1 日 目 ピ マ ー イ
ナコーン・ラチャシーマ(コラート)への道
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21時30分に羽田着。JAL同士の乗継では制限区域内を移動するバスを使えるので乗場に向かう。この日は乗継客が多く、いかろうじて座れたが、立客が出た。22時に国際線ターミナル着で、すぐに保安検査、出国手続。 |
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![]() 食事のあとはシャワーへ。満員だったようで15分くらい待った。深夜便に搭乗する前にシャワーに入っておけるのはとても気持ちいい。時間の関係でシャワーを利用できないことも多いのだが、この日は1時すぎに出発する、羽田発のJAL深夜便のしんがりであるJL33バンコク行きなので十分に時間がある。 このシャワーのあと、靴をカバンに入れて、サンダルを出してタイスタイルになった。 |
![]() 以後は眠りに入ったり、起きたりの連続。結局、搭乗中、珍しくモニターをまったく使わなかった。 |
![]() 現地時刻5時15分に到着。スワンナブーム空港で入ったスポットは少し歩く距離が短くてすむ位置だった。また、入国審査場に大きな変化があった。これまで各ブースごとに並んでいたが、一列で並び、ブースの手前で係員がどのブースに行くかを指示するスタイル。このこともあって、10分ほどで入国審査場を通過できた。 |
![]() 前回、自動券売機ですぐに切符が買えるように営業が始まればすぐに券売機に急ぐのがよいことがわかっていたので、急いで券売機に行く。切符と言っても、トークンが出てくるだけだ。始発に乗る客は空港からはそう多くなったが、次の駅でたくさん乗ってきて、立客も出た。 |
![]() BTSで終点のモーチット。6時50分ごろ着。ここから北バスターミナル(モーチット・マイ)に向かう。駅からは結構離れていて、歩くにはちょっと遠すぎる。しかし、北バスターミナルは初めての利用なので、距離感をつかみたかったのと、タクシーに乗っても歩いても乗車するのは7時30分ごろのバスだろうと思い、歩いてみることにした。 |
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![]() 上右 25分ほど歩いてきたバスターミナルへ。今までに利用したことがある南バスターミナル(サイターイ・マイ)よりも大きく、タイ最大のバスターミナル。 左 いったん3階まで上がって切符を買う。ほとんどタイ文字ばかりのブースがずらりと並び、うまく買えるか心配になった。しばらく歩き、Nakhon Ratchasimaと英語表示のブースを見つけて無事に切符を買えた。250kmで220バーツ(約640円)は安い。 |
![]() 買った切符を見ると発車時刻は7時25分とある。すでに7時15分だ。初めて利用する巨大ターミナルで無事にバスに乗れるかまたまた不安になった。 手洗いに立ち寄って、バスの並ぶ中へ。指定されたホームは延々と歩かされた端のほうにあって、乗車できたのは7時25分ジャスト。ところが発車したのは5分後。 |
![]() 発車後、車掌が切符を切り、半券を渡していった。そのあと、水と菓子が配られた。 1時間近くはバンコク都市圏をゆっくり走り、その後の車窓は単調な農村風景が延々と続いた。途中、3,4箇所で客を乗せていき、最終的には各シートに1人づつくらいの乗車率になった。 |
![]() やむを得ず、自分もリクライニングを最大限にして事なきを得た。日本では後ろの人のことを考えると、リクライニングを最大限にすることなどほとんどないのだが。 |
![]() 切符を買うときと、車内で切符を切りに車掌が回ってきたときにどちらのターミナルに着くのか英語で尋ねたのだが、どちらも英語が通じずわからずじまい。タイでは若い人やホテルなど観光客相手の仕事をしている「人は別だが、年配の人には英語が通じにくい傾向がある。 結局、コラート市内に入ってから、ガイドブックの地図と風景を照らしあわて、第2ターミナルに入ったことを確認した。確かにタイでは大きめのターミナルだ。 到着は11時。ちょうど2時間30分かかったことになる。 |
ピマーイ遺跡 |
![]() この日、予約をしているホテルは第1バスターミナルから歩いて10分ほどのところにとっておいた。一方、第2バスターミナルからは20分ほどかかりそうだ。また、ピマーイに向かうバスは第2から出ている。 それで、第1に着いた場合は、まずホテルに行って荷物を預けて、タクシーで第2へ向かうつもりだったが、第2に着いた場合は、荷物を持ったままピマーイに行くつもりだった。 |
