1 日 目 台南でB級グルメ食べ歩き
ピーチで高雄、そして台鉄で台南へ |
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![]() 上右 コンコースの広さは、国内線専用ビルになった以前からあったビルと同じくらいだが、コンコースに店舗がないので、賑わいに欠ける感じがする。 左 搭乗手続を行うための機械が壁際にずらりと並んでいる。台数は以前のビルのときの2倍くらいに増えている。待つこともなく、手続をおえ、搭乗券が発券された。 |
![]() KALラウンジはプライオリティパスが使える、関空で唯一のラウンジだ。第1ターミナル利用のときには、制限区域外にあるために落ち着かず、ほかに利用可能なラウンジがあれば、利用することはない。第2ターミナル利用時には、逆に制限区域外であることが幸いして、搭乗時刻までに余裕があれば、利用している。とはいえ、搭乗手続開始が出発2時間前で、出発30分前には搭乗ゲート前で待機することを求められているため、第2ターミナルと第1ターミナルの移動時間を考えると、いつも20〜30分間の利用になる。 食べ物はいつも同じなのだが、関空第2ターミナルを利用する場合の朝食はいつもここでいただくことにしている。朝ビールをいただくのも楽しみだ。 |
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![]() 上右 出発30分前の指示のぎりぎりの到着だったが、搭乗は20分遅れになった模様。しばらくゲート前で座って待った。A列、F列の客から搭乗するのはピーチの関空での特徴。ここを抜けるとゲートが並ぶが、国際線専用のゲート以外に、国内線との共用ゲートがあることがわかった。ターミナルが別でも、仕切りを分けることで、共用化しているゲートがあった。 左 歩いて、タラップから搭乗するのはピーチの関空での搭乗ではデフォルト。パスポートや周囲の会話から8割ほどの客は台湾人で、日本人は少ない。 機内は9割がた埋まっている。ピーチがタイに就航したのを記念して、しばらくタイ風のメニューを機内食で出していたので、まだ販売していれば食べようかと思っていたのだが、すでに販売終了だった。かわりに仙台就航記念で仙台にちなんだメニューにしていたが、特に食べたいものもなく、今回は機内食はパス。3時間余り、居眠りをしたりして、ひたすら耐えた。 |
![]() 入国審査場では、前回の高雄入国ではあった常客証専用のレーンがなくなり、代わりに台湾人のレーンに常客証が含められていた。通常の外国人レーンは20〜30分待ち程度の列ができていたので、それよりは短かったものの10分弱並んだ。 下左 税関を抜けると目の前に携帯ショップがあり、SIMを購入。今回は、台湾大哥大で3日用を購入。今回は4日間の旅だが、3日とは利用開始時間から72時間ということなので大丈夫だ。 下右 空港地下の高雄捷運(MRT)の駅へ。1年ほど前に、台北中心に台湾全土で使われるようになった悠遊カードと高雄周辺のみで使われていた高雄捷運のICカードが相互利用できるようになり、前回の高雄旅行のさい、高雄捷運のカードを使い切り、残額ゼロにして、今回からは台湾南部の旅行であっても悠遊カードを使うことにした。ただ、悠遊カードのチャージは高雄捷運の駅のチャージ機ではできず、コンビニを使う必要がある。 高雄車站で下車。今回は高雄は全く立寄らず、台南に直行する。対號(指定席列車)用の自動券売機で切符を購入。直近の莒光號(急行)で台南に向うことになった。改札口は自動ゲートがメイン。長い跨線橋を渡って、ホームに向う。 |
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![]() 下左 高雄駅の4番ホーム。この地上ホームを利用できるのもあとわずか。 下右 入線する莒光號。電気機関車がけん引する客車列車だ。 |
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![]() 上右 台南に到着。写真の左手に出口がある。 左 台南駅前にある雑居ビル。この中にある鉄道大飯店が台南での定宿になっていて、今回もここで3泊する。 前回の台南訪問は前年の12月だった。そのさい、マンゴーの里である玉井に行ったのだが、まったくの季節はずれで、苦い思いをした。それで、そのときから今年の夏は台南、玉井に再度やってくるぞと決めていた。 今回の旅行では、ビッグイベントがある。ネット友のkimcafeさんが台湾旅行をなさり、台南で同じ日に泊まるのでオフ会を計画しているのだ。この日はkimcafeさんは彰化に泊まり、翌日から台南に2泊される。それで、翌日と翌々日の夕食を一緒にとり、翌々日には昼間に同じところへ一緒に行く計画もたてているのだ。 |
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![]() 上右 駅前広場に面した側の部屋からは台南車站の駅舎がよく見える。 左 室内。古い臭い感じはするが、そこそこ広く、清掃もされている。冷房は部屋では調整できず、集中管理のため、ONかOFFしかできなかった。 |
