2 日 目 玉井・新化 そしてオフ会
玉井でマンゴーリベンジ |
上左 朝食は外食。それも今回の旅行では、毎朝サバヒー粥を違う店でいただこうと思っている。 ホテルの前から2番のバスで新光三越へ。さらに10分ほど歩いて、阿星[女麿]虱目魚粥へ。大きな看板が目印になる。 上右 屋内は調理場、テーブルは歩道上に置かれている。 左 綜合虱目魚粥60元。カキも入っているので綜合なのか。香菜のみじんぎりが入っているのが特徴か。 |
乾煎魚肚85元。サバヒーの焼魚。レモンともやしが添えられている。柔らかく焼かれていておいしくいただけた。 下左 新光三越まで歩いて戻り、再びバスでホテルの前へ。ホテル1階のコンビニで朝食券を使って土産を購入。さらにコーヒーショップでアイスミルクティーを2つ交換。ホテルでは、1時間ほど休息でき、アイスミルクティーをいただいておいた。 下右 9時30分発の緑幹線のバスでマンゴーの里、玉井に向う。 |
新化で時間調整のためか5分ほど停車したあと、1時間15分ほどで玉井へ。玉井に到着する直前にバスの車窓からマンゴータワーが見えた。 下左 玉井のバスターミナル(といっても、ターミナルの前の路上で乗降するのだが)で下車後、ロータリーの中心を見て、びっくり。蒋介石像がなくなっているではないか。 下右 こちらは2016年12月の訪問時に撮影したもの。クリスマスツリーも写っている。7ヶ月の間に蒋介石像が撤去されたようだ。もっとも前回訪問時には蒋介石像がいまだにあったということにびっくりしていたので、撤去されたことが時流にのっていているともいえるが。 |
玉井はマンゴーアイスをいただくのが最大の目的。玉井の街を少し歩くと、マンゴーアイスの店が連なっている。前回訪問時には軒並み閉店であったのだが。街中の店の中では一番有名な店が、有間氷室。前を通るとにぎわっていた。この店も行ってはみたいのだが、今回はちょっと街のはずれにある冰上賓という店に向った。 下左 この店で最も人気があるのが御用芒果冰皇。ほかのメニューとかなり値段が違って200元。もちろん注文は御用芒果冰皇。 下右 外観が細長いが、店の中も細長かった。 |
御用芒果冰皇。かなりの寮があり、食べるのには40分ほどかかった。一番下の皿の部分がマンゴージュースを凍らせたものでできているのが特徴だ。 下左 上の部分を全部食べて、皿の部分だけが残った。この段階になっても、あと15分ほどかかった。満腹になり、これがこの日の昼食になった。 下右 農会の選果場。前回はここががらんどうになっていたのだが、選果の仕事をしている人やここにマンゴーを買いに来た人でにぎわっていた。 |
マンゴーの選果(大きさや品質によって等級を分けること)をしていた。ここで働く人たちのシャツもマンゴー色。 下左 各等級のマンゴーが陳列販売されている。 ケースの色を変えて、玉井と書いてあるが、年間を通じて、玉井と表しておくようだ。夏場はケースをフル利用するので、玉井という文字は撤去されると思っていた。 下右 6個(16〜18個)で600元とはかなり安いと思う。一番安い等級だと思うが、それでも安い。でも、セット購入は食べきれないので無理。 |
上左 いったんバスターミナルの前を通って、玉井の青果市場へ。 上右 個人客向けにマンゴーを販売している。かごに入れて小さなものでも10kg。車でやってきた観光客が何ケースかまとめて買っていくようだ。 左 売っていたのはホボマンゴーばかり。ほかの商品は見当たらない。 |
いったんバスターミナルの前までもどって、噍吧哖事件博物館のある通りへ向かった。 その途中、偶然に発見したのは、街の中心から撤去された蒋介石像。近くの学校の敷地内に保存されていた。 |
噍吧哖事件博物館。噍吧哖事件は1914年に発生した台湾で最大規模の武装抗日事件。この事件を伝えるために、100年後の2014年につくられた博物館。 下左 日本語表記がまったくない。日本人がここへはこないと判断したのか。 下右 反乱グループの砦をイメージするような柵で囲まれた部分の中に資料を展示している。日本語はないがだいたいの意味はわかる。 |
バスターミナルにもどり、13時発台南行バスで新化に向った。 |
ふたたび新化 |
30分ほどで新化のバスターミナルに到着。新化ではバスは ターミナルの中に入る。 5分ほど歩くと新化老街がある。200mほど新化のメインストリートの両側にレトロな建物が軒を連ねる。 下左 その中に新化市場がある。注意して歩かないと、新化市場は通り過ぎてしまいそうだ。 下右 市場への入口を見つけ中に入った。すでにほとんどの店は営業を終え、うす暗く、閑散としていた。 |
新化市場の中に入る通路のすぐ右手にある果物店が共益冰果室。果物店といっても果物の販売よりは、冷やした果物を切って提供したり、ジュースにして提供するカフェ的な役割が中心の店だ。 |
狭い店内にはテーブルが1つだけ。客のスペースと仕事場のスペースの区別もつきにくい。 メニューの中から、水果切盆のグループにある蕃茄を選ぶ。トマトのカットだ。60元。 |
