part1 - 2日目後半     

昼食後、MRT中山まで歩く。腹ごなしにちょうどよい散歩であった。中山路は南北方向の道路なので、MRT淡水線とは並行している。だから、中山という駅名は、道路名からついたというより、中山(孫文)にちなんだ駅名なのだろう。

北投に着くと、新北投行きに乗り換え。画像は新北投行き列車とそのホーム。

MRTの座席は、窓を背に座る席と、進行方向(または逆方向)を向いた席が混じっている。新北投には3分ほどで到着。しかし、支線の本数は少ないので、待ち時間は長い。

北投温泉では、まず温泉博物館へ。日本統治時代に公共浴場として利用されていた建物を改造して1998年に開館した。館内にはこの温泉についての資料が展示されている。1923年には、皇太子時代の昭和天皇もここを訪問している。

日本旅館のような畳敷きの大広間もあった。

1階には、昔、使われた大浴場があった。かなり深い浴槽で、大人が立って入っても、手すりを持たないと、背が低い人は危なかったのではないだろうか。

現在、利用されている、公共露天浴場の親水。いつか、ゆっくり時間をとって、温泉に入りに来よう。

地獄谷。池からは湯気が上がり、高温の池になっている。柵にもたれるなとか、ゆで卵をつくるなとかの注意書きがある。暑いので、早々に退散した。

そのあと、公共浴場の瀧の湯の建物などを見て、駅に戻った。

再び北投でMRTを乗り換え、淡水にやってきた。駅から淡水河べりへ出てみた。4年前に訪問したときには、屋台がひしめいていたのだが、屋台は禁止されたと聞いていたので、どのように変わったのか見たかったのだ。確か、以前は屋台によって対岸が見にくかったのだが、河畔から対岸がよく見えるようになっていた。それに、道路もきれいにタイルがしきつめられていた。

屋台禁止の標識もあった。

淡水名物の酸梅湯でのどをうるおす。ほどよいすっぱさで気持ちいい。

このあと、河畔を歩き、紅毛城に向かった。ところが紅毛城についてみるとどうも様子がおかしい。張り紙を見ると、修復中につき休館中とのこと。

続いて対岸の八里にいってみた。川幅が結構ある河口近くの淡水河であるが、10分かからずに対岸に到着。対岸も河岸は観光客相手の食べ物屋が並んでいた。少々、腹が減ってきていたので間食タイムになった。

蝦捲
龍蝦捲
甘蔗汁

このあと、漁人嗎頭に向かった。漁人嗎頭行きの船はいったん、淡水河を横切り、さきほど八里行きの船に乗ったところに立ち寄ってから 漁人嗎頭に向かうようだ。八里からはわずかな客しか乗らなかったが、淡水河岸で多くの客を乗せて漁人嗎頭に向かった。

ここはもともと漁港だったが、2002年に再開発され、食べ物屋や土産物屋が軒を連ねている。夕焼けがきれいだとのことだが、曇っていて、夕焼けはみられなかった。

しばらく休んだ後、淡水に戻った。そして、MRTで剣潭へ。ホームに降り立つと、駅前に士林夜市があった。

以前は駅から少し離れたところにあった食べ物屋台が2002年に1箇所に集められたようだ。食べ物以外の店は、別のところにあり、今回は訪問できなかった。今回はここに集まる食べ物の店だけを見て歩いた。

ここで夕食にしたが、食べ物の種類があまりにも多く、何度も訪問しなければ、食べたいものを一通り口にするのは難しそうだ。

沙朗牛排+鮭魚

炒魷魚

雛蛋蝦仔前

泡泡水(草苺)

たくさん食べて満腹になって、ホテルに戻り、長い一日を終えた。

 

2日目前半へ    台北のトップへ    全体のトップへ     3日目へ