![]() 昼食はピマーイに到着後にとるつもりだった。しかし、第2ターミナルを出て最初の停留所は市場の前で、そこで5分ほど停車し、売り子が何人か乗車してきた。そして車内販売が行われた。 |
![]() 下左 袋の中には、キュウリのぶつ切りと、唐辛子が少々入っていた。キュウリもこうして食べるとなかなかうまいし、唐辛子もかじった。 下右 揚げパンのようなものも買った。1個10バーツ。 結局、バス車内で昼食を済ませることができた。揚げパンはもう1個買っておけばよかった。 |
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![]() 30分ほどかけて、博物館を見学。イサーンの南部には多くのアンコール遺跡があることを知り、出土品を見た。写真撮影禁止であったので、内部画像はなし。 |
![]() ここにはベンガル菩提樹の大木がある。この木は枝から気根が地面に向かい、それが新たな幹となり巨大な木になったものである。この木の下は薄暗い。それが最初の幹か探してみたがよくわからなかった。 |
![]() 遺跡の周辺は遺跡公園としてきれいに整備されている。周囲には壁があり、遺跡公園の中に入ると、その中の建造物はアンコールワットに似ている。 |
![]() ところで、ピマーイはアンコール王朝時代、副首都的なところであり、現在の遺跡公園よりも寺院の境内は大きかったらしい。博物館の前にあった池もバライであったのではないかと言われる。 ピマーイ遺跡は、タイ国内のクメール遺跡としては、パノム・ルン遺跡、カオプラヴィハーン遺跡と並び、特に有名なところだ。パノム・ルンは翌日に行った。カオプラヴィハーンは、紛争地域にあり、長らく立ち入ることができなかったのが、ようやく観光できるようになったのも束の間、現在は、カンボジアとの領土紛争のため再び立ち入ることができなくなっている。 |
実はアンコールワットよりも前に建造されて、アンコールワットのモデルになったのではないかとも言われている。 |
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左 中央祠堂。これは裏側から撮影したもので、横幅はあまりないが、奥行は少し長くて、表の入口まで十数mある。 上 ヴィシュヌ神らしい彫刻。 下左 祠堂のあちこちに彫刻がある。これは何だろう。修復された跡もよくわかる。 |
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コラート第一夜
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![]() 遺跡の正面にある道を5分ほど歩くとコラート行きバスの乗場があった。乗場のそばにあったコンビニに入って飲物を買っていたら、バスがやってきた。あわててバスに乗ったので、バスの写真を撮り損ねた。15時45分にバスに乗車。 |
![]() 下車後、ホテルに向かったが、途中で第1バスターミナルの前を通った。ちょうどバンコク行きのバスが出発していくところだった。バンコクに戻るときには第1から出発するバスに乗車することにしよう。
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![]() 1826年にラオス軍が侵入してきて、コラートの副領主の妻であったタオ・スラナーリーは敵地に潜入し、敵兵に酒を飲ませて酔わせた。その上でタイ軍が攻め勝利したという。 像の後ろには旧市街地に入る西の門、チュンポン門がある。旧市街の東西南北に門があるが、古くからの門はここだけ。あとは、新しく作ったもの。 |
![]() まず規模が小さい。この先、200mほどのところでバザールはあっけなく終わっていた。そして、店のほとんどは衣料品を扱う店で食べ物の店はわずかだった。だから、ここで夕食をというつもりだったので期待はずれだった。 実は、ホテルに戻ってからネットで調べて、こことは別のネートバザールがあって、ここより規模が大きく、食べ物中心だという。翌日の夜はそちらに行った。 |
![]() 下左 チャンビールを飲みながら料理を考えた。 下右 エビの天ぷら。英語のメニューにTempuraとあったので注文したら、出てきたのがこれ。 |
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![]() このあとホテルに戻って1日が終了。 |