特別企画  風 獅 爺 た ち 大 集 合

 

  「風獅爺」(フォンスイイェ)は、金門島に特有の風習で、立った獅子の像だ。その昔、風害により不作、飢饉と悩まされたために、風除けの神様として作られたという。

  風獅爺は、民家の陰に隠れていたり、人里離れたところにあったりと、見つけにくいものが多い。今回は、タクシーをチャーターして、金門島のみどころを見るため、1日かけめぐったが、その際、ドライバーにお願いして、風獅爺のところでフォトストップをとってもらったのだ。

  現在、金門島には70ほどの風獅爺たちがいるという。今回は18体を見ることできたので、それをまとめておく。機会があれば、再訪して、ほかの風獅爺もみたいと思っている。

 

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   金門島は、以前から内戦がらみで関心があり行きたいって思っていたが、風獅爺のことを知ってからますます行きたいって思いが強くなったのだ。

   大半の風獅爺は、赤マントを羽織っている。願い事を風獅爺に祈って、それが叶ったとき、人々はお供え物をし、赤マントをかぶせるということだ。

   1の風獅爺だけは、壁の中に入っているが、他は、街外れなどに、台をつくりその上に立っている。

   下の図は、風獅爺のおおよその場所をしめたものだ。島の北東部の西海岸よりに多いことがわかる。北西風をよけるためだ。  

<-Canter>
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   自分は何で、風獅爺を知ったか。日本アジア航空の機内誌AsiaEchoの2006年6月号で特集されていたのを、たまたま訪台時に見て 知った。

   シーサーが立ち上がっている。それが、見たときの第一印象。ぜひ自分の目で見たいと思った。

   黄色く塗った風獅爺もあるが、見られなかったりりしたので、再訪したい。  

 

 

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