1 日 目  バ ン コ ク へ

 

バンコクへ
上左  関西空港からバンコクへ。エコノミークラスのチケットを買っていたのだが、JALホームページで座席指定していたはずなのだが、指定が消えていた。これは何かいいことがあるに違ないと思ってカウンターへ。

 案の定、ビジネスクラスへのラッキーアップグレードであった。このところ、ラッキーアップグレードがよくありうれしいことだ。

 上右  すでに搭乗機がブリッジにつながれていた。

 左 サクララウンジで夜食をとる。カレーと牛丼があったのだが、あわせてカレー牛丼にしていただいた。
  上左  出発の前日は、旅の準備でほとんど眠らなかったこともあり、ビジネスクラスの座席でしっかり眠ることができたのはうれしかった。

 シェルフラットの座席だ。ジュースをいただいたあと、すぐに眠りについた。モニターもヘッドホンも使わなかった。

 上右  眠りからさめたのはベトナムにさしかかる前。自分の周りはすでに食事中であった。

 左  出発直後に和食を頼んでおいた。日本時間では5時前、タイ時間では3時前のとんでもない時間なのだが、よく眠れたこともあり美味しくいただけた。
 
 
  上左  コーヒーをいただいてしばらくすると、まもなくシートベルト着用。4時半ごろの到着であった。

 上右  一般の入国審査場はガラガラであったので、プレミアムレーンのチケットは使わず温存し、一般の入国審査場を利用したが、2、3人待っただけで、すぐに入国できた。

 制限区域外に出てすぐに、まずSIMカードを購入。DTACで購入した。

 左  エアポートリンクの駅では、始発までしばらく待った。6時前の始発に乗車。駅の構内には、前国王を追悼する場が設けられていた。
 
  上左  エアポートリンクでパヤタイへ。乗車した電車は、もとはエクスプレスラインで使われていた電車で、エクスプレスラインが廃止され、シティライン用に改装された電車だ。車両の両端にだけ出入口があることから、そのことがわかる。

 上右  パヤタイからアソークへBTSで移動。早朝にもかかわらず、BTSは混雑している。

 左  アソークの駅構内にも前国王を追悼する場が設けられていた。

 下左  アソークでは、定宿のジャスミンシティホテルへ荷物を預けに行った。荷物を預けて、身軽になって街歩きスタート。
 上右  荷物を預けて身軽になって、まず向ったのは、アソーク駅の北のほうにある行きつけのフードコート。何を食べようかな。結局、入口で売っているカオトム(粥)を食べていくことにした。

 左  鶏肉を入れたカオトムガイ。40バーツ。

 下右  フードコート内。テーブルの周囲にぶっかけ飯屋や麺類の屋台、カオマンガイ屋などが並んでいる。
 上右  BTSでオンヌットへ。駅に直結してテスコロータスがある。ビッグCと並ぶ有名スーパーだ。オンヌット店は、駅から歩く距離が短く、とても便利だ。少しのぞいていくことにした。

 入店すると、フードコートやお菓子コーナーがあったが、先ほど朝食を食べたばかりということもあったが、特に食べたいと思うものはなかった。

 左  米のコーナー。タイでもビニール袋に入れて売られるようだ。5kg入りの米が80〜200バーツ。

 下左  焼魚をパックして売っていた。この魚は79バーツ。パック詰め食品を買って、ホテルで食べるのもしてみたい。

 下右  スイカを切って数個包んだものが35バーツ。

   タイのスーパーの中を見ることができてよかった。タイであることを考えれば、格別安いというわけではないし、土産物になるものもなく、何も買わなかったが、今後利用してみたいとは思ったので、見学してよかった。
 
タマサート大学訪問
 
 上左  BTSでオンヌットからサヤーム乗換でサパーンタクシンへ。そしてチャオプラヤエクスプレスボートに乗船。サパーンタクシンから乗船の場合は、いつごろからか乗船前に乗船券を買う仕組みになっている。オレンジ色の旗のボートに乗るのだが、15バーツだ。

 上右  ボートの中。始発のサパーンタクシンからだと着席できることが多く、この日も着席。

 左  普段とルートが異なってた。ワット・アルンにボートが着いてびっくりした。本来は、対岸のター・ティアンに着き、ワット・アルンに行く場合は、チャオプラヤ川を渡るボートに乗り換える必要があるのだが。また。ワット・アルンは工事中であることもわかった。工事がすめば、久しぶりに訪問してみようかな。
 
