3 日 目 パンダとお寺めぐり
前日と同じく7時にレストランへ。この日は麺にかえて粥をオーダー。 朝食後は一休みして8時30分に外出。まずはチェンマイ動物園に向かう。 鍵を渡すときに、従業員にトゥクトゥクの相場を聞いておいた。すぐ近くなら40バーツ、旧市街に入ると60バーツ、旧市街を抜けると80バーツ、空港は100バーツ、動物園は120バーツだという。でも、交渉次第だと もいわれた。 |
ホテルの前に停車しているトゥクトゥクに近ずくと、どこからともなくドライバーが現れ、チェンマーズーというと通じたようで、100バーツだという。これはしめたと思い、そのまま乗車。(画像は、動物園到着時に撮影)
トゥクトゥクは前向きに乗るタイプと向い合せに乗るタイプがあり、チェンマイは前者が主流。後者の大型タイプであるソンテウが幅をきかせているからかな。 |
前向きのトゥクトゥクは景色を見るのに都合がよい。向い合せのタイプのものやタクシーよりも景色が見やすい。 左は、城壁の東南の角、右は南門。ほかの角や門もよく観察することができた。 |
チェンマイ動物園に到着。 入場料だが、下が料金表。英語のほうは大人100バーツ、子供50バーツになっている。タイ語のほうは、大人が50バーツ、子供は135cm以下が10バーツ、一番下に書いてあるのは何かよくわからないけど30バーツになっている。言葉で分けることで、外国人料金にしているが、こういう場合タイ語のわかる外国人はどちらが適用されるのだろうか。 |
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チェンマイ動物園はとても広く、歩いて回るのは大変。それで、園内の周遊バスを利用するのがよいとのことだ。 始発が9時だというので少し待った。バスの料金は20バーツだが、画像のバスの後方にある案内所のようなところで払おうとしたら、中で払うよう言われた。 ところが、パンダの所で下車しようとしてもお金を受け取らず、オランウータンの所から出口まで乗った時も、途中で料金を請求されたが、行先が出口というといらないと言われた??? |
パンダ舎に到着。パンダ舎に入るには、別料金が必要で、これまた外国人100バーツ、タイ人50バーツ。
はじめてパンダを見た。
日本の上野動物園でもなく、中国の動物園でもなく、タイのチェンマイで見るとは思ってもみなかった。 |
5月に赤ちゃんができたということで、赤ちゃんパンダと雌パンダは別の部屋にいて映像で紹介されていた。 それで、雄パンダだけをじかに見ることができた。 上野のパンダは動かないらしいが、チェンマイのパンダはよく動いてくれた。楽しくて、半時間位見ていた。 |
赤ちゃんパンダの説明より。パンダの赤ちゃんはこんなのだったのかぁ。
パンダ舎のショップは、パンダ、パンダ、パンダ、、、 |
ホワイトタイガー。このあとかなり歩いて、オランウータンのところへ行った。 バスに乗るつもりだったのだが、なかなかバスがこないので、歩いているうちにバスの通らない通路を歩いてしまったのだ。
オランウータン。 ここからはバスで出口に向かった。出口を出たのが11時ごろ。動物園には2時間くらいいたことになる。途中で歩かされたので、予想以上に滞在した。 |
ソンテウでワット・スアン・ドークに向かった。 ソンテウは、後ろが開いているので、後ろの眺めは良い。ただし、居眠りすると危ない。
ソンテウは、ミニバスとして使われる場合と、タクシーとして使われる場合がある。チェンマイの場合は、タクシーが少ないということもあり、タクシーとして使われる割合が高いようだ。 |
ワット・スアン・ドーク。 林立する白い仏塔は王族の遺骨を納めたもので、これが美しい。
本堂はほかのチェンマイの寺と比べてもひときわ大きい。 |
続いて、ソンテウでワット・チェット・ヨートに、向かった。
ワット・チェット・ヨートは参拝者も少なく、静かな寺だった。 |
上は、中心にあるチェディ。この回りに6つの小さなチェディがたっている。チェット・ヨートとは、7つの塔を意味する。 左は、赤く塗られた本堂だが、修復中だった。 ここを見たあと、ワット・クー・タオに向かうのだが、ここで困った。動物園とワット・スアン・ドークでは、客待ちのソンテウが門のところに陣取っていて、いつでも客をのせることができるようにスタンバイしていた。ワット・チェット・ヨートも同じだろうと思っていたが、間違いだった。門のところではソンテウを捕まえられす、スーパーハイウェイに出て、ソンテウを探した。ところが、なかなかやってこないのだ。たまにやってきたのに尋ねても、ワット・クー・タオには行ってくれない。 |
右は、スーパーハイウェイ。この道を1kmほど歩くことになった。とても歩くような道ではない。だが、やむを得ず歩くことにした。暑い上に歩道もない準高速道路なので、歩きたくはなかったのだが。 数百m歩くと国立博物館があり、敷地内にソンテウがいた可能性もあったが、反対側を歩いていて、横断できるような道路ではなかった。それで、歩き続けた。 |
