4、5 日 目  帰  国

シアトル出発まで
 いよいよ帰国日。あとは帰るだけだ。最後に泊まるホテルから空港に向うときは、早めに出発するとか気をつかうものだが、今回は空港まで歩いていけるホテルに泊まっているので、その点は気楽だ。シアトル発は12時40分なので、9時にホテルを出て、歩いて20分ほどの空港に向い、ラウンジでゆっくりとすることにしよう。

 朝食は、前日にコンビニで買っておいたカップヌードル。米国の日清食品のもので Home style と書いてあり、Home style って何? って思い買った。ビーフとチキンがあり、買ったのはチキン。BIGとあるが、BIGしかなかった。

 中身はほぼ、うどん。日本の日清食品の商品でいうと、どんべいのようなうどんだ。カップヌードル発祥の日本のものに近いので、Home style なのかな。でも、日本のうどんとは全然違う。うどんが3cmくらいの長さなのだ。スパゲティじゃなくマカロニって感じと同じ。そして、味はチキン味のコンソメスープ。さらに、具はほとんど入っていない。ってことで、日本のどんべいなどには比較にならない。
 
 9時にホテルをチェックアウトするつもりが、だらだらして10時前になった。ライトレールの駅まで歩く。3日間、この駅からダウンタウンに通勤したのだが、この日はもう電車には乗らずに、空港に歩いていく。

 駅から空港を望む。左手に駅から空港への屋根のある歩道橋が見える。その着いた先のビルは駐車場。その先に見える、写真では右真ん中の建物がターミナルビルだ。シアトルの空港駅は日本の空港駅よりずっと長く歩かされる。
 
 
 上左  ANAのカウンターはずいぶん端のほうにある。ちょうど客が多くやって来る時間になってしまい、数人待ってチェックイン。

 上右  ANAはSゲートからの出発。Sゲートはシャトルに乗らねばいけないので、乗車。このシャトル、何と日本語の放送があった。ANA便の出発前だからなのか、終日なのか。Sゲートに向うものだけなのか、他もなのかといったことは不明。

 左  タコマ空港の構内図。ゲートの大部分は歩いて到達できるが、SとNだけはシャトルに乗車が必要。
 ANAの指定ラウンジはCLUB at SEA 。ダイナースカードでも入室できるようだ。

 下左  アルコール類はカウンターで注文する。ビールを頼んだら、ブルームーン。ラベルがなかなか素敵だ。

 下右  食べ物は充実していなくて、クラムチャウダーとポテトチップをいただいた。ラウンジでゆっくりするつもりが、ホテルの出発が遅れたため、1時間ほどの滞在となった。
NH177 シアトル→成田 搭乗記


 
 

    搭乗時刻の12時になり、ゲートに向うとNH177の搭乗がはじまるところだった。
 
 往復、ビジネスクラスの特典航空券をとっておいた。復路も全席とも通路に面したスタッガード型の座席。特典航空券を確保したときには、往路はスタッガード型だったが、復路は古いタイプの座席だった。その後に長距離路線はすべてスタッガード化された。

 下左  利用した座席。窓3つ分利用でき、サイドテーブルを入れて横幅もたっぷり。

 下右  モニター。その下には引き出し型のテーブル。その下にブランケットと枕を入れた。
 
 
 
 上左  離陸前のウェルカムドリンク。スパークリングワインをいただく。このサービスはJALにはないが、とりいれられないのかなぁ。

 上右  マウント・レーニア。カスケード山脈の最高峰で標高4392m。シアトル滞在中にもかすかに見えたが、はっきり見たのはこれがはじめて。

 左  いよいよ太平洋に出るところ。
 
 
  上左  水平飛行になり、食事サービス開始、まずは、おつまみ。

 上右  飲物は白ワインから選んだ。

 左  往路は洋食にしたので、復路は和食にしようか悩んだ挙句、やはり洋食のお肉にした。最初に、前菜。  
 
 
 上左  パンとバター、塩、こしょう、オリーブ油。4つまとめた専用皿のデザインがよい。

 上右  飲物は赤ワインの中から選んだ。

 左  メインはステーキ。やはり機内食のときはステーキが食べたいっていう思いが強く、和食にするか迷ったが、ステーキにした。ちょっと焼すぎって感じもするが、焼き方は決まっているのであろう。
 
 デザートとコーヒー。デザートは2種類の中から選ぶようになっていた。それは、いいやり方なのだが、そのためか、飲物があと回しになっているようだった。飲物がないと食べにくそうなケーキだったので、特にコーヒーを同時に頼んだ。コーヒーについている四角い包みはチョコレートだった。
 
 食後酒。これはJALにはないサービスだ。かなり度が高い酒で飲みにくかったので、おつまみを頼んだ。
 
 
 
 上左  しばらくビデオを見たあと、座席をフルフラットにして睡眠タイム。この上にマットを敷く。

 上右  フルフラットにする直前の足元。モニターの下に足が入るようになっている。

 左  飛行経路。アラスカやカムチャツカ半島のすぐ近くを飛行するルートだ。
 
 2食目は自由に選ぶのだが、パスタにした。

 下左  同時にチーズ盛り合せも頼んだ。

 下右  飲物は白ワインと緑茶。
 
 
 最終オーダーを聞かれたときに、味噌ラーメンを注文。

 下左  同時にアイスクリームももってきてもらった。

 下右  最後に紅茶。
 
 
 霞ヶ浦を見下ろしながら高度を下げていった。まもなく成田に到着。
ANAで成田から伊丹へ
 
 上左  成田到着後、最初にWIFIルータを返却。そのあとで、ANA国内線カウンターへ。

 上右  そのあと、ANAアライバルラウンジへ。

 左  アライバルラウンジとはいえ、大半の利用者は国内線への乗り継ぎ客のようであった。乗り継がない到着客でも利用できるように、制限区域外にラウンジが設けられているので、国内線に搭乗する場合はちょっと落ち着かない。
 
 
 上左  ビール。

 上右  食べ物は、おにぎり、サンドイッチ、チョコレートをいただいた。

 左  NH2179に搭乗。バス連絡であった。保安検査のために早めに行ったのに、搭乗開始時刻は遅れて、混雑するゲート前で座ることもできずに待つ羽目になった。
 
 搭乗機。B767もタラップから搭乗するときなどは大きく感じる。

 下左  国際線用の機材を利用した便で、ビジネスクラスの席を普通席として扱っていた。予約時に空席があったので確保しておいた。今回は中央の1人席が空いていなかったのだが、次回利用するときには1人席を使いたいものだ。中央の1人席ははるか以前、ジャンボの2階席で経験があるが、なかなかよかった思い出がある。

 下右  座席を倒した状態。真ん中が沈み込むゆりかご型でクレードルと呼ばれる。
 
 
 飲物はコーヒーをいただいた。まもなく伊丹に到着し、今回の旅行も無事に終了。はじめてのANA長距離便ビジネスクラスの旅、快適だった。

 

 

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