2 香 港 ぶ ら ぶ ら 散 歩 (前半)
![]() 2日目は1日かけて香港をぶらぶら散歩することにした。香港には毎年2泊3日で行っているのだが、間の1日に行くところは変化させている。 この5年間、マカオ、離島、新界、深せんと香港の中心から離れたところに行っていた。この間に香港も変わったと思うので、今年は6年ぶりに九龍と香港島を回ろうと思ったのだ。 ホテルを出てまずは朝食を粥麺専家でとることにした。行ったお店は、尖沙咀站近くの「潮發粥麺」。 |
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![]() 香港人にとっては、朝食を外食するのは当たり前で、特に粥や麺は飲茶とともに人気がある。この店も混んでいて、当然ながら相席。 場所柄、観光客も多くやってくるのか、写真入りのメニューがあり、英語、日本語、ハングルにアラビア語でも書いてある。しかし、行ったときはみな地元民のようだった。 |
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![]() おかずに、腸粉。HK$10(約110円)。甘辛いタレがかかった餅のようなもの。 郊外油菜。HK$15(約165円)。何の野菜かよくわからないが、ゆでた野菜に油とオイスターソースがかかっている。 これだけで、朝から幸せな気分になれた。 |
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![]() 朝食後は、尖沙咀の古い建築物を見て歩く。その途中に、変わった交差点があった。一方通行で、北からの車は必ず右折、東からの車は必ず左折になる交差点だ。だから中央部は歩道になっている。 下左 行き止まりになっているところから撮影した彌敦道(ネイザンロード)の最南端。 下右 ペニンシュラホテル。1922年建築の香港を代表する最高級ホテルである。後ろには、1994年建築のペニンシュラタワーがあり、こちらは最初の訪港のときにはなかった。 |
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「1881ヘリテージ」。YMCAホテルの隣にあるコロニアルスタイルの建物。もと香港水警総部の建物をホテルやレストランにしたもので、広場を囲むようなショッピングモールもつくられている。2009年にできた尖沙咀の新名所である。広場には、新年のためか、木の葉でつくられたうさぎが置かれていた。 下左 もと香港水警総部の建物。日本の香港占領時には作戦本部としても使用された。 下右 もと消防職員の宿舎。こちらも店舗として使われている。 |
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左 もと九龍駅の時計塔。九広鉄路の終着駅がここにあったが、1978年に紅[石勘]に移転した。 上 スターフェリー乗場の外側。タイムスリップしたような雰囲気が漂っている一角だ。 香港島へはスターフェリーで渡った。 |
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![]() 上右 スターフェリーの船内にて。 左 スターフェリーと香港島。 |
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![]() 運航間隔も短いし、地下鉄よりも安いので、地元民にも人気があるようだ。八達通も使えるので、小銭の心配も不要。なお、現金の場合は、切符ではなくトークンを購入する。 10分ほどで中環のピアに到着。
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![]() 中環のピアからは長〜ぃ歩道橋を歩く。中環エリアは歩道橋が発達していて、暑い日や雨の日は便利だ。 皇后像広場へ。植え込みがあってちょっとしたオアシスになっている。木の向こうにあるのが立法会大楼。1912年にできたもの。 下左 皇后像広場の脇を通っている徳輔道には2階建て路面電車が走る。そばの停留所から路面電車に乗車。(画像は逆方向行き) 下右 路面電車の2階部分。 |
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![]() 湾仔あたりで2階部分の一番後ろの座席に座ることができた。それで電車道の様子をじっくり見ることができたのだが、しばらくすると、居眠りを始めてしまい、気づくと北角を過ぎたあたりだった。(画像は湾仔付近) 下左 路面電車の1階部分。階段はこんな感じでついている。 下右 約50分かかって、○箕湾(○は竹かんむりに肖)の終点に到着。 |
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![]() ○箕湾(○は竹かんむりに肖)の停留所のすぐそばには青空市場があった。200mほど道路に沿ってテントを張ったお店が続く。テントの後ろが歩道で、歩道に面して常設のお店が並んでいる。 下左 肉屋。何とも言えぬ臭いが漂っている。 下右 果物屋。
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![]() ○箕湾(○は竹かんむりに肖)で昼食とした。入った店は「金城餐庁」。 下左 [火局][イ十]菌火[月退]●[才八]飯(●は豚のつくりの部分がへんになり、者がつくり)。([ ]は1字) 焼き飯の上に豚肉を焼いたものとハムを焼いたものを置き、その上からケチャップソースのようなものをかけたもの。紹介された雑誌の切り抜きなどが入口に貼ってあり、これがこの店の名物のようだったので注文した。こんなB級グルメがあったとは行ってはじめて知った。 |
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ミルクティーがついてきた。 |
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![]() 香港海防博物館に行く途中、古い廟があった。 下左 海岸そばには小さな造船所が長屋のようにつながっていた。 下右 香港最大の魚市場である「○箕湾魚類批發市場」(○は竹かんむりに肖)。ただし、午後だったのでその賑わいはわからなかった。 |
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![]() 左左 塔の1階で入場券を買う。丘の上へ塔の中のエレベータで上る。 左右 丘の上にはかつて要塞があって、その要塞を博物館にしている。 |
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![]() 上右 砲台と弾薬庫の入口。 左 海防博物館の案内図。 海防博物館というが、明清、アヘン戦争、英国時代、日本占領時代、英国時代、返還後の軍事全般についての展示だった。日本占領時代の展示は過剰に批判的な展示ではなく、中国内地の同種の博物館とは大きく違っている。 |
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