1  香 港 へ

 

 ここ6年間、冬場に香港またはマカオに旅をしている。この時期が香港やマカオは一番、暑くなく、雨に見舞われることも少ないからだ。実際、昨年までの5年間、暑くなく、雨にも降られない旅を続けることができた。

 

 

 

 

 関空からの出発前、ラウンジでおにぎりとクラムチャウダーという妙な組合せの朝食をいただくのが最近の定番になっている。成田に比べるべくもない内容だがやむを得ない。

 今回は、悟空利用だが、往復ともにマイルを利用してアップグレードできるキャンペーンの該当便になっているので、エグゼクティブクラスを奮発しておいた。

 水平飛行になり、サービス開始。まずは、おつまみ。さきほど軽く朝食をとって間があまりないので、シャンパンだけいただいて、おつまみは現地の非常食用にとっておく。

 台北行きでは、シャンパンもボトルで供されたが、香港行きになると、さすがにCAさんがグラスについでくれる。銘柄は同じエドシックだが。

 食事は洋食を選ぶ。オードブルは、フォアグラとリンゴのテリーヌなど。メインは、:牛フィレステーキにした。

 ステーキが焼きすぎで残念。少し前に乗ったJFK行きではうまく焼けていたのだけれども。

 

  

 

 

 

 

  

 時間通りに到着。両替をすませて、S1バスで東涌、そしてMTRで旺角へ。ホテルは、MTRの旺角站からは20分ほどのメトロパーク・カオルーン(九龍維景酒店)。

 このホテルに決めた理由は、ネットが無料であるから。香港のホテルのほとんどは、ネットが有料なので、これはありがたい。ただ、ワイヤレスではなく、ケーブルが必要。

 そして、部屋に行ってみて、香港にしては安いホテルなのだが、結構広くて、少し古びてはいるが、清掃は行きとどいていて、アメニティ類や無料ミネラルウォーターとサービスも良好なことに気づいた。問題は駅から遠いことか。

 2時間ほど、ネットをしながら休憩した。
 

 夕食は、MTRの油麻地方面に向かう。旺角と同じく、20分ほど。油麻地の手前には、2年前に泊ったYMCAホテルがあった が、シティビュー(城景国際酒店)に変わっていた。

 

 

 

 

 

 向かった店は、以前にも行ったことがある海皇粥店。

 お粥の中で一番値段が高かった、海皇一品粥。油條、鶏肉、白身魚、魚丸、豆、野菜など具がたくさん入っていた。

 おかずは、大根餅と米粉。大根餅は干し海老が入っていてオイスターソースがかけてあった。これだけでもう満腹。

 これだけで45HKドル(約585円)。

 

 

 

 

 

 デザートはお粥の店のそばの鵞記渣[口窄]( [   ]は2字あわせて1字)にはじめて入り、フルーツ入りココナツミルク。これがまた美味しいってなんの。

 ホテルに戻るときに、クリスマス用のかわいらしいネオンを見つけてパチリ。

 さらに勝利街には、ワンちゃんやワンちゃん向けの商品を扱う店がならんでいた。4/p.

 ホテルに戻りテレビをつけてびっくり。夕食を食べていたお店から、ほんの少ししか離れていない廟街で事件があった。ビルの上から屋台へ有毒の液体が投げられて30人負傷ってことで、この地区の4箇所で同じようなことがあったそうだ。これは怖い。

 TVには壊れた屋台や液体の入っていた容器などが映っていて、情報をこの電話番号にって言っていた。翌日のテレビで容疑者が捕まったと言っていて安心。

 これで1日目が終了。
 

 

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