1 日 目 高 雄 へ
旧正月の高雄へ |
旧正月の2日、台北へ向かった。わざわざ旧正月をねらっていったのではない。旧正月だと知らずに予約してしまったのだ。旧正月が新正月より大切にされている国の場合、旧正月に旅行すると、商店が休業していたり、交通機関が混雑していたりして、旅行がしにくい場合がよくある。だから知っていれば旧正月に台湾にいくのは避けたほうがよい。 しかし、知らずに往復の飛行機を予約してしまった。後でホテルの予約がしずらく、旧正月だと気付いたときには、すでに飛行機の変更ができなくなっていた。行きは変更可能な航空券だが、もう有効期限が近く先延ばしが難しく、帰りは変更できない航空券だからだ。 |
行きはJL813。まずサクララウンジへ。年末に利用して以来、1か月少しぶりの利用。前回の利用時にメニューが一新されたと思ったが、今回、また前々回以前のメニューに戻っていた。前回は焼き鳥などがでていたのだが、前回は夜だったので、夜の別メニューだったのかもしれない。”大阪もん”のミンチカツサンド、卵焼き、野菜スティックなどをいただいた。 ここでいただくのを楽しみにして、おなかをすかせてやってきたが、このあとビジネスクラスの機内食が待っているので、これだけでセーブしておく。 |
搭乗口に着いた時には、すでにほぼ搭乗が終わっていたが、機内に入るとガラガラ。ビジネスクラスは自分1人で貸し切りだった。どおりで簡単にアップグレードできたわけだ。 旧正月の連休期間中でビジネス客は利用しないはずだし、観光客はこの時期には旅行をさける人が多い。まぁ、当然なのだが、それを知らなかった自分は情けないものだ。でも行く以上は楽しんで来ようと思い出発。 |
シーベルトのサインが消えた後、飲物とおつまみ。飲物はシャンペンをいただく。 |
食事は洋食を選んだ。左上には洋梨を生ハムで包んだもの、その下にはトマトをまるごと煮たものがあるが、機内食でははじめてのもので、あっさりしていて自分好みだ。メインはハンバーグ入りのビーフシチューでこれもよかった。飲物は赤ワインにした。短距離路線の機内食としてはとてもよかった。 |
アイスクリームとコーヒー。食後は1時間弱だけだがお休み。 下左 桃園空港着。最初に向かったのはSIMカードの販売ブース。前回の台湾訪問のとき、それまで利用していた台湾大哥大から中華電信に変えたが、今回も中華電信。3日間300元のものを購入。 下右 高鉄桃園站行きのバスに乗車。あと何回このバスに乗るのだろうか。まもなく鉄道になるはずだ。 |
バスが着いたのは12時15分、次の高鉄南行列車は12時21分。自動券売機で購入しようとすると商務車廂で残席がある表示がでたので購入手続き。ところが、でてきたのは3時間後の列車。試しにもう一度、やってみたら確かに3時間後の列車しか開いていない。3時間どうしようか考えた。
別の機械でもう一度試すと、30分後の列車の標準車廂が購入できたので、即購入。その直後にもう一度、試したらまた1時間あとの列車しか空席がない。リアルタイムで空席のある直近の列車が変わっていることがわかった。 で、3時間後の列車の切符は、窓口でキャンセルを申し出た。面倒かと思ったが、すぐにわかってくれて1925元で購入したが、手数料20元差し引いて、1905元戻るようだ。本当は20元 必要なのも不満といえば不満だが、長い行列ができていて、そこで説明するのは面倒なので20元はやむを得ない。 |
ここでわかったのは、日本と台湾の鉄道の指定席の券売機の違いだ。日本ではたいていの場合、列車を指定すれば、決済するまでの間、座席が確保されるのが一般的だ。台湾高鉄の場合は、列車を指定して、決済手続きをしている途中に、ほかの人が座席を購入することが可能だ。別の言い方をすれば、券売機の画面では座席があるように見えていても、その座席はほかの人が購入手続きをしているかもしれないのだ。 さて、列車は定刻に桃園を出発。台中までは満席だったが、あとは駅ごとにすいていき、嘉義で2席使えるシートに移動した。そして左営にも定刻に到着。 |
左営で下車後、まず近くのデパートへ行った。デパートの入口は新春ムードであふれていた。 デパートへなぜ来たか。自分はたいてい旅行のときにいつも1つくらいは何かしら忘れ物をする。今回はガイドブックを忘れたのだ。すでにある程度プランニングしているとはいえ、ガイドブックがないと心細い。中国語のガイドブクでいいから買おうとデパートにやってきたのだ。だが、書籍コーナーはなかった。このあと、宿に着くまで書店を探したが見つからなかった。そのため今回はガイドブックなしの旅行となった。 |
地下鉄で高雄車站へ。高雄車站は地下化工事がおこなわれていて、近い将来、この仮駅舎
も見ることができなくなる。 ここで翌日の切符を受け取る。すでに台鉄のホームページを使って、切符は確保してあり、クレジット払いしてある。ホームページの画面を印刷したものを見せて高雄から台東往復切符を受け取った。 この受け取りには結構時間がかかった。なぜかというと、翌日以降の切符の購入窓口で受け取るのだが、番号札方式になていて、かなりの人待っていて、行列はないが20分くらい待たされた。
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瑞豊夜市で食べ歩き |
切符を手に入れて宿へ。今回は宿をとるのに苦労した。旧正月のため、多くのホテルが満室でとれなかったのだ。2泊のうち1泊は台東か知本温泉にしたかたったのだが、それはできず、高雄で2泊にした。高雄の2泊も手頃で便利な宿はなく、結局、簡易宿舎て感じの宿に泊まることにした。「単人房」という名の通り、簡易シングルルームの宿だ。入口から地下に下り、全室が地下にある。 下左 客室のエリア。扉の上部と足元は開いている。 下右 客室内。バストイレはなく、ベットがあるだけ。疲れたので3時間ほど休憩。 |
左 夕食をとりに瑞豊夜市へ。駅から宿に向かう途中、食堂が軒並み正月休みだったので、夜市はやっているのか心配だったが、まったく杞憂で、普段通り賑わう夜市だった。入口のスクリーンが正月らしさを演出していた。 上右 すごい人出で歩くのに苦労した。前回行った時と同じだ。 |
左 魚丸。原味、麻棘、咖喱と並んでいる。 上右 3種類を串に刺したものを買って食べる。
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上左 前回訪問時に気に入ったステーキのお店へ。今回は「厚牛+猪」を注文。 上右 店内は満員。注文してから席に着くまで少し待った。 左 厚牛の下に豚肉。スープとお茶があるが、セルフサービス。 下左 鮮蝦棒の屋台。 下右 日本のエビカツのようなものだ。 |
左 いちご飴の屋台。いちごそのものも売っている。 上右 いちご飴1本購入。 |
上左 ジュース屋台。 上右 ミックスジュースを飲んでみる。 左 宿に戻る。部屋にバスはないが、サウナと大浴場があるので、入浴。天井がコンクリートむき出しで、汚れていたりして残念。 旧正月でホテルがとれなかったので、仕方がないが、やはり普通のホテルに泊まりたいものだ。 |
台湾ビールのオレンジ味。前回の台湾旅行で3種類試し済で、これで4種類のフルーツ味の台湾ビールを全部飲んだことになる。 翌日は台東に向かうのだが、ガイドブックを忘れたため、ネットで情報収集。翌朝は6時15分に出発予定なので、早めに休んだ。 |