3 日 目  帰  国

 

焼サバヒーとサバヒー粥
 上左  朝食のサバヒー粥をいただくために、バスで「阿堂鹹粥」をめざす。店の直近まで行けるバスがすぐにはなく、3番のバスで西門路三段口で下車。

 上右  太鼓を先頭にしてにぎやかな行列に遭遇した。どこかの廟の祭りだろうか。そのとき別の行列がやってきたのだが、その行列が交差点を渡り切るまで、この行列は待機していた。行列が遭遇した時、どちらが優先とかルールがきっとあるのだろう。

 左  西門路を少し南下し、めざす「阿堂鹹粥」にやってきた。かなりの混雑だ。写真の右の枠外もテーブルが並ぶ店になっている。空席はほとんどない。
 メニューは前日に朝食を食べにやってきた「阿憨鹹粥」よりも高めだ。魚肚鹹粥150元を注文する。
 追加注文の場合は、お金と引き換えに料理を受けとれるようだ。混雑しているので、まだ粥はきていないのだが、煎魚肚90元を注文すると、すぐに持ってきてくれて、お金を渡した。

 粥がなかなかこないので、煎魚肚だけを先にいただいた。柔らかいのは粥に入っているサバヒーと同じだが、かなり濃い味付けである点が粥に入っているサバヒーと少し違う。
 煎魚肚を食べ終わってから、魚肚鹹粥が運ばれてきた。魚肚鹹粥は初めてだが、以前この店に2回やってきており、そのときには虱目鹹粥をいただいた。

 魚肚鹹粥はサバヒーが丸ごと1尾はいっているのだが、虱目鹹粥は細かく短冊状に切ったサバヒーが入っている。サバヒーの量は半尾分ほどだ。

 前日も魚肚鹹粥を「阿憨鹹粥」でいただいたのだが、「阿堂鹹粥」のほうがサバヒーが一回り大きい。
 「阿憨鹹粥」でも粥に牡蠣が混じっていたのだが、「阿堂鹹粥」は具の種類も具の量も多い。粥そのものの量もやや多い。値段は「阿堂鹹粥」が150元、「阿憨鹹粥」が120元というのも、なるほどなって感じだ。

 味は甲乙つけがたい。しいていえば、「阿堂鹹粥」のほうがあっさりしていて、朝食には向いているような気がするが、人によってさまざなな評価があろう。

 
 
 食後はバスでホテルに戻った。部屋に戻る前に、朝食券を使ってコンビニで土産用にする菓子類を購入。30元の券を2人分渡されているので60元分を購入。このあとコーヒーショップでコーヒーを2杯、コーヒー券と引き換え。部屋で飲みながら、1時間ほど休憩。
帰 国
 10時にホテルを出て台南站に向った。あとは帰国するだけだ。10時19分発の自強に乗車。はじめて見る車両だ。今までの自強とは違って、一見通勤電車かって感じのスタイルなので、この列車かって一瞬思った。
 
 立客がでていた。1日目に台南に到着したときに、翌々日のこの列車の切符を買っておいて正解であった。

 下左  座席の頭部のカバーには、ゆるキャラの熊が描かれている。台湾観光のマスコット、Oh Bear([口屋]熊)だ。( [  ]は2字で1字をあらわし、ここでは口へんに屋) カバーにはタロコのシンボルマークも描かれているが、タロコのゆるキャラではないので、まぎらわしい描き方だ。

 下右  台南到着日に購入しておいた切符。
 
 
 
 10時56分に高雄着。すぐに高雄車站站からMRTに乗車。11時半ごろには、高雄国際空港站に到着した。今回は完全に台南だけの旅行で、高雄は通過しただけだが、今度は高雄でもゆっくりしたいものだ。

 下左  11時45分ごろにピーチのカウンターに行くと、まだ閉まっていた。12時15分にカウンター業務がはじまるらしく、30分ほど待つ。他の客は誰もいなくて、10分ほどは自分だけが立っていた。しばらくすると、三々五々客が集まり始め、長い行列ができていった。早く到着したのはよかった。

 下右  先頭で並んでいたら、突然アンケートの依頼を受けた。日本人客の観光調査のようで、泊まった場所や行った場所、使った金額などを尋ねられた。終了後、Oh Bearのキャラクター入りポーチをいただいた。
  30分ほど待ってチェックイン。カウンター業務はエバー航空に委託している。まっさきにチェックインをして、すぐに保安検査場に向った。常客証は出入国審査場で使えるが、保安検査場では使えない。保安検査場では10分ほど待たねばならなかった。続いて、出国審査場では専用レーンを使え、10分ほど時間を短縮できた。

 制限区域に入り、モアプレミアムラウンジへ直行。プライオリティパスで入場したが、ダイナースカードでもよい。青島ビールを飲みながら昼食。

  下左  このラウンジでは焼芋を食べることができる。なかなか美味い焼芋だ。

 下右  麺類コーナーで担々麺(乾)を作ってもらった。以前はスープつきの麺も食べられたのだが、このときは、ほかに焼きそばがあっただけだ。

 
 
 
  上左  搭乗したピーチ機。

 上右  14時15分発、樂桃航空MM36 で帰国。

 左  出発10分前に搭乗開始。しかし、出発は10分ほど遅れた。

 出発後しばらくして、自分より少し前方の窓側の客がCAから注意を受けていた。地上を撮影していたようだ。台湾では航空機からの地上の撮影は禁止されているので、注意が必要だ。

 機内販売でカレーパンをもとめたのだが売り切れ。かわりにタコライスを求めた。
 定刻少し前に関西空港に到着した。飛行機から降りて、地上を歩いて第2ターミナルに向った。

 今回の旅行も無事に終了。

 

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