part2 - 2日目後半   

 金瓜石から基隆まで、基隆市内に入ってから意外と時間がかかり、1時間ほどの乗車で、13時着。バスを降りた目の前が基隆港。港めぐりの船にも心が奪われそうになったが、テレサ・テンの墓に近い金山までのバス乗場に直行。昼食もバスが行ってしまえば困るので、金山に着いてからにする。

 バス停で待つがなかなか金山行きのバスは来ない。行ったところだったのだろうか。これなら、昼食を済ませることができたのに、、13時30分ごろにバスがようやくやってきて乗車。バスは立ち客も多かったが、市街地を出るころに全員が着席できる程度まで客が減った。金山からの帰路には野柳で降りるので、野柳バス停付近の様子をよく観察しておいた。14時20分ごろ金山着。

 金山の市街地で手当たり次第に麺類の店に入る。日本語は通じず、指差しなどで、雲呑麺を注文。肉入り雲呑がとても多く入っている。

 少し物足らなかったので、フルーツ入りの豆腐花を注文。冷たくあっさりしていてあっという間に食べてしまった。

 食事後、町の中心のタクシーの並んでいるところへ。寄ってきたのが、日本語のわからないドライバーで、紙に鄧麗君之墓と書いて伝える。テレサ・テンの墓まで往復500元(約1700円)。15分ほどで、墓苑に着くと、ドライバーが墓の方向を示してくれ、墓はすぐにわかった。駐車場のすぐ横であった。

 墓のそばでは、彼女の歌のメロディーが流されていた。墓には花がたくさんかざられいた。待たせていたタクシーで金山に戻る。15時30分ごろの基隆行きのバスに乗る。

 途中の野柳下車。市街地を抜けて海岸へ500mほど歩いて、地質公園の入口へ。その中をさらに500m。キノコ型はじめいろんな奇岩の地帯になっている。

 奇岩地帯は海の中へ半島のように延びている。小山の上にも上がれるようになっているが、疲れていてあきらめた。

 山粉圓なる飲み物があった。蛙の卵のような実がたくさん浮かんでいる。下は砂糖水のようだ。何なのだろう。

 バス停まで戻り、17時30分ごろのバスで基隆に戻った。18時過ぎに基隆に戻り、まず基隆車站で帰りの列車時刻を確認。

 基隆夜市へ。海産物を使った料理が多いのが特徴。

 螃蟹羹というカニなどのスープと油飯という小エビやカキの入った混ぜご飯の屋台からいい匂いがしてきて引き寄せられる。

 螃蟹羹は器に盛られるとかなりの量。港町ならではの味を楽しんだ。

 でもまたまた食欲が出て、紅焼鰻[火庚](火と庚で1字)にも挑戦。鰻を焼いたものがスープに入っている。

 基隆夜市を楽しんだあと電車で台北に戻った。とはいえ、台北のひとつ手前の松山で下車する。

 松山車站近くの饒河街夜市へ。すごい人出だ。歩くのに時間がかかる。通路の両側が一方通行に歩くようになっていて、夜市の端までいって戻ってきた。

 食べ物はもう食欲なく食べられず、西瓜汁を飲んだ。

 松山車站から台北車站まで一駅乗車。ホテルに戻れば10時40分。この日は6時過ぎに出発したので、16時間30分かけていろいろ回ったことになる。充実した一日だった。

 

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