0 日 目 バ ン コ ク ま で
リニューアルされた関空サクララウンジ |
6年ぶりだという9月の5連休を利用してのタイ旅行。連休初日はあいにく用事があり、それをこなしてから、関西空港発のJAL深夜便でバンコクに向う。 カウンターで航空券とともにファストレーンの利用券をいただく。今回はJALなので南側のレーンから入場。この日は夜だというのに結構、保安検査場が混んでいてファストレーンが利用できて助かった。関空発の深夜便も以前より便数が増え、5連休のはじめなので客が多いのだろうが、夜にこんなに客が多いのははじめての経験だ。 出国審査場も長蛇の列で10分くらいかかりそうだったので、関空ではめったに利用しない自動化ゲートを利用した。自分は指紋の読み取りがいつもうまくいかず、何度か繰り返させられるのだが、今回も3,4回やり直してやっとOK。でも利用者は自分以外には誰もおらず、列に並ぶよりはずっと早い。 |
制限区域に入って、まずは改装されたばかりのJALサクララウンジに向った。7月に正式オープン以前のフライングオープンで、利用開始の翌日にも利用しているのだが、その日はまだ料理などは完全にリニューアルされていなかった。 前回利用時にも見ているのだが、以前は窓向けにたくさん並んでいた椅子が撤去され、かわりにダイニングスペースになっている。関空発の深夜便では、シンガポール航空やエミレーツ航空がサクララウンジを指定しているのでかなり混雑している。 以前、シンガポール航空の深夜便を利用したときもサクララウンジに入室したのだが、スターアライアンスなので違和感があったが、今回も感じた。関空は、ラウンジやカウンター業務の提携がアライアンス通りでないケースが結構多い。 |
JALのHPでは、改装後は2種類のカレーを提供すると書かれていたのだが、前回利用時にはまだ以前と同じカレーが出ていただけだった。それで、今回は2種類のカレーってどんなのだろうって期待して入室したのだった。 驚くなかれ、何と、グリーンカレーだった。かなり、辛いタイ風のカレーだった。売り切れ寸前だったようで、底のほうのチキンがゴロゴロしている部分をいただいた。辛くて自分好みだ。ただ、2種類のはずだったのが、グリーンカレーだけで、もう1つのカレーを入れるらしき容器は牛丼だったのが残念だった。 |
次に、牛丼もいただいた。カレーのかわりなのだろうか。とはいえ、外食店の牛丼とくらべて違いはない美味しさだ。 以前とはメニューが一新されているのだが、以前の人気メニューだった、犬鳴豚のメンチカツサンドは、サイズが小ぶりになり、1個1個に犬鳴豚という案内書きの紙がつかなくなったのだが、健在だった。 飲物は、CAVAをいただいたのだが、これも以前と同じで、シャンパンの代用でCAVAが提供されている。 |
もうこれでいいやと思っていたら、何と、入室したときには売り切れであったタコ八の明石焼が補充されていた。これも以前からの人気メニューだ。タコやホタテのおつまみも補充されていたので、食べ過ぎとは思いつついただいた。 さらに、グリーンカレーの代わりに、従来から提供されていたのと同じカレーが出ていた。成田や羽田のカレーとはまた違うカレーなのだが、味は知っているし、満腹でもあり、食べるのはやめにしておいた。2種類のカレーといっても、常時2種類を提供しているのじゃなく、交互に出すっていうやり方なのかな。それはそれでよいと思う。 今回のサクララウンジのリニューアル、椅子や内装だけでなく、料理の質がかなり改善されとてもよかった。成田や羽田にはまだまだ及ばないが、リニューアル前に比べると格段によくなり、成田や羽田との差が小さくなった。関空からの旅立ちの多い自分にとってはうれしい限りだ。 |
初利用JALのKIX発深夜便 |
上左 バンコク行きJL727に搭乗。関空発バンコク行きは以前は夕方発現地には夜着だったのだが、半年ほど前から深夜発早朝着に変わった。これによって、格段に使いやすくなった。 また、バンコクへのルートとしては、3,4年前まではタイ航空の関空発深夜便がメインだったが、最近は羽田発JAL深夜便が多くなっていた。今後はこのJAL深夜便がバンコク行きのメインになるだろう。 上右 搭乗機。B787。運航開始のころ、さんざん原因不明の異常が相次いでいたが、最近は落ち着いている。静かで乗り心地がよいこの機種は気に入っている。 左 ビジネスクラスの座席はシェルフラットネオ。SSシリーズには及ばないが、シェルフラットよりは少し幅が広く、倒れる角度も大きい。ほんのわずかの差だが、快適度が増している。 |
水平飛行に入ると、飲物サービス。シャンパンをいただいた。このとき、羽田発バンコク行き深夜便なら、少量の料理がおつまみとして出るのだが、関空発では袋入りの乾ものだけだ。30分ほど所要時間が短いので、やむを得ない。 このあと2時間少々、熟睡することができた。 下左 到着1時間30分ほど前に朝食。先にリンゴジュースが出される。 下右 まもなくベトナムにさしかかるころだ。 |
和食を選んだ。朝食らしいメニューだが、フルーツが多めなのが特徴。日本時間ではまだ5時にもなっていない時間であるので、食はさほどすすまない。半分近くを残した。 下左 コーヒー。JAL機内のコーヒーはなかなかいい。国内線でもだ。 下右 スワンナブーム空港のプレミアムレーンのチケットが配られた。このチケットにはいつも助けられている。 |