   続いて停船するター・チャーンで下船。ワット・プラケオ、王宮の最寄りの船着場だ。下船すると市場のような中を歩き、外に出た。まもなく、前国王の弔問客のルートが示されていた。その付近では黒服のタイ人弔問客が多く、弔問客を同じ方向に誘導するために、ボートをター・ティアンに止めなかったと理解できた。

 下左  今回、向ったのは、ワット・プラケオとは逆方向のタマサート大学だ。前年に訪問したチュラロンコン大学と人気を二分する大学だ。繁華街を歩くと入口があった。

 下右  構内は広いことは広いが、大学とすればあまり広くないと思った。チュラロンコン大学が非常に広かったのと対照的だ。建物が密集していて、車も多く駐車しているあたりも、広くないと感じさせているのかもしれない。ただ、タマサート大学は郊外にもキャンパスがあるらしく、そちらは広い敷地だろうと思う。 
 
 
 タマサート大学の本部らしき建物。尖った屋根が印象的だ。屋根のてっぺんから建物の前の広場にロープがつなげられていて、何をするためのものか気になった。

 広場には銅像があったが、創始者の銅像のようだ。碑文にはタイ語のほかに中国語があり、中国語での大学名は法政大学であった。法律・政治学の大学ということで、法政大学なのだろうが、日本に同名の大学があり、興味深かかった。

 下左  構内はチャオプラヤ川にも面する。川を見ながら休憩できるようになっていた。

 下右  お目当ての食堂へ。チュラロンコン大学では学部ごとに食堂があったが、タマサート大学では食堂棟があって、大食堂をおいていた。そして、結構な数の食べ物屋が営業していた。チュラロンコン大学に比べて制服の着用率が低い。一般人が食べに来ている分も多いだろうが、制服についてやかましく言われないからだろうか。
 
 
 ひとつの店を利用。この店の場合は、写真付きメニューに番号が書いてあって、その番号を用意されている紙に書いて渡すしくみだった。そのため簡単に注文できた。

 ただし、注文したガバオライス(バジルご飯)は、定番であるチキンのほか、フィッシュ、ビーフ、ポークとあり、番号のほかに具を書かねばならなかった。メニューには英語が併記されているので助かった。
 
 チキンのガバオライス(バジルご飯)。よくあるガバオライスに比べてみて、辛くない。具が多く入っている。30バーツでかなり安いのだが、ご飯が普通の食堂よりは少な目の盛り方だ。
 
 全然、足らないので、別の店を利用する。こちらは麺類の店なのだが、注文は口頭でしなけらばならず、少しハードルが高い。
 
 バミー・ギヤオ(ワンタンメン)を注文。一見、チャーシュー麺のように見えるが、チャーシューの下にワンタンが入っていた。30バーツ。これも量的には少なく、先ほど食べたバジルご飯と合わせて1食分って感じだ。

 下左  ジュースの店で飲みものを飲んでいくことにした。

 下右  ミックスジュース。35バーツ。

 楽しかった大学食堂での昼食であった。
 
ノンタブリーへ ボートで行ってMRT新線で帰る
 
 上左  チャオプラヤエクスプレスボートの終点はノンタブリー。行政的には、バンコク都ではなく、隣のノンタブリー県となる。ター・チャーンから乗船したボートもノンタブリーが近づくとガラガラになってきた。1時間近く乗って、ノンタブリーに着いた。

 上右  ノンタブリーの船着場には結構大きなターミナルがあったが、チケットを売っているわけではなく、店舗が入っているわけでもなく、うまく利用されていない感じだ。

 左  船着場のすぐ近くに時計塔があった。ロータリーの真ん中に建っていて、車はその周りをまわって折り返している。

 帰国後にネット情報を見ていたら、この時計塔の後ろに建っている建物は旧ノンタブリー県庁舎だそうで、見学できるとのことだ。ちょっと失敗してしまったが、次にやってきたときに見ることにしよう。
 
