4日目     

 

 

  この日は、天安(チョナン)の独立紀念館に向かった。ソウル発8時15分発のムグンファに乗車した。

  左は、乗車した列車。下は、ソウル駅の改札口。

 

 

 

 

 

  9時40分、天安着。

  右は、天安駅の改札口。日本にとても似ている感じがした。

  天安駅の外観。

  現在は、電車区間になり、ソウル地下鉄が天安まで直通しているが、当時は、長距離列車のみの駅であった。

  天安駅からは、路線バスで独立紀念館に向かった。20分ほど。

  バス停から建物まで500mほど離れていてともかく広大な敷地だ。

  開館のきっかけは、1982年の日本の教科書検定問題。日本の教科書が、侵略の事実を認めず歴史を歪曲していると韓国での日本批判が強まった。

  当時の全斗煥大統領は、反日運動が反政府運動に転化することを警戒し、国民的募金により、独立紀念館を建設することを発表した。まもなく募金を開始し、1983年8月15日起工、87年8月15日に開館した。いづれも8月15日(=光復節=独立紀念日)であるのが特徴だ。

  塔は「民族の塔」、建物は「民族の家」。この建物の前で、毎年8月15日には大統領が出席する光復節の式典が行われている。

  左  「民族の家」の中の像

  この建物の背後に展示館が、第1展示館から第7展示館まで7つの展示館がある。

  1 民族伝統館

  2 近代民族運動館

  3 日帝侵略館

  4 三・一運動館

  5 独立戦争館

  6 臨時政府館

  7 大韓民国館

  それぞれの展示館の展示内容も多く、見学にはとても時間がかかる。

  下左  展示館のひとつ

  下右  展示館内にて

  帰りに鉄道博物館に寄った。

  左  博物館

  下左 展示された車両

  下右 最寄の富谷駅より電鉄で帰る

 3日目  1996ソウルのトップへ  ユーラシア紀行のトップへ  5 ・6日目