(2) アシュハバード その1

ホテルからの眺め。
大統領官邸
それにしてもパラボラアンテナが多い。

かつては小さな町にすぎなかったが、
1881年にロシアが征服、その4年後に
鉄道がカスピ海側から達し、発展が
はじまった都市である。
深夜にホテルに入ったため、ツアー出発
は遅い。それで、その時間を利用して
アナウ遺跡とカラクーム運河へ。

アナウ遺跡はアシハバードから12km。
1948年の地震で倒壊したモスクの廃墟
がある。
今も信仰の場になっている。
布がかざられている。
モスクの残骸。
カラクーム運河近くにて。
道端のラクダ。
カラクーム運河
アムダリアから分かれ、トルクメニスタン
を縦断している人工河川。
カラクーム運河のそばで魚を売っていた。
魚がとれるのだろうか。
じゅうたん博物館
じゅうたんが10万枚保管されている。
ここで最大なのは、18×10.5mのもので、
1941年7月から1942年2月まで女性35人
で仕上げたという。重さは895kg。
ニヤゾフ大統領の肖像画。
いたるところに描かれている。
じゅうたん屋にて。
中立のアーチ
高さ75m。50mのところに展望台がある。
この国は1995年に永世中立国を宣言し、
国連にも認められたことを記念。

頂点には黄金のトルクメンバシュ像
トルクメンバシュとは、ニヤゾフ大統領の
ことで、トルクメンのリーダーの意味。

中立のアーチの一帯の公園は、アサディ
広場という。
展望台からの眺め。
郊外の砂漠が開発されて町に変化して
いる様子が見られる。
新婚さんは中立のアーチに
やってくるのが慣わしのようである。
震災慰霊碑
トルクメンバシュの像のそばにある。
碑の下は記念館になっている。
この町には新しい建物がどんどん建設
されている。
1948年の地震で町は壊滅。
人口の半分の10万人が死亡した。
アナウ遺跡のモスクもそのときに倒壊。
ベルゼンギ・ホテル群
郊外の道路の片側にホテルが並び、
もう片方はほとんど開発されてない。
トルクメンバシュ記念国立博物館
他の建物がない中、ポツンと建っている。
ニサやメルブの出土品が展示されている。
12.9×20.6mの巨大なじゅうたんがあり、
女性38人が6ヶ月かかって完成させた。