4  ア ジ ャ ン タ

  ジャルガオンで1泊。ホテルからの風景。とりたてて特に何もない地方の町である。
  アジャンタへはここから1時間。途中に踏切があった。両側がドアのように閉鎖される。
  そして列車が通過。再び、赤茶けたデカン高原の土の大地をバスは走る。

  やがて、アジャンタ石窟群が見えてきた。紀元前1世紀頃と紀元後5世紀頃を中心に造られてきた仏教寺院である。その後仏教は信仰されなくなり、いつしか寺院群はジャングルの奥に隠されていき、人々からは忘れ去られていった。

  アジャンタの石窟が有名なのは美しい壁画が残されているからである。一方、エローラはその大規模さで有名である。

  湿度の高いインドでは古代の壁画が残されているところは少ない。アジャンタはその貴重な例外なのだ。

  1819年にトラを追ってやってきた英国人によって偶然見つけれれた。  

  400mほどにわたって石窟が並ぶ。    
  見学しながらだと、一番奥の石窟まで1時間ほど。
  第1窟内の仏像。    
  千仏の壁画。
  一番奥に近いあたりから入口を望む。
  窟入口の壁画。
  ストゥーパが残されている窟。
  インド人観光客もお疲れのよう。
  乾季とはいえ、暑さにはまいった。
  窟入口の彫刻。
  見学を終え、アジャンタを去る。最後にビューポイントに立ち寄った。
  再びデカン高原をひた走る。
  アウランガバードまで2時間。石窟めぐりはアクセスがなかなか大変だ。

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