トマト2個が皿いっぱいに細かく切られて盛られている。右側のソースをつけていただくようだ。 ソースは甘い醤油がベースになっていて、ショウガが混じっている.白い粉は砂糖で、これを混ぜる。台湾ではトマトにこのソースをかけていただくのが流儀のようだ. |
トマトを食べたあと、メインストリートをどんどん南下する。10分ほど歩くと、市街地が途切れ、田んぼが広がってくる。 ここを流れる運河は、日本人の八田與一によってつくられた烏山頭水庫(ダム)から流れてくる。この付近の水路の幹線のようだ。水路の両側が整備されてきれいになっている。 下左 遊歩道もある。 下右 整備されているのはメインストリートの西側。東側はというと、こんな感じだ。 |
武徳殿。日本統治時代には警察官の剣道の稽古などがおこなわれたようだ。ここは前回の新のだが、新化訪問のときも見ているのだが、そのときは工事中で内部は外から窓越しに見るしかなかった。今回は工事が終わり中に入れるようになっているので、中に入ることにした。 |
武徳殿。床はぴかぴかに磨かれ、今も剣道の稽古が行われているかのような錯覚をおこす。剣道具の展示もあった。 |
上左 武徳殿のすぐ東側に日本家屋があり、かつては日本人の役人の宿舎だったようだが、改築、整備後は飲食店として使われている。今回、乳液のようなコーヒー、紅茶を売っているというので、行ってみたが、ここではなかった。 上右 さらに東へ100mほどいったところにも日本家屋があり、そちらで乳液製品は売られていた。 左 乳液珈琲と乳液紅茶。容器は透明で、白と茶色が完全に分離しているのが特徴。白い部分はクリームだ。クリームなのでコーヒーと混ざっていない。乳液紅茶のほうは、下部にもクリームの部分が分れていて、こちら分けるのが難しいと思うが、どう工夫しているのかよくわからなかった。乳液珈琲が90元、乳液紅茶が80元で、やや高いなという印象。 |
新化で最後に向ったのは焼餅の屋台。前回と同じだが、またいただいた。 下左 ネギをたくさん入れた豚肉の餡の揚げパンのようなもの。 下右 原味35元、加蛋45元で、加蛋にしてもらった。 |
ターミナルより台南行のバスに乗車。台南に戻る。 |
赤崁擔仔麺でオフ会第1弾 |
新化から17時ごろに台南に戻り、1時間ほどホテルで休憩。この日はネット友のkimcafeさんと赤崁擔仔麺で18時に待合せて、オフ会第1弾をする計画だ。17時半ごろ台南車站発の3番のバスで赤崁楼で下車、少し引き返した。すぐにkimcafeさんと合流し、店内へ。 入口の扉が、木製の引き戸でしかも手動。レトロな雰囲気があってよい。以前は、食べ物の見本が目立つところにディスプレイされていたのだが、あまり目立たないところに少し残るだけだ。 |
玄関から入って、右手の方にある別室のようなところに落ち着いた。玄関付近を見ると、レトロ感がただよっているが、別室は新しい感じの部屋だった。 下左 注文はメニューに赤ペンで〇印をつけて、出すのだが、こんなのは初めてだなぁ。 下右 まずは台湾ビールで乾杯。 |
Arden Lettuce カキジシャ 大陸A菜 とあるが、どの書き方でもよくわからない。料理が運ばれてきて、はじめて、レタスのこと(またはレタスに似た野菜)だということがわかった。炒めてもパリパリした食感だった。 |
タケノコサラダ。タケノコを茹でたもので、マヨネーズをつけていただきます。タケノコの角切りはつるるるしていて、箸ではなかなかつかめない。そのため、つまようじがついていた。 |
揚げいか団子。いかを細かく刻んだもので作った団子。つなぎが少なくて、イカをたくさん使っているのがうれしい。塩に何か混ぜてあるが、これをつけていただく。 |
ホルモン揚げ。豚の小腸の中にネギを入れて焼いて、食べやすくスライスしてある。薄いので、食べやすい。 kimicafeさんとは、台湾の話やこれから旅立たれる長期の旅行の計画の話などで楽しくすごしたが、年齢が近いこともあって、将来の生活の話題などもした。2時間ほど食事をしたあと、翌日の約束もして、別れた。 |
上左 kincafeさんと別れたあとは歩いて台南車站に戻った。すぐにホテルに帰らずに、大東夜市に行くことにした。この日は金曜日で大東夜市の開催日だからだ。3番のバスに乗車。赤崁擔仔麺に行くときに乗ったのとは逆方向の3番だ。大東夜市から徒歩10分ほどのところを通るので、そこで下車。 上右 大東夜市に到着。夜空に立ち並ぶのぼりが印象的。 左 夜市までの道は歩く人も少なかったが、夜市は身動きがとりにくいくらの混雑。 |
上左 鉄板焼の焼肉を食べていくことにした。 上右 豚の焼肉とソーセージを焼いている。 左 焼肉とソーセージの盛り合せ100元。 |
上左 焼肉の上にソーセージがのせられていて、肉がみえなかったのだが、ソーセージを食べ進むうちに肉があらわれてきた。 上右 ココナツミルクを飲んでいくことにした。 左 肉で脂っこくなった口の中をココナツミルクで流してすっきりとした。 帰りは夜市の近くから0番右回りの小型バスでホテルに戻った。疲れていたのか、少し横になったつもりが熟睡してしまった。朝になってから風呂に入ったりした。 |