  王の全身が彫られた石碑。雨を避けるためか屋根がある。

 

   

 

 上左  アクロポリスの上。神殿跡と広場。人が写っているが、遺跡の補修をしている人。

 上右  アクロポリスを下から見る。

 右  石碑に描かれた象形文字。

 2時間ほどで見学を終え、10時30分にアンティグアに向かった。

 遺跡の入口付近は、バナナ農園になっている。道端もバナナの木だ。

 アンティグアまでは、車が飛ばしてくれて、3時間半ほどで到着した。

以下は、アンティグア  訪問地の番号は 5 アンティグア(1)からの通算

 14時30分にアンティグアに戻れた。ホテルの部屋にはまだ入れなかったので、すぐにお出かけ。

(12)市庁舎

 まずは、市庁舎へ。左は、市庁舎の2階から撮影。

 下左 サンティアゴ博物館。

 下右 市庁舎の公開されていた部屋。

 ほかに古書博物館にも入った。

 これは、市庁舎。

 総督府に似た建築だが、横幅が半分くらいだ。

(13)カサ・サント・ドミンゴ

 右  玄関。大きなホテルとは思えない入口。ブーゲンビリヤがきれいだ。修道院跡を利用したホテルだ。

 下左  ホテル内の美術館。出土品に並べて同じイメージの現代作品を展示するというアイデアが面白い。

 下右  廃墟になった修道院跡を整備して見学できるようにしている。花もきれいだ。

(14)レコレクシオン修道院

 アンティグアの廃墟遺跡のなかでは最大の規模のものである。

(15)織物博物館

  博物館というより展示即売場みたいになっていた。

 
(16)サン・ヘロニモ教会

 巨大ながれきがゴロゴロしたまま放置されている。

 

(17)市場

 行った時間が遅かったためか人通りが少なく、閉まっている店も多かった。

 

 
 見学を終え、ホテルで一休みしたあと夕食へ。

 行ったのは、ラ・フォンダ・デ・ラ・カジェ・レアル。

 メインは、サーロインステーキ、チキングリル、ソーセージの盛り合わせ。

 前菜に、チーズフォンデュ。ビールは、ドラーダ。あと、グアテマラコーヒー。

 

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