2 日 目  アムパワー水上マーケットへ

 

 朝食は6時からとれる。ロビーに 地元の旅行社が入っていてツアーデスクを置いていたが、6時30分出発というのがかなりあった。それに合わせるためだろう。

 とはいっても、6時はまだ真っ暗で朝食をとる気分にはなれない。起きてはいたが、荷物を整理したり、ネットをしたりして、部屋で待機。

 明るくなった7時すぎに朝食をとった。日本人客も多いのだろうが、細巻きやみそ汁もあった。全体としてまずまずの朝食であった。

 8時30分にホテルを出た。スクンビット通りに出て、さらに200mほど歩いてBTSのアソークへ。アソークは地下鉄も通っていて、交通の要地になっている。

 BTSに比べて地下鉄は裏通りを通っているって感じで、いつも乗る機会があまりない。今回も乗らないだろう(実際乗らなかった)。

 駅前にはロビンソンデパートがある。タイでは一番よく見かける地元デパートで、ここはスクンビット店。

 スカイ・スマートパスを購入。BTS用のIC乗車券だが、今回はあまり使わなさそうだが買っておくことにした。300バーツ分買ったが、デポジット30バーツとカード代30バーツが別にかかる。

 地下鉄とは共通じゃないし、バスは車掌に現金を払う方式なので、今のところ、使えるのはBTSだけで、パスを使っても割引はない。

 5年間の期限付きというので、追加をするときは無駄にならないように気をつけようと思う。

 BTSの先頭には10th anniversaryと書いて(貼って)ある。もう10年になるのか。早いものだが、その割に、最近延長されたウォンウェイヤイ乗り入れをのぞくと、路線は増えていない。

 

 

 

 

 

 戦勝記念塔で下車。ここからは、バンでメークロンに向かう。

 

 

 

 

 

 乗場を尋ねる際は「メークロン」では通じず、「メコン」というのがコツ。教えてもらって行くと、乗場には英語の表示もあってすぐにわかる。

 メークロンは2回目。前回は列車で訪問した。途中で渡し船を利用する手間があったりして、3時間ほどかかった。今回はわずか1時間。

 前回訪問したときの記録はこちら

 

 

 

 

 バンは市場のそばで下車する。市場の見学は後回しにして、ずぐに駅へと向かった。 そう、列車がくるときに片づける市場をみるためだ。

 傘がほしいなという雨の中、軒伝いに駅へ。

 11時10分に列車がメークロンに到着することはわかっていたので、駅に急いだ。ぎりぎり間に合ったのだが、なぜか列車はやってこない。

 自分がたっているのは駅の入口。ここから、線路上の市場が、列車が近づくとどうなるか定点観測してみる。

 

 

 

 11時30分を少し過ぎてようやく列車が近づいてくる警告音が鳴った。

 それを聞いて、市場を片づけ始めるようだ。

 遮断機が下りてきた。この遮断機、日本の遮断機と違って、鉄製で太く固い。

 

 

 

 

 

 

 遮断機が下りてからも、片付けが続く。早くしないと列車がくるよ。

 いよいよ、列車が近づいてきた。線路の上もすっかり片づいている。

 

 

 

 

 

 

 列車が通過。

 通過後、まだ遮断機が下りているけど、市場がもとの状態にもどされる。

 

 

 

 

 

 

 遮断機が上がったころには元の状態に。

 撮影をしていた自分の背後の側が右の画像。ガレージ状の屋根のある駅だ。

 このあと、アムパワー行きのソンテウの乗場に向かった。この日のメインであるアムパワーに行くためだ。

 ソンテウでアムパワーへ。青と赤のソンテウが止まっていて、客の多かった赤のソンテウかなと思ったが、ドライバーに聞くと隣の青いのに乗れとのこと。

 10分強でアムパワー到着。距離は5kmくらいか。

 他の多くの客が下車しようとしたので、ここだと思い下車。橋がかかっていたので、間違っていないとわかった。

 画像は、ソンテウを下車したところ。

 ソンテウを下りて100mほどで河畔の市場に到着。川の両側に店が並んでいる。川には小舟が浮かび、舟でも食べ物を売っている。

 下左 川の両側を結ぶ橋の上から見た河畔。

 下右 食べ物を売る小舟。

 右 河畔の遊歩道のにぎわい。

 下左 小舟の上で炭火で焼いているホイシェル(ホタテのような二枚貝)を買った。焼いてあるものをもう一度温めるようだ。

 下右 でも実際にはあまり温かくはなっていなかった。6枚で30バーツ。

 上左 イカとエビを焼いていた舟があり、今度はエビを買ってみた。画像の右下の男が棒を持っているが、棒の先に品物を渡したり、お金を受けとったりする皿がついている。

 上右 8尾で100バーツ。他の舟ではもっと大きなエビが5尾で100バーツというところもあった。タレの袋がついていたが、袋に小さな穴をあけて、タレをエビに少しづつつけていただいた。