スーパーハイウェイを右折し、一般道路を通るところまでやってきた。ここでソンテウをひろうはずだったのだが、またしても捕まえることができなかった。 結局、さらに一般道路を1.5km歩くことになった。危険度は低いが、暑い中を歩くのは大変だった。 途中、セブンイレブンでミネラルウォータを買ったのだが、その冷たい水の美味しかったこと。 |
30分ばかり忘られない歩きをしたが、何とか無事に目的地のワット・クー・タオに到着。 丸いダンゴを串刺ししたような仏塔が特徴。
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また1.5km歩いてワット・チェン・マンへ。 ここには水晶の仏像があるとのことだが、よくわからなかった。このほかに、象の像がたくさん囲んでいるチェディもあった。
この寺ではトゥクトゥクが待機していて、捕まえて、お目当てのレストランに向かった。すでに13時30分をまわり、腹ぺこ状態。 |
レストランは、アンティーク・ハウス。 どうして、アンティークなのかというと、古い道具がそこかしこに置かれているからだ。
自分が利用したテーブルもミシン台を使っていた。 |
この店の従業員は全員、黄色の服を着ていた。反タクシン派なのだろうか。 飲み物は、タイガービールを注文。 |
タイ北部の料理をセットしたカントークセットを試してみた。
元々、カントークディナーとは、特別な行事のときに、数人が丸テーブルを取り囲んで、郷土料理を食べるタイ北部に独特の食事だ。今は、観光客相手にショーと組み合わせて食べさせるところがある。 試してみたいと思うものの観光客向けのところにわざわざ行ってまでと思っていた。それで、このレストランで1人用のカントークセットを何種類か出していたのを見つけて挑戦したのだ。 |
左 豚の皮と野菜のダンゴを揚げたもの 右 チェンマイソーセージ
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左 野菜のグリーンカレー
右 豚肉のミンチを辛くあえたもの(ラープ) |
これは、青唐辛子その他を混ぜた調味料で、ダンゴとソーセージはこれをつけていただく。
ほかに白ごはんがついていた。 |
レストランからホテルへは歩いて数分。ホテルに戻ると、15時30分近かった。 部屋に戻る前に、ウェルカムドリンクを飲みにラウンジへ。何にしようかとメニューを見ていたら、オレンジジュースが運ばれた。このホテルでは、ウェルカムドリンクの種類は決まっていたのだ。 すぐに飲み終えて、部屋へ。18時までレイトチェックアウトで滞在できるので、ゆっくりする。シャワーを浴びたり、横になったりして過ごした。荷物の整理は朝のうちにほぼしてある。 18時前にチェックアウト。すぐにホテルの車で空港に向かった。 |
チェンマイ発はもともと21時発のを予約していたが、18時すぎに空港へ行き19時15分発に変更してもらった。本来、変更不可の航空券だすが、言ってみるものだと思った。
バンコク乗継のタイ航空国際線に搭乗する客はチェンマイで出国手続をする。 バンコク行きは国内線客と国際線客が混じっている。
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国際線待合室からの動線と国内線待合室からの動線がブリッジで一緒になるようにしてあり、なるほどなと思った。なお、チェンマイ到着時は、ブリッジで国際線と国内線にわかれた。初めての人にはわかりにくい。 ちょっとした失敗をした。国際線用のラウンジは出国手続の前に、一般のカフェを利用する仕組みだったのだ。それで、利用券もチェックインのときにもらっていたのだが、使わずじまいだった。
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チェンマイ発の便は何とB747-400で2階席も使っていた。この区間にジャンボが飛んでいたとは意外だ。 もちろん飲み物と茶菓が配られた。 バンコク到着後は、乗継ポイントのところで、パスポートと搭乗券を見せるだけでOKだ。すでに出国しているのだから。 |
チェンマイから乗った便は、バンコクから国際線になるのだろうと思っていたら、案の定、国際線ゲートのD2に着き、バスで国内線エリアへ。D2はどこ行きかと見るとフランクフルト行きだった。 そして、ラウンジへ。TGロイヤルオーキッドラウンジと、その向かいにTGロイヤルシルクラウンジがあり、どう違うかなと両方に入ってみた。 食べ物はまったく同じだが、ロイヤルシルクラウンジのほうが広々としているのがいい。 |
やがて関空行きの搭乗時刻。23時59分発。 水平飛行に移り、すぐに飲み物と茶菓が配られたが、そのときは居眠りをしてたので飛ばされた。まぁ、ラウンジで食べてきているのでいい。 しばらく睡眠して、到着1時間ほど前に機内食。和食を選んだ。 関空には少し遅れて到着。ともあれ無事に旅行終了。次にタイに行くときはどこにしようかな。 |
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