4 日 目 台 南 か ら 帰 国
台南最後の食事 |
4日目。いよいよ帰国の日になったが、朝食だけは台南グルメをいただくことにした。 台南駅前のホテルに泊まっているとはいえ、台南駅発は10時30分なので、遅くとも9時30分にはホテルに戻り、10時にはチェックアウトしたい。そこで7時にホテルを出発。 ホテル前のバス停から3系統のバスで西門まで行った。前日もやってきた西門近くのグルメストリートで朝食をとる。 |
まず富盛号に入店。7時すぎなのに、なぜか10時の表示。 下左 (30)碗粿。茶碗蒸しに似ている点もあるが、卵黄とともに米粉を多用していて、もちもち感がある。豚肉、えび、しいたけなども使われていて、茶色で、ソースも茶色い。 下右 (31)魚羹。魚をすりつぶして作った団子のとろみスープ。 |
続いて、向かいの阿松割包に入店。 下左 (32)割包。普通包、痩肉包、猪舌包とある。今回は普通包にした。豚肉に白菜の漬物をそえて、蒸しパンにはさんだもの。 下右 (33)猪皮湯。ほかに痩肉湯、猪舌湯があった。とうことは、普通包の豚肉は猪皮なのか。猪皮は焼豚の脂身がついている部分のような感じだった。 |
富盛号の隣の金得春捲へ。この店は春捲だけを売っている。持ち帰り専門店のようだが、別の店と同じスペースを使っていて、同じ経営なのだろうか。そのあたりはよくわからない。 今回回った3つの店だが、「金三角」とよばれている。 春捲を1本買って持帰る。高雄へ向かう列車の中で食べようと思う。 |
西門の交差点で何やか騒がしい行列に出会った。お祭りか新興宗教の儀式かよくわからなかったが、通り過ぎるのを待った。 |
ホテルまで2kmほどあるのだが、バスは待たねばならないようだった(バス停には、出発点と台南駅前の時刻が表示されていて、それらからの推定だが)ので、歩いてホテルに戻った。 |
帰 国 |
10時に部屋を出て、チェックアウト。台南駅に向った。 10時30分発の「観光」という花蓮行きの列車に乗車する。 |
10時30分発の列車は、切符の上では「莒光」で、高雄までの料金81元は「莒光」の運賃である。駅の電光掲示では「観光」だし、駅に貼ってある注意書きでは「観光列車」と書かれている。 注意書きによると、この観光列車は、指定券を持たない客は乗車できないのことだ。また入場券やICカードでの乗車は厳禁とのこと。 乗車の前夜、駅で切符を買ったのだが、その際に「観光列車」があり、指定券を持たない客は乗車できない表示があったので、どんな列車なのだろうかと気になり、この列車の切符を買求めたのだ。「自強」なら高雄まで101元だが、約30分で行けるので、「莒光」は81元だったこともある。 下左 台南駅ホーム。昔の日本の駅のようだ。 下右 観光列車が入線。隣は台北行きの「自強」。 |
「莒光」というと古い車両のイメージがあったのだが、乗車した「莒光」は新しい車両で自動ドアであった。今までの経験は手動ドアだったので、目新しかった。車内の状況も「自強」とかわりなかった。こうなるとスピードが違うだけだ。 下左 朝、買っておいた(34)春捲をいただいた。中華風の生春巻って感じだ。これで、今回の台南グルメは全部で34品となった。 下右 高雄まで50分だったが、新左営で約10分停車したので、高雄まで30分の「自強」との差は。停車時間の差が大きい。高雄に着いた後、観光列車の特別車両を撮影。見にくいが特別なシートとテーブルが見える。廃止して20年以上たつ食堂車が復活したというネット情報もあるのだが、その食堂車なのか。 |
高雄で下車。食堂車?らしき車両には萌えキャラクターが描かれている。駅員姿だ。 この特別車両は観光列車の乗客ならば、自由に利用できるのかどうかとかはわからなかった。 高雄駅は工事中で、今のところ長い跨線橋があるが、地下化されてなくなるとのことだ。もうあとが短い高雄駅の跨線橋を渡って、駅を出て、地下鉄駅へ。 20分ほどで高雄国際空港駅に到着。 |
高雄空港に到着時にはまだピーチのチェックインは始まっていなかった。10分ほど待って、エバー航空の社員によって、チェックインが始まった。パスポートなどから8割程度は台湾人だと判明。日本人は2割程度だ。 下左 ピーチはLCCなので、ラウンジサービスはないのだが、ダイナースのクレジットカードでラウンジに入室。今回は、係員が席まで案内してくれて、その席の利用となった。前回はそのようなことはなかったが。 下右 ビールサーバーでビールを注いだが、銘柄は青島ビールであった。 |
ここのラウンジでは、麺のコーナーがあり、汁なし麺を注文。ラウンジでの食事はそれだけにしておいた。さほどお腹が減っておらず、機内食も注文したいと思っていたので。 |
左 搭乗したピーチ機。 上 搭乗便は楽桃航空MM36便。 |
上左 予定時刻に離陸。水平飛行に移ったのち、日本の入国カードや税関申告書が配布される。入国カードを渡される人の多さからも、乗客の8割程度が台湾人であることがわかる。自分は税関申告書をもらって記入していたのだが、まだ記入し終わらないくらいに、機内食の販売が始まった。 タコ焼のアルコールセットを注文したら、タコ焼きは30%引きセルだという。でも、セットの中のビールは30%引きじゃないという。そのかわり、ビールにはおつまみがつくらしい。 上右 タコ焼き。タコ昌のもので美味しい。15分くらい待たされると思ったが、すぐに運ばれてきた。 左 ピーチアイスを頼んだが、売り切れで、かわりに提案された、ちゅうちゅうゼリーをいただいた。 |
食事が終わると、あとはとくにすることがなく、なかなかつらかったが、やがて着陸体制に。 定刻より少し早目に関西空港に到着。今回の旅行も無事に終えることができた。 |