 左 果物を乗せて移動中の小舟。

 上左 舟でつくった料理を運搬中。

 上右 今度はイカを注文。100バーツ。これもさほど温かくはなかった。

 右 にぎやかなエリアから少し外れたところの 遊歩道。扉に統一性があったりした。この付近までやってくると、歩いている観光客も少なくなる。

 下左 集落の北の端近く。

 下右 北の端に近い橋。川の両側を結ぶ。

 上左 バナナを煮込んでいる。

 上右 煮込んだバナナ。20バーツ。

 左 観光船に行きかう。

 アムパワーの水上マーケットは3時間ほど行ったり来たりして楽しんだ。以前、ダヌムン・サドアックの水上市場に行ったけれども、昼ごろには閑散としていた。ここは昼ごろでもにぎやかだ。また行くとすれば、アムパワーで決まりだ。
 

 上左、上右 ソンテウでメークロンに戻り、市場をうろうろ。

 右 メークロン発15時30分の列車を見送り。

 このあとバンコクに戻るのだが、この踏切の近くにバンが止まっていたので、バンコク?と聞いて、乗れというので乗ることにした。ところが行きは70バーツだったのに、ここでは50バーツだった。ここでおかしいと気づくべきだった。これば失敗のはじまり。

 40分ほど乗車して、バンコクが近付いてきたなと思ったころ、突然、どこだかわからないところで下車させられた。一体、ここはどこだ?

 戦勝記念塔を通る17番のバスが来たので乗車。8バーツ。

 ところがこのバスも20分ほど乗車したところで運転打ち切り。全員下車させられた。ここはどこだろう。チャオプラヤ川の西ということだけはわかっているのだが、、

 次のバスを待ったが、17番がなかなかやってこないので、次のバス停まで歩いたりもした。

 結局、タクシーに乗車することにした。高速を通って、シーロムまで行ってもらった。101バーツと高速料金25バーツ。

 行きは70バーツで1時間。帰りはしめて184バーツで2時間少し。ま、無事帰れたことを喜ぶべきか。

 1時間ほどあてもなく、シーロムのショッピングセンターの中をうろうろしたした。

 19時ごろになり、食事も考えたが、食欲があまりない上、これから空港へ行くことを考えればあまり落ち着いてもいらないと思い、夕食は空港のラウンジでとることにした。

 それでも、デザートだけはってことで、マンゴータンゴへ行って、「マンゴータンゴ」をいただいておいた。100バーツ。

 ホテルに戻り、預けていた荷物を受け取り、ロビーで荷物を整理した。そして、スクンビット通りからタクシーでスワンナブーム空港へ。201バーツと高速料金25バーツ。

  バンコクからの帰国便は福岡行きのJL5038。ただしこれはタイ航空とのコードシェアで、実質はTG648。

  今回のチケットは、購入時点で最安(JAL利用は前提で)だったWEB悟空14。(本来の最安はWEB悟空週末ステイ3) このチケットの場合、有効期間は2日以上4週間以内だ(つまり2日〜28日FIX)。 自分の計画した旅程は、金曜だけホテル泊で土曜の深夜便で帰国。でも、これでは、23時59分より前に出発する深夜便なら滞在が1日になってしまい、有効期間2日以上(ミニマムステイ2日)という条件にあわない。
  JALのバンコク発日本行きの深夜便はすべて23時台。これではミニマムステイ2日の条件にあわない。そんな中、福岡行きのJL5038(実質はTG648)は1:00発なので、わずか1時間だけ2日目の滞在が生じるため、ミニマムステイ2日の条件を満たせて、WEB悟空14が利用できる。

 なお、最安のWEB悟空週末ステイ3が利用できた場合(これは土曜日に滞在するという条件でミニマムステイが1日)、土曜日に滞在するという条件を満たすために、福岡行きJL5038での帰国となった。

 
 さて、チェックインはタイ航空のカウンターで行う。JALの上級会員カードを持っていても、タイ航空のビジネスクラスのカウンターで手続きはできない。日本向けの便のエコノーミークラス千専用のカウンターはかなりの行列ができていた。

 幸いなことに、自分の場合は、スターアライアンスゴールドのついているANAの上級会員カードを持っているので、それを見せることでビジネスクラスのカウンターを使うことができた。

 保安検査、出国手続のあとは、再びANAの上級会員カードを見せて、タイ航空のロイヤルオーキッドラウンジで搭乗まで休憩。

 上の画像のように、夕食をパスした分、ラウンジで結構いろいろいただいた。それに、今回はレストランでは飲まなかった、ビールもいただいた。最後にタイのカップ麺で締め。

 スワンナブーム空港は、国際線では各ブロック(今回の場合だとE)や各ゲートで保安検査をしていたが、今回、出国手続の前にまとめて行う方式に変わっていた。それで、Eブロックの入り口の保安検査施設は撤去されていた。

 E1ゲートでしばらく待ったのち、再びANAの上級会員カードを見せて優先搭乗した。

 水平飛行に移ってすぐに、飲物と菓子(スポンジケーキ)が配られた。 久々に個人用モニターのない座席でちょっと残念。それで、することもないので、そのあとは、ひたすら眠った。

 起きたときには、すでに那覇も過ぎたあたり。朝食の機内食が配られはじめた。JALの場合は、東南アジアから帰国の深夜便の場合、エコノミークラスの機内食は搭乗直後にボックスミールが配られるだけになったようだが、タイ航空の場合は、しっかり従来型の機内食が配られる。

 定刻より早く福岡着。福岡では少し時間があったので博多駅まで往復した。でも、何かするというわけでもなく、空港に戻り、伊丹行きの国内線に搭乗。伊丹で旅を終えた。

 

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