2日目 シ ー サ ッ チ ャ ナ ラ イ
この日は、スコータイ発の飛行機に接続するワゴン車が14時30分にホテルの近くから出発する。そのために、13時にホテルに戻って、昼食とシャワーをすませたい。 ホテルからシーサッチャナライ遺跡までは50km、約1時間の距離だ。だから12時に遺跡を出発しなければならない。遺跡の見学時間は約4時間だという。それで、車を手配するときに7時出発とした。同時に朝食を6時30分にしてもらって、朝食後すぐに出発とした。
約束通り車が来たというので、外に出てみてびっくり。何と、ソンテウだったのだ。小型トラックの荷台に客を乗せる、タイではおなじみの乗り物なのだが、これを貸切ということだったのだ。乗用車とばかり思っていたのだが、まあいい。
遺跡までの中間に空港があった。早くから知っていたら、遺跡からの帰途、空港に直行することにし、昼食時間を入れても9時出発にしたのだが。 1時間で城壁外の遺跡に到着。 (1)ワット・プラ・シー・ラタナ・マハータート クメール風の塔があり、その前に坐仏が置かれ、その両側を、遊行仏と立仏が挟んでいる。
塔は上れるようになっていたので、上ってみた。急な階段だったが、短かったので助かった。下は、塔の上部の中。
(2)ワット・チョム・チュム マハータートから少し離れたところにある木々に囲まれた仏殿。
(3)ワット・チャオ・チャーン チョム・チュムのすぐ近くにあるクメール風の仏塔。
(4)ワット・コク・シン・カラーム 塔と柱、それに壁面が一部残されている。道路からは草むらの中を通ってたどりつく。
いよいよ城壁内の遺跡公園に入った。スコータイで買ったアラウンドチケットを見せたら、車の入場料50バーツ追加で必要だった。 まずは、結構な石段を上がって、丘の上の遺跡をめざした。 (5)ワット・カオ・パノム・プレーン 小さな塔と仏像だけが残っている。
(6)ワット・スワン・キリー こちらも丘の上にあり、パノム・プレーンのすぐそば。祠が残されている。 木々に邪魔をされて、丘の上からの見晴らしは良くない。
(7)ワット・チャーン・ロム 象が支える釣鐘型のチェディ。象の支える段の上にさらに段があって、そこにはくぼみに仏像が収められている。スコータイも含めて、象が支えているところはほかにもあるが、二段式になっているのはここだけである。 13世紀にラームカムヘン大王がクメールとの戦争に勝った戦勝記念に建てられたもの。2段目の上まで上がることができる。
(8)ワット・チェディ・チェット・テーオ シーサッチャナライ遺跡の中心の寺院。大小多くの、さまざまなチェディが並んでいる。 左は、中央に建っている一番高い塔。蓮のつぼみの形をしている。上ることはできない。
チェットは7のことで、敷地内のチェディは7列に並んでいる。ここから寺院の名前がついたらしい。この7列のチェディの様式は全部違っている。
(9)ワット・スアン・ケーオ・ウッタヤン・ノーイ 木々に囲まれた仏塔と礼拝堂。仏塔は蓮のつぼみの形をしている。
(10)ワット・ナン・パヤ 仏塔と礼拝堂の柱が残っている。少しだけ壁面が残っていて、そこには屋根がつけられている。壁面にはレリーフがあったのだが、ほとんど失われてしまった。
(11)ラム・クアン クメール風の仏塔と小さな礼拝堂。
城壁の外側に出てすぐの道路沿いへ。 (12)クー・ペー・ライ 小さな礼拝堂。きれいに整備された城壁内にくらべて保存状態はよくない。
さらに城壁外の西部へ。 (13)ワット・ホア・ホン 首のない立仏。道路沿いにある。(左)
(14)ワット・カオ・ヤイ・ホン 道路沿いの少し小高い丘の上にある。(右)
(15)ワット・カオ・ヤイ・ラン カオ・ヤイ・ホンに隣り合っている。どちらも木々に囲まれてうっそうとしたところにある。 (左)
これで、シーサッチャナライの見学を終えた。ちょうど12時。ホテルに戻ると13時少し前だった。
ホテルに入る前に、近くの屋台で昼食。身振り手振りで何とか麺を注文。料理名は不明で、チキン入りの麺がでてきた。10バーツ(約33円)。 このあと、ホテルでシャワーを浴びて、しばらく休んだ。
14時15分にホテルを出発。14時30分のワゴン車で空港へ。乗客は何と自分を入れて2人。 空港には15時着。すぐにチェックイン。空港使用料200バーツが必要。
オープンエアの待合室でしばらく待機。 やがて、チェンマイからの飛行機が到着。すぐに乗り込む。 バンコクまで1時間ほど。昼食の麺が物足らなかったので、機内食は2度目の昼食になった。
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