1日目 ハノイ市内

日本から深夜便でバンコク。そして早朝に乗り換えて、ハノイのノイバイ空港着。予定どおり9時30分。これなら、午後は市内をいろいろとみてまわれる。空港の外にでると予想外の寒さ。日本で着ていたジャンパーは、この先もって旅するのは面倒だと思っていたが、ずいぶんと活躍することになった。緯度的には香港よりも南に位置しているのだが、体感温度は日本より少し寒さがましといったところか。
空港からミニバスで市内へ。ホテルチェックイン。
正午まで休憩したあと、市内を歩いてみてまわ
る。ハノイの旧市街地は、ハノイ36通りとも呼
ばれていて、日本語でいうと、「金物屋通り」だ
とか「仏具屋通り」だとか、仕事の種類の名前
をつけた通りが縦横に走っている。いまでも、
金物屋が何軒か並んでいたりというように、同
じような店が連続している箇所が何箇所かあ
る。写真では手前で塗料屋、右手で金物屋が
連続している。
ホアンキエム湖のほとりにでてくる。湖といっても周囲2kmくらいの池である。湖の周りには、石でできたベンチがたくさんあって、市民の憩いの場になている.。
玉山祠。ホアンキエム湖に浮かぶようにある。
ホアロー刑務所に向かう。古くからの刑務所で、フランス統治時代には、独立運動をした人などが収容されていて、独立後も刑務所として使われ、ベトナム戦争中には、捕虜になった米兵も収容されていた。市内の中心部の再開発で、刑務所の敷地の大部分は取り壊され、そこには、ハノイを代表するツインタワーと呼ばれるビルが立っている。(写真にも写っている)しかし、刑務所の一部分だけが保存されて、公開されているのである。
牢屋の中の石のベットの上に囚人の足首を固
定する器具がとりつけられていて、囚人は牢屋
の中で動き回ることができなくなっていた。
ちょうど中学校の下校時間であった。
ジャンパー風の制服のようである。校門のそとにはお菓子屋などが群がっていた。
革命博物館にて。
1972年にあった米軍によるハノイ空爆から30
周年ということで、特別にスペースをさいていた。
歴史博物館
ベトナムが漢字文化圏だったことを確認。漢字で書かれた書や漢字の彫りこまれた金物などを見て、この点でも日本とベトナムの共通性を感じた。だがベトナムは漢字を捨て去ってすでに100年。もはや、ベトナム人にとって漢字は古代文字みたいな謎めいたものなのだろう。
水上人形劇
人形が水中から飛び出してくる。どのように
して人形を動かしているのだろうか。

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