2 日 目 台 北 散 歩
朝食&昼食&林氏花園 |
朝は早くに起きていたのだが、ネットを見たりしていて、起き上がるのが遅れてしまった。本来は7時台に出発しようと考えていたのだが、出発が9時半になってしまった。 この日は丸々一日を自由に使える。昨年7月の訪台のさい、忠孝復興站すぐ南にある肉まんの店「姜太太」に行ったが、休みで食べられなかった。日曜定休なのに、日曜に行ったからだ。そこで、今回の一日フリー日は土曜なので、この店に再チャレンジ。 |
営業していた! ラッキー。ビルとビルの間の狭い空間で肉まんを販売していた。 ただ、注文するのが難しい。日本語は通じなかったが、肉まんのせいろには種類は書いてないので、指さしもできない。しかし、メニューは1階の天井付近の看板に書かれている。中国語の読み方がわからないので、試行錯誤いろんな読み方をして何とか買うことができた。 |
高麗菜肉包(左)と招牌鮮肉包(右)を買う。他の肉まんも含めて、1個16元。 2階のイートインスペースへ。ジューシーな肉まんだ。たれは、2階に上がるところで袋に各自で詰めるようになっていた。 下左 イートインスペース。向う側は、肉まんをつくっている調理場。 下右 2階からは忠孝復興站の高架ホームが目の前に見える。 |
忠孝復興站から地下鉄で20分ほど、府中站に到着。林家花園に向うためだ。11時ごろに到着し、事前に調べていた通り歩き出した。 15分くらいで到着するはずなのに、20分歩いても到着しないのでおかしいと思い、i-phoneの地図で確認してみたら、駅を出たあと、南北を全く逆に歩いていたのだった。 府中站では、エスカレーターで地上に出た後、左折して駅の外に出たが、何と、ここで間違ってしまっていたのだ。右折して駅の外に出るべきであったのだ。 |
40分ほどロスしてしまった。ようやく正しい方向に歩き出したのだが、もう12時前。林家花園を見学する前に昼食をとっておくことにした。 飲食店の多い通りを歩いて、どの店に入るか物色していたら、魯肉飯の店があり、結構伝統がありそうな店だという説明書きもあったので、入ってみた。 「鬍鬚張魯肉飯」という店だったのだが、帰国後調べると、台北の魯肉飯の店の中でも有名店の支店だったのだ。 |
メニューを見るとセット料理が何種類か書いてあったので、セットのうち1つを注文。でも、セット料理ではなく、飯+湯+惣菜の組合せ例が何種類か書いてあっただけのようで、伝票には3つの品がチェックされた。 まず、この店のメインメニューである魯肉飯。豚肉のそぼろかけご飯だ。写真で真ん中の上に写っているのは漬物。見た目も味も日本の奈良漬に似た感じだった。 |
貢丸湯。肉団子と大根のスープ。あっさりした味で、大根は超大切りだった。 上 れんげに描かれていたヒゲオヤジの顔。帰国後調べると、この店の創業者だった。 |
冷拌黄芽。もやしのおひたし。 |
昼食後、食べ物の店が続く商店街を通って林家花園に向った。すでに林家花園のすぐ横まできているのだが、まったくその気配がみられない。 |
林家花園に到着。現在、工事中のためか入場料が無料だ。工事が始まった少し前から無料になっていたようだ。 下左 工事中の箇所は薄い色、見学できる箇所は濃い色になっている。主に建物が工事中で、庭園が見学可能となっている。 下右 無料だが、入場券の販売所はきっちり入口の近くにあった。工事が完全に終わったあとは再び有料化されるのだろう。 |
向う側は工事中の建物。ちょっと残念だったが、見学可能なところだけを見てまわった。 下左 アイスキャンディーを売っていたのだが、パッションフルーツのものが林家花園のみ販売と銘打っていた。どこにでもありそうだが、と思いつつ、パッションフルーツを買った。 下右 よく見ると、アイスキャンディーの棒が林家花園の専用になっていた。取っ手の部分とキャンディーのついている部分の模様がここ専用のようだった。 |
庭園を見学。台湾ではあまり見かけない池をめぐる形式の庭園だ。 だが庭園よりも、写真左下に写っている鴨の姿が面白く、ずっと見入っていた。池の端に水面に下る階段があるのだが、段の上にいる子鴨に親鴨がとってきた魚を食べさせていたかと思えば、親鴨が突然、子鴨を池の中に振り落としてしまった。子鴨は親鴨について泳いだが、陸にあがろうとして、急斜面のために上がれなかった。それだけを20分ほど見ていた。 |
