9日目 ティエラ・デル・フエゴ国立公園
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ティエラ・デル・フエゴ国立公園 |
いよいよパタゴニア最終日。この日の夕方の便でウシュアイアをたちサンティアゴに向う。出発までの時間を利用して、ティエラ・デル・フエゴ国立公園でハイキングをすることにした。 朝食後、チェックアウトして、荷物をホテルに預けて出発。ウシュアイア市内のマイプー通りのバス停からバスに乗れるというガイドブックの記述にしたがってバス停へ。バス停には、時刻表も系統図もないので、心細かったが、しばらく待って国立公園のラグナ・ベルデ行のバスがやってきて一安心。 |
ラグナ・ベルデに向う途中に、世界最南端の鉄道である「世界の果て号」の起点駅があった。駅前には観光バスが何台か止まっていた。ちょうど鉄道の出発時刻の9時のちょっと前だったのだ。 本当はこの鉄道にも乗ってみたかったのだが、乗った場合にはティエラ・デル・フエゴ国立公園には行くのが難しく、どちらかを選ぶことになり、鉄道のほうをあきらめたのだ。 |
やがて、バスの終点でもあるラグナ・ベルデに到着。看板を見ると、ここがブエノスアイレスから続いてきた国道3号線の終点となっている。 |
遊歩道が整備されていて歩きやすい。 |
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ラグナ・ベルデ。静かなラグーンで、ハイキングしている人はわずかであった。 |
ラグーンが海とつながっているところ。このあたりで入口へと引き返した。 |
バス終点まで戻り、今度はバスでロカ湖まで行って下車。このとき、雨が降っていて、ロカ湖では湖畔散策をあきらめ、20分ほどあとのバスに乗って、ウシュアイアに戻った。 |
さらばウシュアイア |
ウシュアイアに戻ったあと、「世界の果て博物館」へ。前々日にもやってきたが、大晦日で早めに閉館だったので見学できなかったが、この日は入館できた。 フエゴ島の先住民族などの展示をしている。 |
続いて、元市議会へ。 |
昼食は、パン屋でサンドイッチをテイクアウトし、海岸通りのベンチで座って食べた。 このあとホテルに戻って、預けていた荷物を受け取る。そしてタクシーで空港に向った。 |
ウシュアイア発プンタ・アレナス経由サンティアゴ行きのラン航空に搭乗。 |
ウシュアイアを離陸すると飛行機はすぐにチリ領のフエゴ島西部に入り、30分ほどの飛行でプンタ・アレナスに到着。 プンタ・アレナスで乗客は全員降機して、サンティアゴに向かう客もチリの入国手続きを行う。 |
サンティアゴで日本食 |
プンタ・アレナスでチリの入国手続きをすませたあと、再び同じ飛行機の同じ座席に座って再出発。ウシュアイアからプンタ・アレナスまでは30分ほどだったが、プンタ・アレナスからサンチアゴまでは3時間以上かかる。 機内食はなく、スナック菓子の詰め合わせが配られた。飲物にはビール、ワインがあり、ビールを頼んだ。 |
サンティアゴ到着は20時30分。でも、まだまだ明るかった。タクシーでホテルに向った。 下左 泊まった「ホテル・ニッポン」。扉が閉まっていて、インタホンで宿泊者であることを伝えて開けてもらうようになっている。不便だが、安全のためなら仕方がないか。 下右 部屋の中。すでに21時30分になっていたので、荷物を置くとすぐに夕食に出かけた。 |
上左 普段は海外で日本食は滅多に食べることはない。地元の料理を味わう派である。この日は、ホテルのすぐそばにでガイドブックに掲載されていたのがスシ屋「レストラン・ハポン」だったので、珍しく日本食を食べることにした。 飲物はビール「アウストラル」。もともとはプンタ・アレナス産のビールだったが、いまは全国で飲まれている。 上右 刺身盛合せ。 左 天ぷら。 |
寿司盛合せ。思っていたより量が多かった。久しぶりに海外で日本食を腹いっぱいいただいて満足。 日本人の板前さんと話ができてよかった。日本人客はほかにも「いたが、大半は地元客のようで、賑わっていて、待ち客もあった。 ホテルに戻り、インタホンで呼び出して、門を開けてもらって中へ。 |