6日目  帰  国 

ダレスからLAXへ
 いよいよ帰国日。ダレス空港7時59分発のアメリカン航空便でロサンゼルスに向う。マリオット・ダレスエアポートをまだ真っ暗な6時前にチェックアウトし、6時の送迎バスに乗車。5分で空港に到着し、アメリカン航空のカウンターへ。経営統合したUSエアウェイズと隣どおしになっている。

 アメリカン航空はダレス空港発着便は少ない。ロサンゼルスから乗り継ぎのJAL便も発券してくれた。荷物も関西までスルーなのでラクチンだ。
 アエロトレインに乗って移動。ダレス空港はターミナルは1つだが、アエロトレインで各コンコースに移動し、コンコースにゲートがある。

 AとBのコンコースはあわせて長い1つのコンコースなんだが、長さ1kmほどになるので、真ん中でAとBに分けている。CとDも同様の形態。ダレス空港はユナイテッド航空のハブ空港でユナイテッドはC,Dを使い、他の航空会社はA,Bを使う。アメリカン航空はBだ。
 Bコンコースに着いた後、ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジへ向った。ダレス空港はアメリカン航空のラウンジがないためだ。

 6時40分ごろにやってきたのだが、7時から営業だったので、しばらく付近を散策。すぐ近くに、ルフトハンザのラウンジがあり、当初計画のANA利用の場合はこちらを利用したことだろう。

 
 7時を少し回り、入室しようとして、ワンワールド・エメラルドのマークの入ったJALのステータスカードと搭乗券を見せたところ、アメリカン航空利用の場合は午後からでないと入室できないと言われた。

 カウンターには、ダイナースのマークが表示されていたので、ダイナースのクレジットカードを出したら、すんなり入室できた。ダイナースのカードは、ANA提携のものでスターアライアンスのマークが入っているもので、変な感じではあった。
 
 ホットミールはまだ並んでいなかったので、ビールとポテトチップをいただいた。ビールは英国製のニューキャッスルで、色も味も濃いものだった。

 搭乗時刻が7時30分だったので、25分ごろまで、20分ほどだけのあわただしいラウンジ利用だった。
 
  搭乗したアメリカン航空機。あまり見かけなくなった経営統合前の塗装。こうしてみるとレトロ感のある塗装だ。
 
 7時59分発。米国内ではなぜか1分単位の離発着時刻が設定されている。8時ではいけないのだろうか。ファーストクラスなので、搭乗後すぐにおしぼりサービス。男性CA1人が12人の客のサービスをおこなっている。

 下左  離陸後すぐにアパラチア山脈にさしかかる。谷が多い複雑な山脈だ。

 下右  飲物のサービス。コーヒーを頼んだ。大きなカップに薄いコーヒーが注がれてきた。
 
 
 機内食。クレープの中身の選択があり、チーズとアップル、パイナップルだったが、アップル、パイナップルにした。飲物はコーラにした。朝食だけあって、ワシントンD.C.行きより軽い食事でデザートも別にはでなかった。
 
 やがて、碁盤の目状の畑がひろがった平原の上を飛んだ。米国中部に見られるタウンシップ制の区画だろうか。

 下左  しばらくすると、行きでも見えた円形の畑が見えてきた。センターピボット式の畑だ。
 








 上  ポテトチップが配られるのが米国らしい。
 
 ロッキー山脈越え。標高の高いところには積雪があり、中心の稜線が白く続いている。

 その後、砂漠の上空も通過し、ロサンゼルスに到着。
JL69搭乗記
 LAX(ロサンゼルス空港)には定刻に到着。JL69との乗継時間は3時間ほどある。アメリカン航空のターミナルがブラッドレー国際線ターミナルのすぐそばであるのと、JL69の搭乗券がダレス空港で発券されたこと、さらに保安検査場にビジネスクラス用のレーンがあったことなどで、余裕の乗継だった。

 2時間30分ほどの余裕があり、ワンワールドラウンジに向った。ワンワールド共同というより、カンタス、キャセイ、ブリティッシュエアウェイズの3社共同ラウンジという感じだ。
 











 上  LAXのワンワールドラウンジは数年前に利用しているが、改装されたようで、前回とはかなり様変わりしていた。きれいになり、広くなったように思うが、客もずいぶん増えた。

 右  シャンパンと食事を少々。機内食に備えてセーブしておいた。食事も以前利用したときよりよくなっているように思った。
 
 
 B787のJL69。
 
 搭乗ゲートはコンコースの先端にあった。

 下左  ビジネスクラスのシートはシェルフラットネオ。隣席にも客がいたのだが、隣のお客さんが移動してくれたおかげで、お互い隣が空席となった。

 下右  ウェルカムドリンクはオレンジジュースにした。
 
 
 おつまみ。飲物はシャンペン。
 
 30分ほど飛行すると、眼下にサンフランシスコが見えた。サンフランシスコが入江に面した街だということがよくわかる。写真の右真ん中が市街地。左真ん中に歩いて渡ったことがある金門橋が見える。
 
 前菜。フォアグラのパテなど。
 
 サーロインステーキ。
 
 コーヒーとデザート。
 往路は最短コースよりかなり南寄りのルートを飛行したが、復路はほぼ最短コースでの飛行だった。
 
 2回目の食事として、ハムチーズサンドとトマトスープをとった。

 復路は往路より飛行時間が長い分、ビデオもいろいろ見ることができた。
 
 ラストオーダーを聞かれたので、かき揚げ丼をご飯少々で頼んだ。
 
 アイスクリームとフルーツ。
 
 茨城県北部で本州上空に入り、宇都宮、甲府を通るルートを飛んだ。このようなコースを飛んだ経験はなく新鮮な感じだった。
 
 定刻通り関西空港に到着。荷物にはワンワールドのプライオリティタグがアメリカン航空のものとJALのものがつけられていた。荷物スルーの場合でもタグをきちんとつけてくれていてよかった。

 レンタルWiFiを忘れずに返却して、今回の旅も無事終了。

 

  

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