![]() ホテルに着いたのは16時過ぎで、1時間ほど、ネットを利用した。このときだけではなく、滞在期間中、ネットが遅すぎて使い物にならなかったことが多かった。SIMを使って、携帯のテザリングでネットは使えたのだが、ネットについてはこのホテルは不合格だ。前回泊まった時も同じ印象だったことも思い出した。このホテルは安くて、便利なので今後も使いたいのだが、ネットだけは何とかしてほしいものだ。 |
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台南B級グルメ探訪 |
![]() B級グルメの有名な店が多いのは、台南車站よりは2キロほど西に行ったエリアだ。それで、ホテルの前にあるバスターミナルから路線バスに乗車。台南市内の路線バスの大半は台南車站が起終点になっているか、途中で通るので、このバスターミナルがホテルの前にあることは、路線バスを十分使いつくすためにとても都合がよい。路線図も掲示されてるので、どの系統に乗ればいいかもわかりやすい。この日は西門エリアを歩くことにしたので、近くを通るバスのひとつの6番に乗車。 |
![]() まずは、蝦仁肉圓。特に入店を決めていたわけではなく、バスを下車後、食べ物の店が立ち並ぶ街路に出て、この店を見つけたのだ。エビの肉圓というのを珍しく思ったためだ。 入り口付近は調理場になっていて、中のほうにテーブルが並ぶ、何ともいえない配置になっている。 |
![]() 下左 テーブルの上に置いているからし、ニンニク、唐辛子ペーストで味を調節する。どれも少しづつ入れてみた。 下右 店内から道路側を見た様子。右上に小さく写っているのが、次に訪れた店。 |
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![]() 上右 店内の様子。 左 牛肉湯。大中小とあるが、小100元。たれにしょうがの千切りを乗せたものも運ばれてくる。多くの客は、牛肉湯の中か大、それに白飯を頼んでいた。 運ばれてきたときには生肉だったものが、スープの熱で色が変わっていくのがよくわかった。スープはあっさり系だった。 |
![]() 朝は4時から営業で、肉がなくなりしだい閉店。夜は6時から営業で、肉がなくなりしだい閉店。ここの店には、台湾ではデフォルトである注文書がなくて、口頭で注文を伝える必要があった。 |
![]() この交差点から西門路を南下する。すぐに東側に店を出している阿喬師水[米反]粥([ ]の中は2字を並べて1字になる)がある。 カフェのような感じで、明るく現代風の店である。伝統料理の店という感じではない。 |
![]() 下左 粥の中には白い塊が入っていて、碗[米果](ワングェ)らしい。碗[米果]は、台南の有名店、富盛號の名物で、米から作る茶碗蒸しのような料理だ。富盛號の碗[米果]には豚肉やしいたけなどの具が混ぜてある。しかし具が混ざっていない状態の碗[米果]は白い。写真で粥と区別はつくにくいが、食べていると食感で粥とは別だということがわかる。この粥の真髄は白い碗[米果]にとろとろに煮た粥がかけてあることだ。とろとろだから”水[米反]”というのだろう。 下右 参考画像。こちらは2014年の台南旅行の際、富盛號でいただたいた碗[米果]。茶色をしているので、富盛號で食べて以来、碗[米果]は茶色だとずっと思っていた。だから、今回、水[米反]粥をいただくことで、思い違いに気づいた。 |
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![]() 上右 テーブルで食べる場合でもレジでお金を事前に払う仕組みのようだったので、先に払いレシートを受け取った。テーブル番号は、日本人とある。 左 蝦仁飯50元。集成蝦仁飯のものに比べてエビの数が少なく、色が薄い。集成は55元だったので、エビの数の違いは値段の差によるのかもしれない。味は、集成のほうが濃い目のようだ。 |
![]() 味は同じで、どちらも薄味。具は豆腐と煮干しが入っていた点が同じで違いは感じられなかった。 |
![]() 今回、最初はその自動販売機でミルクティーを買うつもりであった。ところが最新情報を調べていると、自動販売機は撤去されたということだ。そのかわり実店舗でミルクティーが販売されていることが判明した。 海安路のもう一筋西側の通り、保安路の南側の道にその店はあった。 |
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![]() ![]() 左右 トレードマークは〇に寿。よく見ると、下の方の点が、[女乃]という字になっているのに気づいた。 |
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![]() 下左・下右 種類を表すシールがなかなかかわいい。 |
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![]() 上右 饅頭を割ったところ。餡の水分が少ないかなと思う。 左 西門路から路線バスでホテルに戻った。小さな車両を使った10番のバスがやってきて乗車。ホテルに戻って、1日を終えた。 |