3日目
この日は、まず宗廟(チョンミョ)へ。 朝鮮王朝の歴代国王と王妃の位牌を祀っているところ。 左 正殿 19室に太祖から純宗まで19代の国王と王妃が祀られている。この建物は韓国で、現存する木造のものでは一番横長のもの。 |
左 永寧殿 16室に太祖の4代祖の穆祖から桓祖など主に死後称号を贈られた国王と王妃が祀られている。
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宗廟の敷地内にあった、不審者通報を呼びかける看板。 電話番号とともに報奨金が書かれている。 |
宗廟から昌慶宮(チャンギョングン)へは、内部を通って移動できる(内部でつながっている)。チケットも共通で使える。 左 明政殿 昌慶宮の正殿。昌慶宮は、前日までに回った景福宮、徳寿宮、昌徳宮に比べると、正殿が小さい。 |
左 昌慶宮の敷地内 昌慶宮は、1419年、4代世宗が寿康宮として建造したのがはじまり。1483年、9代成宗のときに昌慶宮となった。秀吉の侵攻で焼失したが、その後、再建された。 |
続いて、南山エリアに向かった。 地下鉄をソウル駅で下車した。 旧京城駅。1922年着工で1925年竣工。東京駅を連想させる建物だ。 |
ソウル駅前から坂道を上がって、南山方面に向かった。 左左 金九の像 三・一独立運動のあと、上海につくられた大韓民国臨時政府に参加し、リーダーになった。 左右 李始栄の像 三・一独立運動のあと、上海につくられた大韓民国臨時政府に参加した独立運動家。 |
さらに、歩くと安重根義士紀念館がある。 安重根は、1909年、ハルビン駅で前韓国統監伊藤博文を狙撃し、英雄的人物になっている。 紀念館は、死後に贈られた勲章、略伝、家系、伊藤殺害の新聞記事、処刑直前に書いた書などが展示されていて、安重根の人物像を探ることができる。 |
左 安重根の像
さらに歩くと植物園と南山タワーがある。 下左 南山タワーと植物園 植物園のあるところが、かつては朝鮮神宮の本殿があった場所。 下右 南山タワーからの眺め |
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いったん南山から下山し、地下鉄で東大入口駅まで行き、南山の東の麓を歩いてみた。 左 博文寺跡 大きい建物は新羅ホテル。門を入ったところに、ホテルの迎賓館が建っていて、そこに博文寺があった。伊藤博文をまつった寺である。 |
左左 柳寛順の像 三・一運動で立ち上がった15歳の少女。 左中 李儁烈士の像 1907年のハーグ密使事件のとき、高宗が特使として派遣した人物だが、会議に参加できず、自殺した。 左右 李漢應先生紀念碑 駐英韓国公使館の参事官で、1905年に韓国の外交権が奪われ、公使館が閉鎖となり、抗議で自殺した。 |
続いて、明洞へ。 明洞の街の画像がなぜかない。明洞聖堂も行った。 韓国天主教(カトリック)教会の総本山。1898年フランス人神父によって建てられた。 |
天主教殉教聖地切頭山。 地下鉄2号線、合井から歩いていく。 1866年から大院君が天主教徒の処刑を行った。首を切られた信者は1万人を越える。 |
梅軒尹奉吉義士紀念館。 地下鉄3号線、良才から歩いていく。 1932年、上海の虹口公園で開かれた上海戦勝慶祝記念式のとき、爆弾を投げて、現地の日本軍総司令官白川義則らを殺害し、義士とされる。 |
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