 時計塔からノンタブリーのメインストリートを10分ほど歩くと市場があった。かなり大きな市場で奥行きが長い。

 下左  タイで見かけるキャベツは小さいのものが多い。日本で普通に見るキャベツの半分ほどの大きさだ。

 下右  マンゴー。1個が40バーツか。買って、ホテルの冷蔵庫で冷やして食べようかと迷ったのだが、結局買わなかった。

 このあと、1時間ほどかけて前年開業したMRTパープルラインの駅を目指して歩いた。とにかく暑い中の歩行になり、参った。一年中暑いバンコクだが、5月初旬は特に暑い暑期だ。途中でバスかタクシーに乗れないか考えたが、バス路線はなく、タクシーも見当たらなかった。駅が近づいてきて、タクシーは見つかったが、最後まで意地で歩きとおした。
 
 
 パープルラインのヤク・ティワノン駅にたどりついたときには、ヘトヘトになっていた。バンコクでは下手に歩くものじゃないと痛感した。暑い中、歩いた自分に自己満足。

 15分間隔で走るパープルラインに乗るのは半年ぶり。

 下左  車内は見事なまでガラガラ。1車両に2、3人程度しか乗っていない。赤字は必至だ。

 下右  終点のタオプーンから、ブルーラインのバンスーまで無料連絡バスに乗車。前回のパープルライン乗車にも利用したバスだ。(2017年7月にブルーラインがバンスーからタオプーンまで延伸され、現在では連絡バスに乗らずに、パープルラインとブルーラインをタオプーンで乗り継げる。)バンスーからはブルーラインでスクンビットまで行き、ホテルに帰った。
 
宿で休憩し、スダレストランと屋台で夕食
 17時前に荷物だけ預けていたジャスミンホテルに戻ってきた。荷物を受け取り、部屋へ行くと、ワンランク、アップグレードされた部屋であった。フロントでは何も言われなかったが、スタンダードルームではないことが部屋に入るなりわかった。

 客室はスタンダードルームより、2、3割がた広い。スタンダードルームでも、そこそこ広いので、広さについては別に広くなくていいのだが。
 
 大きな丸テーブルと洗濯機(写真右下)はスタンダードルームにはない。もっとも、どちらも使わなかったのだが。

 ジャスミンホテルはバンコクでの定宿になっているが、便利、安いといった定宿の条件のなかで、安い、っていう点で黄信号が灯っている。日にもよるが一泊8000円程度に上がっている。ちょっと厳しいかなって、思うようになっている。でも、こうしてアップグレードしてくれると、やっぱり、ここを使い続けようかって気持ちになる。

 下左  バスもスタンダードルームより大きめで、窓がついている。

 下右  チャーンビール2本、サービスというのも、買いに行く手間が省けてよい。
 
 
 ジャスミンホテルでは1時間くらい休んで夕食に出かけようと思っていた。でも、昼間、ノンタブリーで1時間くらい猛暑の中を歩いたため、グロッキー状態になり、夕食に出る気力もなかった。結局、3時間くらい休み、20時前にようやく外出。はじめは、初めて入店する店を探そうと思っていたのだが、通いなれたスダレストランに向った。

 下左  料理ができあがるまでシンハビールを飲んで待つ。この夜は特別暑く、冷たいビールが美味しかった。

 下右  辛いソムタムは疲れていても、食欲がすすむ。
 
 
 チキンのカシューナッツ炒め。美味しかったが、暑くて、食べつらかった。

 このあとパッタイでもとろうと初めは思っていたのだが、暑い空気が屋内で滞っているため、スダレストランはこれで切り上げることにした。
 この旅の少し前に、屋台制限令が出されて、エリアごとに屋台の禁止範囲が広がっているようだ。ホテルの前のソイでは屋台が全滅していた。

 そんな中で、アソーク交差点からホテルに向う途中にある何度か利用した麺の屋台は健在であった。道路に面した建物の軒下を使って営業する分については、屋台が許可されていて、ところどころ建物にへばりつく形で営業している屋台がある。

 
 
 バミー・ヘーンを注文。バミー・ヘーンは汁なしの小麦麺。暑い中、ナーム(汁あり)で汁をすする気にはならない。また、汁なしは米の麺よりバミーが合っている。ワンタン入りを注文した。50バーツ。

 これが激ウマなのだ。ここにナンプラ、唐辛子、酢、砂糖を入れていただく。

 下左  汁なしであるかわり、スープがついてくる。

 下右  ジャスミンホテルに戻ると、まずはウェルカムドリンクの券を使うためにバーへ。ジュースが出されたが、何のジュースか不明。しばらく休んだあと部屋に戻り、大きなバスで体を伸ばして入浴。
 

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