2 日 目  猛暑のバンコクを街歩き

 

 バーン・バンケーン
 旅先では、早起することが多く、朝食までの間にその日の予定を最終的に決めたりすること、多い。一方、寝過ごすことはほとんどない。でも、この日に限ってはゆっくりと寝た。前日、猛暑下に歩いたためかもしれない。二度寝したこともあり、起きたのは8時。

 窓からは、BTSがよく見える。模型のBTSが動いているかのように見える。なかなか楽しいものだ。デラックスルームは各階ともに、南側の隅に位置しているようで、部屋のアップグレードがおこわれたときは、BTSがよく見える部屋である。
 8時半ごろにホテルの真向かいにある食堂に行った。写真は食堂の内側から外を見ているが道路をはさんで向かい側はジャスミンホテルだ。
 朝のメニューはぶっかけ飯だけだ。ご飯の上に好みのおかずを置いてもらう。おかず4品置いてもらって50バーツ。 2、3品だけの客が多い。
  指差しでおかずを指定して、おかずを置いてもらった。美味しくいただけた。食事後はそのままBTSの駅に向った。
 
   遅い朝食の後、向ったのは、2017年になってからオープンした新しいスポットであるバーン・バンケーン。

  BTSで終点のモーチットへ。そして駅の下にあるバス停から39番のバスに乗車。
 
 途中、工事をやたらとやっていて、渋滞しているところがいくつかあり、距離的には20分ほどで行けそうなところ、40分ほどかかって到着。

 バスに乗車した道路に沿ってBTSの北へ延長部分の工事も行っていた。BTSが伸びれば、BTSで行ける場所にバーン・バンケーンはある。バス停を下りると、その横がバーン・バンケーンであった。
 敷地内に入るとフードコートがあるのだが、百年市場風に作ってあって、一見、古そうな店が並んでいる。
 
 メインの建物の一番奥のところ。古い看板などを見ると、本当に古そうな建物だと思う。実は、ごく最近に建てられた建物で、看板も工夫して古そうに造ってあるのだ。
 昼食を食べていくことにした。 ワンタンを揚げたようなものを作っていたので、香ばしいにおいにひかれて買った。

 下左  揚げワンタン。ワンタンは皮だけで、具は入っていない。パリパリとしていてうまい。

 下右  別の店でジュースを買う。フルーツジュースではなく、安いジュース。
 
 牛肉スープを売っていて、またにおいにひかれてやってきた。いいにおいがしていた。最初は麺類かと思っていたのだが、売っているのを見ていたら、スープとご飯をセットで売っていることがわかった。
 牛肉スープ。激辛であった。緑のはネギかと思っていたのだが、半分ほどは青唐辛子だったのだ。青唐辛子は避けて食べたのだが、それでも辛い。

 下左  ご飯を食べて、辛さから避難したが、すぐにご飯はなくなってしまった。結局、牛肉スープが辛すぎて、完食できなかった。

 バン・バンケーンは、このあと去ったのだが、実は、奥に有料ゾーンがあって、ミュージアム風になっていることが、帰国後しらべていて判明。またまた失敗。準備はしっかりしておくものだ。BTSが延長されたあとにでも、また行ってみようかな。 
 
 
 上右   モーチットに戻るバスに乗ったのだが、乗って間もなく、運転打ち切り。こんな場合でも、乗換券などは発行されないので、乗り損だ。

 左  改めてモーチットに向うバスに乗車。たぶんバスを一本遅らせていれば、最初からこのバスに乗ったと思うので、運が悪かった。
マンゴー・タンゴとスダレストラン
 モーチットからBTSに乗車。サヤームで下車し、隣接して建っているショッピングセンターめぐり。

 こちらはサヤーム・センター。このあとサヤーム・パラゴンへ。さらにサヤーム・スクエアワン。いづれも、暑さしのぎの目的での訪問だった。この日は猛烈に暑い日だったので、冷房のきいた建物の中は天国だった。店を見ながら、屋内散歩をしたが、買いたいものは見当たらなかった。
 
  サヤームのショッピングセンター巡りをしていて思い出したのがマンゴー・タンゴ。前回行ったのはかなり昔になるが、マンゴを使ったデザートをいただいたのを覚えていて、今はどうなってるか確かめに行くことにした。

 前回訪問したときとは店の位置が違っていたが、その昔、店があったところの近くにマンゴー・タンゴを発見。マンゴー・デザートの専門店だ。実は、前回訪問したあと、店が移転し、コンテナを利用した店になっていたのだが、再度移転して、現在の店になったようだ。
 
 店名と同じマンゴ・タンゴを注文。マンゴー、マンゴープリン。マンゴーアイスクリーム、カオニャオ・マムアン(ココナツミルクで炊いたモチ米)をセットにしたもの。180バーツ。

 暑い日だったが、マンゴーなどはいくらでも食べられる。ゆっくりと味わい、シアワセな時間を過ごせた。
 
 マンゴーのあとは、BTSでアソークに向い、ターミナル21のフードコートへ。そして冷たい飲物で1時間ほど時間つぶし。もう暑くて、屋外に出る気はまったくせず、このあとはホテルに戻って夕食に出かけるまで一休み。

  下左  この日も猛暑。バンコクなんて一年中暑いから、季節変化なんて、ないも同然だと思っていたのだが、今回の旅で、やはり暑いときは暑いんだと実感した。3月から5月前半は暑季と言われるが、今回の旅ではなるほどその通りだと思えた。暑季のなかでは、雨季に移る時期が最も暑いということも聞いたことがあるが、確かにその通りだ。

 この日も、ホテルで一服すると、夕食のために外出するのが面倒くさくなって、なかなか外出できない。結局、この日も、ホテルで3時間くらい、ダラダラ過ごし、20時近くになって外出。新しい店を開拓する気力がなく、この日もスダレストランに向った。
 
 
 上左  スダレストラン到着。注文した料理がやってくるまでリオビールを飲んで待った。

 左  ホーイ・クレーン(ハイ貝)。特に味つけはしていなくて、ニンニクと青唐辛子の効いたタレをつけていただく。少し開いただけの貝が多く、十分に火が通ってるのか気にはなるが、店を信用していただいた。
 ガイ・ホー・バイトゥーイ(鶏肉をバイトーイの葉で包んで焼いたもの)。バイトゥーイは笹の葉のようなもので、これで巻いてあるので、一見ちまきのように見える。香りも笹の葉に似た感じがする。

 下左  葉を開けた状態。鶏肉そのものは、香辛料やニンニクで味付けされている。

 下右  カイ・ヤッサイ(タイ風オムレツ)。四角いオムレツだ。

 
 
 
 卵焼きを少し食べて、中身がわかるようにした状態。豚肉、タマネギ、ニンジンなどを炒めたものが詰まっているが、タイ風の味付けだ。

 この日は外気に触れる席に陣取ったのだが、風がなく、やはり暑いなかでの食事だった。
 
 ホテルに帰ってから、ビールを飲みなおし。暑かった一日を終えた。

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