1 リ ス ボ ン へ
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伊丹から成田・・・NH2176搭乗記 |
![]() 発券機で搭乗券を発券。今回は株主優待券を利用して搭乗。プレミアムメンバー向けの保安検査場を通り、ANA LOUNGEに向かった。 |
![]() リニューアルによって席数が増えただけではなく、全席にコンセントがついたという。また、仕事ができるようなデスクのある席が相当数つくられている。 「関西空港・大阪(伊丹)空港経営統合記念ビール」なるビールがあったので、記念ビールとつまみをいただいた。なんでも、伊丹市にある小西酒造が特別につくった「ガーネットルージュ」という商品名のビールらしい。ルージュというだけあって、かなり赤っぽい色をしている。 |
![]() さて、伊丹・羽田あるいは成田間は、ここのところずっとJALを利用している。メインの航空会社はJALにしているからだ。長距離の国際線を利用するときはJL3002で成田に向かうことが多い。だが、今回は同時間帯のNH2176にした。 それは、成田からパリに向かう便がエールフランスだからだ。エールフランスといっても、JALのコードシェアでJAL便名での利用なのだが。で、エールフランスは成田の第1ターミナルから出発するのだが、乗継時間が限られていることもあり、今回は第1ターミナルに到着するANAにしたのだ。 |
![]() そして搭乗。自分は、プレミアムメンバー(ANAの上級会員)の中でも最低ランクのSFC会員なのだが、優先搭乗できる。この点は、JALでSFCに相当するJGC会員は、国内線では優先搭乗の対象外になっているのと少し違う。 |
![]() 成田到着時に25番ゲートにはったので、25番から出発する国際線を探したらワシントンDC行きであった。これはJALとの競合路線ではないので、旧型シートが使われているようだ。 |
![]() このサービスダウンはJALが破綻した少し後に始まったので、JALも追随すると思ってダウンさせたのだろうが、JALは追随しなかった。そして、2年ほど経過した2012年6月から、コーヒー無料化と声をかけなくても飲物をサービスするスタイルに戻した。コーヒーが無料になってからははじめてのANAだったが、はやりこれが日本的サービスなんだなって思った。 コーヒーをいただいたあとは、ほんの20分ほどだけだったが、座席を最大限倒して、フラットに近い状態にしてくつろいだ。そして、成田空港着。
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成田で乗継 |
![]() 成田到着後、第1ターミナルの南ウィングから北ウィングへ移動。さほど長い距離ではない。北ウィングのエールフランスのカウンターでチェックイン。搭乗便はAF275。ただ、この便はJALとコードシェアしていて、JL便名はJL5053。自分の場合は、JALで発券しているが、実質はエールフランス利用だ。 |
![]() このあと、プレミアム・パセンジャー・レーンへ。スカイチームのエリート会員とビジネスクラス以上の利用客が使える専用の保安検査場である。今回はビジネスクラスなので、このレーンを使える。 |
![]() 航空会社のラウンジは各社の拠点空港のラウンジは立派であっても、アウェーにあたる空港では、さほど立派ではない。それで、あまり期待していなかったし、実際、予想していたものだった。でも、1時間ほどゆっくりできてよかった。 |
![]() もし、エールフランスのエコノミークラスにJAL便名で搭乗するとしても、JALの上級会員はこのラウンジを使えることになっている。でも、プレミアム・パセンジャー・レーンやプライオリティタグは無理だろうなと思う。 |
![]() その後、2006年に北ウィングはスカイチーム中心のターミナルに再編された。同時に南ウィングがスターアライアンス中心、第2ターミナルがワンワールド中心のターミナルとなった。だから、主にJAL、一部ANAを利用している自分の場合、北ウィングから出発することはなかったのだ。 |
![]() A380には一度だけ搭乗したことがある。カンタス航空でシンガポールからメルボルンまで1階のエコノミークラスに搭乗している。今回は往復とも2階のビジネスクラスに搭乗だ。 |
![]() 搭乗予定時刻をすぎても搭乗がはじまらず、10分ほど遅れての搭乗だった。成田にはA380 用のブリッジがあって、2階席にも階段を使わずに入れるようになっている。 |
成田からパリ・・・AF275搭乗記 |
![]() AF275、予定時刻から10分ほど遅れて搭乗開始。そして、出発は35分ほど遅れた。 下左 モニターはかなり大きく、モニターの下には足置きがある。これは、席を倒していき、最もフラットに近い状態のときに座席の延長部分になる。 下右 座席を最もフラットにさせたが、完全なフラットではなく傾斜がある。JALの欧米線のビジネスクラスと同じくらい(JALは2013年早々から完全フラットのシートになる予定)。また、JALだと、前後、上下に微調整できるのだが、その機能はなく、JALのほうが優れている。 |
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![]() まだ駐機している間にウェルカムドリンクが運ばれてきた。シャンパンをいただく。JALでは離陸してからウェルカムドリンクなので、新鮮な印象を受けた。 離陸後、ビデオを見はじめたが、あたり前だが、日本映画は少なく1本だけ。日本語吹き替えのものはたくさんあるが、内容的に興味がわかないものがほとんど。モニターはリモコン、タッチパネルとも操作できるようになっているが、はじめてだし、使い方の説明もごく簡単にしか書いていないので、JALのモニターになれている自分には使いづらかった。 |
![]() まず、おつまみ。飲物はボルドーの赤ワイン。ワインは赤、白ともJALと同じく複数の中から選べる。とはいっても、自分はワインの知識がないから、どれがいいのかよくわからず、適当に頼む。JALの場合は、渋み、辛みの度合いがメニューに書かれているが、そういった説明はないので。 |