西門町と華山1914文創園区 |
西門町は台湾に行きだしてからごく初期に行ったことがあるが、しばらく足が遠のいていた。それで、久しぶりにのぞいてみることにした 若者の街だと聞いていたが、土曜日とうこともあって、若者であふれかえっていた。映画のプロモーションをあちこちでおこなっていた。 |
メインストリートを往復。途中で士林夜市で何度か食べたことがる巨大チキンカツの店「豪大大雞排」があったので、食べてみることにした。 士林夜市では、いつも長い行列に並んで買ったことを思い出す。今回は行列はなかったが、注文すると番号札を渡され、揚げ上がるまで5分ほど待った。 |
何度食べても飽きない巨大チキンカツ。 |
メインストリートの一番端にあったのが、マンゴーかき氷の店「西門町亡菓冰」。 |
か。 |
定番のマンゴーかき氷を注文しようと思っていたのだが、期間限定でマンゴー1個をまるごと使った特製のマンゴーかき氷「意難忘」があったので、そちらを注文。 定番のマンゴーカキ氷は上にマンゴーアイスアクリームが乗っているのだが、かわりに小さなマンゴーが乗っている。カキ氷はもともと氷に味付けがしてあり、サラサラの氷である。 |
最後に、地下鉄駅に戻り、駅のそばにある西門紅楼へ。 日本統治時代には市場であったのだが、戦後は長らく映画館として使われてきた。入ったところに展示コーナーがあり、昔の写真などがみられる。そして、今は、さまざまな商品のショップが並ぶ。 |
赤レンガの外観からは、中がこのようになっているとは思えない。いろいろなショップの即売場となっている。 |
地下鉄で忠孝新生へ移動し、華山1914文創園区に向った。 日本統治時代は酒造工場だったところで、古い建物がたくさん残っている。近年、その建物をイベントや展示会場として利用するようにしたのが、華山1914文創園区だ。1914は酒造工場ができた年だ。 入口付近でも仮設ステージでイベントの準備をやっていて、中へと進んでいった。 |
建物の中は、あまり改修されずに古いまま保存されている。あちらこちらで、商品の即売や展示をしているのだが、なんだかまとまりに欠けるようだ。いろいろな催事をしているのだが、全体テーマがないので、インパクトがない。おしゃれなショップがあるかと思えば、展示物を並べただけというスペースもある。 カフェや映画館もあって、かなり人が入っていた。展示はいろいろあり、ごく一部をのぞいて無料だったが興味がわかないものがほとんどだった。 |
展示の中で、唯一、ゆっくり見たのが、「無国界医生」(国境なき医師団)の展示。ここは人気があって、20分ほど並んでの入場だった。 団体の名前は時々聞くのだが活動はよくわかっていなかった。興味深く展示を見ることができた。 |
紛争地や災害地、疫病発生地、それに栄養失調の子供などがきわめて多い地域などで活動する医師のボランティアだ。活動場所や使用機材や薬品などを見たが、劣悪な環境下で仕事をしていることなどがわかった。 |
遼寧街夜市へ |
この日の夜市めぐりの候補を3つ考えていたのだが、忠孝新生から行きやすいということで、遼寧街夜市に行くことにした。 忠孝新生から地下鉄で一駅、忠孝復興まで行き、捷運の中で唯一のモノレール路線に乗り換えて一駅、南京復興で下車。小雨が降るなか、遼寧街夜市に向った。 駅から近いのだが、道順がちょっとわかりづらい。海産物の屋台がたくさんあるのだが、特に食べたいというものがない。 |
こじんまりとした夜市で、すぐに来た側と反対側の入口まで行ってしまった。結局、海産物でななく、牛肉麺の店へ。牛肉麺の店も複数あったのだが、入ったのは「潘家老牌牛肉麺」。 |
久しぶりに臭豆腐を食べてみた。臭いはきつくなく、頼りないくらいだ。 |
牛肉麺の麺は、太麺、細麺、米粉から選ぶようになっていたが、米粉にした。 |
店内の様子とセルフサービスのお茶。 下左 近年、台北の新しい地下鉄路線が開業し、便利になった。台北車站での乗換は混雑して、ホームも離れていて、ちょっと大変なのだが、ほかのルートで行くことができるようになってよかった。南京復興から松江南京へ、乗換えて中山国小で下車してホテルに戻った。 下右 サンルートではウェルカムドリンクのサービスがはじめられた。この券でビールを求めたら、缶ビールだったので、部屋で飲んだ。 |