南山コル韓屋村 (2003年 )

 4回目の韓国最終日、午前中は市内の観光にあてる。4泊お世話になった、ヨンビンジャン旅館のおばさんに別れを告げ、宿をあとにする。

 まず朝食。この日は、トゥクマンドゥクク。餃子が数個とトゥクという小さな餅が入っている卵とじじたてのスープ。量がたいへん多いのだが、全部たいらげて満腹、満腹。




 このあと、地下鉄3号線の忠武路(チョンムロ)まで行き、駅近くの南山コル韓屋村を訪問した。ここは、日本統治時代には朝鮮憲兵隊が置かれていたところである。1996年の初訪韓のさいにも、その跡を見るために訪問したのだが、このときには、すでに憲兵隊の跡をとどめる門柱などなくなっていて、敷地内は工事が行なわれていた。何かの建物を建てるのかと思っていたのだが、それが南山コル韓屋村だったのだ。



 内部には、伝統的な韓国の家屋を移築してあるほか、公園、400年後に開けられるというタイムカプセルが保存されているところなどがある。大都会の中のオアシスといった感じで、静かなエリアになっている。そして、入場料は不要である。

 



 この日は日曜日だったのが、日曜日は伝統家屋が結婚式場になるようで、この日も3組の挙式が予定されていた。式場には生きた鶏がかざられていた。
 





 このあと、ロッテデパートで土産を買い、ビビンパプを食べて、空港へ。ロッテデパート最寄の乙支路入口(ウルチロイック)から地下鉄で金浦空港まで行き、空港バスに乗り換えて、仁川空港着。

 少々早く着きすぎたようで、書店などで時間つぶしをして、16時20分発のアシアナ航空で一路、関西空港へ。

 

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