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![]() 今回の旅行は現地で魚料理ばかりオーダーしていたので、この食事が唯一の肉料理になった。あと、味噌汁が美味しかった。具は入っていなし、容器もイマイチなのだが、コクがあって、最近JALが必ずつけるようになった味噌汁より上だ。 |
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![]() おつまみにはじまってデザートを食べ終わるまで1時間30分。唯一見られた日本映画を見ながら、ゆっくりと食べることができてよかった。 食後はお休みタイム。前夜は準備のために徹夜に近かったこともあり、ゆっくり休んだ。 |
![]() 3、4時間眠ったあと、起きてきてビュッフェコーナーへ。定時の機内食以外に飲物や食べ物がほしい場合はビュッフェコーナーへ行って、持ってくる仕組みになっている。この点はほしいものをオーダーして運んでもらうJALとは大きく違っている。 下左 ビュッフェから運んだサンドイッチ。おにぎりもあったが、パスした。飲物はリンゴジュース。 下右 カップヌードル・ミニ。お湯は給湯器から自分で入れる。ただ、普通は客が給湯器がどれかまでは知らないだろうし、お湯の入れ方を案内しないのはいただけない。 |
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![]() 到着の2時間ほど前に2回目の機内食。 肉、魚から選ぶようになっていて、魚にしたのだが、シーフード・カネロンという料理であった。白身魚をほぐしたものに、貝やイカ、海草を混ぜて練り物にして、カマボコのようなものをつくり、それを一枚もののパスタで巻いたもので、それにチーズソースがかけてあった。初めて食べた料理だ。 ほかに、シーフードサラダとムースなど。到着も近いので、30分ほどで食べ終った。 |
![]() 2回目の機内食の仕組みはオーソドックスなスタイルで、JALのように好きなものを好きな時間にオーダーするというのとは違っている。 JALと比べると、機内食についてはエールフランス、接客サービスと座席・モニターなどはJALのほうが好みだ。総合的には、エールフランスも捨てがたいけど、どちらか一方選ぶとなるとJALかなって感じだ。 そしてパリ、シャルル・ド・ゴール空港に定時に到着。ここではじめて、A380 の全体を見ることができた。 |
パリからリスボン & ホテル到着 |
![]() 画像は、2EのMゲートから出発するシャトル。これでKゲートのある2Eゲートの本館に向かった。ここで、入国審査。自分の場合は、プライオリティゲートを使えたので余り並ばなくてすんだが、A380 は乗客が多いから、一機だけでも入国審査が混雑する上、同時間帯に到着した便が多く、入国審査場は長蛇の列だった。 |
![]() 画像で目立っているのは、22 MAY 2010のオーストラリアの入国印だが、その下に04 08 12と赤字で押されているのがわかるだろうか。押すときにまともに最初のデータページも見ていないような感じだったので、きっちり手続をしていなくて、あとでトラブルにならなければいいのだがと思っていた。パッとスタンプを押してポイと投げるような感じで返されたのだが、この有様だった。先のオーストラリアのスタンプをまともに見ていなかったのだろう。 実は、このオーストラリアのスタンプも困ったものだったのだ。順番につめて押してくれればいいものを、いきなり10ページ以上飛ばして押したのだ。それから2年、ようやくそのページまで到達したかと思えば、このさまだった。いやはやあきれる押し方だ。 |
![]() 2Eから2Aは歩いていけるが500mくらい歩かねばならない。で、2Aまで行ったのだが、どうも制限区域内にラウンジがあるようで、発見できなった。それで、2Aから2Eをへて2Dまで700mくらい歩いて移動。2Dの保安検査場に入った。 |
![]() 保安検査場を通過して、搭乗口に行ったが係員はまだ出てきておらず、サービスカウンターに行って、バーコードつきの搭乗券に代えてもらった。その後は、30分少々、搭乗口近くのベンチで腰掛けて待った。 |
![]() そして、バスを下車したあと、階段で2Gターミナルのひとつのゲートに接続されているブリッジで機内に入るという形で乗り込んだ。 下左 バスを下りて、階段でブリッジにあがるときに撮影したリスボン行きの搭乗機。 下右 リスボン行きの機内。 |
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![]() 機内アナウンスはフランス語、ポルトガル語、英語で行われ、いよいよポルトガルにやってきたんだという気分になった。 今回の旅行は、出発の2ヶ月ほど前に大雑把な計画だけたて、それにしたがってホテルは予約していた。でも、その後、旅行の計画をたてることもなく出発当日を迎えた。そして、毎日、翌日のコースを考えるというありさまだった。それで、この機内は、翌日の予定を考える時間となった。 |
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![]() リスボンは4年半ぶり。空港ターミナルに入ると、前回来たときのことを思い出した。前回は英国からブリテッシュ・エアウェイズでやってきたので、リスボンで入国審査があったが、今回はそれがないのでスムーズだ。でも、預け荷物がなかなかでてこない。プライオリティタグがつけられたいたが、効果はなかったようで、かなり待って荷物をピックアップ。 |
![]() ホテルは、「ホリディ・イン・エクスプレス」。 空港の近くにあるホテルでタクシーで5分ほどだった。 部屋に入ったのは22時30分。日本時間だと出発翌日の6時30分。24時間以上かけて、一泊目のホテルに到着してやれやれ。 このホテルはただ寝るだけのためのホテルで、チェックインのとき、に翌朝8時の空港行きのシャトル・バスを申しこんでおいた。このバス、無料だと思っていたら有料で5ユーロ必要だった。タクシーは深夜料金とチップとした端数を入れて8ユーロだったので、ちょっと高いなって感じた。ネットは1時間以内が無料で、あとは1時間ごとに1ユーロだった。結局、無料範囲内の利用で収まった。 |
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