0 日 目  最終便で羽田へ

 

 

前泊のため最終便で羽田へ
 長年、ソウル発券によるループを続けてきたが、2015年にJALの関西/金浦が運航休止になったため、最近は金浦/羽田/伊丹//関西/バンコクの往復をビジネスクラスで発券している。その関係で、ループの最終盤には、伊丹/羽田/金浦と移動することになる。これがなかなか大変なのだ。朝、伊丹を出発していたのでは、金浦着が16時になてしまう。1日目がほとんど何もできない。それで、今回の旅では、金浦に向う前日に、羽田に飛び、羽田で前泊したあと、朝から金浦に向うことにした。これだと11時に金浦に到着し、1日目も結構利用できる。

 ところで、この券種の航空券だが、このソウル旅行の帰国時から始まるループが最後のループとなる。この券種は韓国居住者でないと買えないことになったためだ。

 伊丹空港には出発時刻の40分ほど前に到着。カウンターで、ファーストクラスクーポンも一緒に渡して、ファーストクラスにアップグレード。さくらラウンジには10分ほどだけ滞在して、ビールをいただいておいた。
 搭乗するのは、伊丹発羽田行の最終便。バスで伊丹空港に行っても、なんとか搭乗できる。以前は20時20分発だったのが。いつのまにか20時25分発になっている。5分遅くなっただけだが、1本遅い空港行きのバスを安心して利用できるようになった。
 ファーストクラスのアップグレード券は、年に2枚いただいているのだが、利用するのになかなか苦労する。期限が3月までなので、何とか使ってしまおうと思い、今回の1月の旅行の往復の便で予約できた。ファーストクラスは乗る直前だと空いていないことが多い。特に、伊丹発最終便で、しかも金曜日であるので、早くから予約しておいた。
 水平飛行になってすぐに、機内食が出される。機内食は、夕食、昼食、軽食とあり、夕食が一番充実感がある。今回は、搭乗前に食事をする余裕がなかったので、本来の夕食にかえることができた。

 ファーストクラスの機内食は、各地のホテル、旅館とのコラボレーションをしていて、毎回どんなのか期待してるのだが、今回は、長崎の雲仙宮崎旅館の料理であった。飲物はシャンパンにしたが、エドシックのボトル入りであった。
 伊丹/羽田の飛行時間は50分ほど。このうち水平飛行は25分ほど。この間に食事をするのは、とても忙しい。食事がまだ終わっていない間に、10分後にシートベルト着用サインがつきますというアナウンスが入り、大急ぎで食べることになった。

 何とか食べ終わり、飲物はあきらめていたのだが、蓋つきの容器でコーヒーをいただくことができた。とはいえ、せっかくのファーストクラスなのに、シートを倒してくつろぐことはできずじまいだった。
 まもなく羽田に到着。羽田で泊まるのは、東横イン。今回は、10回宿泊で1回使える無料券を使う。東横インはホテルによって値段の違いが結構ある。最近は、国内旅行をめっきりしなくなったので、東横インの利用もたいへん少なくなっている。それでも、羽田前泊のときなどに使うのが一番有利だと思い、使わずにおいていた無料券を使うことにした。

 ホテルのバスの乗場に行くと、たまたま東横インのバスが発車しかけていたので、手をあげて止めてもらった。走りながら撮ったのでぼけてしまった。
 送迎バスに待たずに乗れたおかげで、22時過ぎにチェックインすることができた。東横インはどこに泊まっても、部屋の中は同じで、面白味に欠けるが、一方で安心感がある。羽田空港で東横インよりも安くて、移動もせずに泊まれるのが、空港内にあるファーストキャビンなのだが、カプセルホテルなので、閉塞感が嫌で避けた。

 翌朝は6時にチェックアウトして空港に向うのだが、8時間ほど、そこそこゆったりと過ごすことができた。

 
 

 

 

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