1 香 港 到 着
4年半ぶりに香港へ |
![]() 羽田からは香港行きに乗り継ぐのだが、余裕はなさそうだ。飲物サービスでは、夏限定のアイスコーヒーをいただいたが、気が気ではない。 8時50分に羽田着。ゲートの出口で乗継便の案内をしていたので、乗継自体はできるようだが、大急ぎだ。空港内連絡バス乗場に着くと9時を回っていた。こういう時に限って、国内線ターミナルだけを回るバスが2本続けてやってきたりする。ようやく国際線ターミナルに行くバスがやってきた。 |
![]() エスカレータで出発フロアへ。幸い伊丹で香港までの搭乗券は発券されているので、そのまま保安検査場のプライオリティレーンへ。 おかげで、保安検査場はほとんど待たずに通過。 このあと出国審査場。羽田にでは珍しく、十数人の列ができていた。5分ほど並ばねばならないだろう。それで、自動化ゲートを利用。誰も並んでいなかったが、いつも指紋の識別がうまくいかない。でも今回は、珍しく、失敗せず一発で通過できた。「プライオリティゲート」+「自動化ゲート」の合わせ技で、5分ほどで制限エリアに入れた。それで、短時間だが、ラウンジへ。 出発ゲートは、ラウンジのすぐそばだったこともあり、10分ほどだけラウンジに滞在できる。短い滞在時間で、今回は、シャンペンとカレーだけいただいた。 |
![]() 下左 搭乗したJL29はB777で運航され、ビジネスクラスのシートはシェルフラット。B777のシェルフラットも順次新しいシートに変わるようなので、もう利用することも少なくなることだろう。 下右 飲物はボルドーの白ワインをいただいた。 |
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![]() スープはきしめんのように平たい米麺が入ったもの。オードブルの3品のうち、真ん中のものはウニをムース状にしたもので美味しかった。 |
![]() 食後は、フラットに近いくらいの最大限まで倒して、ビデオを見たりしてすごした。ほどなく香港に到着。 |
香港空港にて |
![]() まず、e道再申請だが、パスポートを更新したので、以前のe道使用許可が無効になっているため、今回は普通に並んで入国した。15分ほど並んだ。 入国後、すぐ目の前に制限区域外への出口があるのだが、すぐにでてはいけない。制限区域内の別のところに行かねばならない。なんとか、e道の申請所をみつけた。ここで少し待たされたが、無事に再申請に成功。 最初の申請時には、指紋もとられたのだが、今回指紋採取はなし。写真はまた撮影された。なお、再申請には古いパスポートが必要なので、今回の旅行にはすでに無効になっている古いパスポートを持参し、新しいパスポート、上級会員のカードとともに係員に渡した。 |
![]() 前回申請したときは香港空港だけでe道を利用できたのだが、いつのまにか、マカオと行き来するフェリー乗場や羅湖で深せんと行き来するゲートなどでも使えるようになっていたようだ。このパスポートが有効なうちは、e道も使えるので、マカオや深せんと行き来するときにもe道を使ってみようと思う。 |
![]() すぐに見つかったのは1010という店。TOTOにも見えるが1010だ。1010というのは店舗名で、携帯会社はCSLのようだった。 ここで販売されているSIMは3種類。香港のみ有効の8日用、8日以上用、マカオ・中国でも使えるものの3種類だ。3日間滞在だと言ったが、短期間用のものはなく、8日用を勧められた。 118HKドル(約1500円)であった。よくSIMを買う台湾やタイと比べると値段が高いのだが、台湾やタイでは3日用などを買うためであって、もし8日間使えるものを買うとすれば香港のほうが安くなる。だから、台湾やタイより、高いともいえるし安いともいえる。 この店では設定作業をやってくれた。実は両替屋でもSIMを売っていて、80HKドルだったのだが、両替屋で設定までしてくらないだろうと思い、両替屋で買うのは避けた。 |
![]() オクトパスは香港の交通機関を利用するときに小銭がいらずとても便利なICカードだ。多めにチャージしておいて、コンビニなどでも使っている。コンビンでおつりの小銭が増えることがあるが、こういったことも防げる。 しかし、チャージしてから1000日以内に利用しないと使えなくなるようだ。もともと、無効になって、カードがパーになってしまうと思い込んでいた。でも、これは間違いで、再利用手続きをすれば、残高はまた使えるようになるという。 切符売場で手続きができるのかとか、再利用手続きの期間が終わっていると言われるかもしれないと思っていたが、大丈夫、この切符売場でも、簡単に手続きができた。しかも、手数料もなしで。 |
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![]() いつもはS1に乗っていたのだが、4年半、香港に行かなかった間にS56というバスができていた。東涌行きであるのは、S1と同じなのだが、空港から東涌までノンストップなのだ。ただし、S56は一方向のみの循環バスなので、空港に行くときには使えない。 上右 S56がやってきたので乗車。ノンストップなので10分ほどで東涌着。S1なら15分〜20分かかる。S1が先にやってきたときどうするか迷うところだ。 左 東涌站にて。ここから地下鉄に乗車。 |
ホテルで休憩し夕食へ |
![]() チェックインしようとしたら、直前に入った中国人客の対応に手間取って5分くらい待たされる。客の多くは中国人客のようで、空港バスの案内も香港機場より、深せん機場に重点を置いている。 |
![]() 出発前夜は、徹夜で荷物の準備と香港の下調べを行った。そのため、猛烈に眠く、駅からホテルまで、時々目をつむり、半分寝たような状態でチェックインした。当然、睡眠タイム。最近、このパターンが多く、せっかくの滞在時間をいかしきれてない。 |
![]() ホテルの真ん前の店をのぞいてみた。「成興大排[木當]」([ ]はあわせて1字 木へんに當)という食堂。「大排[木當]」(タイパイトン)は屋台風の簡易な食堂のことで、この店は屋台ではなかったが、小さな店で「大排[木當]」を名乗っている。かつての屋台が一掃されたあと、建物内に入って営業しているのかもしれない。 |
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![]() プレミアムでない普通の燕京ビールなら大瓶16HKドルであった。コンビニでは銘柄によって違うが缶ビールの小さいのが7〜9HKドル程度。青島ビールの長い缶が3本で約19HKドルであった。 燕京は北京の別名。燕京ビールは1980年に製造開始されたビールだが、今や歴史ある青島ビールを抜いて、中国では最大のシェアをほこっている。 この店は、なぜか青島ビールは置いてなく、燕京ビールと哈爾浜ビールを置いていた。 |
![]() 煲仔飯は香港で何度か食べたことがあるが、土鍋で調理されることが多い。ここは金属製の鍋だった。それに取っ手のハンドルの部分がついたまま出された。 叉焼にしたのは失敗だったかもしれない。煲仔飯はご飯自体には味がついてないので、具材の味がご飯にしみて、それを味わう。肉や魚などの場合は、具のエキスが良く出るが、叉焼はすでに焼いた(煮た)ものなので、エキスがあまり出ない。だから、ご飯は白飯にタレをかけて食べるのと、そう変わらない状態なのだ。 |
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