8日目   タ ウ ポ
ロトルアからタウポへ
 NZでの移動はインターシティバスが中心。インターシティーバスを安く乗るためのパスとして、フレキシーパスを使った。
 
 フレキシーパスの最大の特徴は、利用する区間の所要時間によって値段が変わること。利用日数や利用区間の距離ではない。

 まず、コースをつくり、利用する区間のバスの時刻を調べて、所要時間を計算。そして、全区間のバスの総利用時間を計算する。

 その利用時間に応じたフレキシーパスをネット購入する。自分の場合は、45時間分を購入。ロトルアからダニ―デンまで利用した7区間とフェリー(フェリーは独自の時間数で計算)の利用時間が40〜45時間になったため。

 購入後、旅程に合わせて予約。3ヶ月ほど前だと余裕で予約できたが、直前だと満席が多かった。だから、旅程の変更は、シーズン中は難しい。、
 
 
 ロトルアからタウポが第1区間。

 カップ麺などの朝食の後、出発の15分前にバス停に行き、ドライバーにパスの画面を見せて乗車、荷物は荷物室に入れてくれる。

 9時発。前方の数席がゴールドシートのバスだった。ゴールドシートは別料金が必要で、1回も使わなかった。
 
 
 上   2階席に乗車。客が少ないがロトルアでは長時間停車するので、客の多くが外に出ているためで、席には何かおいてあるところが多い。

 なお、バスは定員制ではあるが、座席は自由席。

 左   10時20分、タウポ着。移動距離は80kmほど。
 
 
 上   2泊する「シェブロン・モーテル」へ。10分ほどで到着。

 まだ10時30分ごろだったがチェックイン出来て、部屋へ。2階の真中の。階段を上ったところの部屋。この宿でも、コーヒー用のミルクのボトルを渡された。

 左   室内。キッチンがあり、電子レンジもついている。

 
 
 奥から入口側を見る。

 ネットの接続を確かめ、休憩せずに出発。

 本来の旅程では、この日はタウポ湖の遊覧船に乗ったりし、翌日、フカフォールズやワイラケイ地熱発電所などへのトレッキング゙の計画だった。

 ところが、天気予報では、翌日は雨、それも強い雨のようで、トレッキングはこの日にしてしまい、翌日、遊覧船にしようと計画を変更したのだ。
フカ・フォールズやワイラケイ地熱発電所トレッキング
 11時に出発。最初は車道についた歩道を歩く。ゆるい上り道。

 やがて丘の上に着く。タウポ湖が見える。
 
 歩道に沿って咲く花もきれいだ。
 
 車道と歩道が少し離れているところもところどころある。
 
 フカ・フォールズ。

 滝の直近にある展望台は帰りに立寄ることにして、行きは高台から滝を見下ろす。滝の上に、滝の直近の展望台が見える。
 
 ワイラケイ地熱発電所の敷地の上を通る橋の上から撮影。

 熱水を通すパイプが印象的。

 下   地熱発電所の展望台。
 
 
 稼働している中では世界最古で、規模も日本にある地熱発電所より大規模。

 展望台から見た発電所本体は、日本でよく見る水力発電所などとさほど変わらず。やはり印象的だったのは、発電所に送りこむ熱水のパイプ網。
 
 地熱発電所の敷地のそばを通って、地熱発電所の敷地に隣接してあったワイラケイ・テラスへ向かう。
 
 トルコのパムッカレに似た石灰棚があった。もっとも、火山噴火で水が枯れてしまい、新たに作ったものとのこと。人工的に熱水をくみ上げて流しているという。水が枯れてしまったテラスの跡も見た。
 
 テラスから流れ出た湯は温泉プールに流れ込んでいる。トルコのパムッカレと同じ。
 
 フカ・ハニー・ハイブという、蜂蜜販売店に立ちより、蜂蜜茶を飲んでいく。
 
 再び、フカ・フォールズへ、今度は滝の横の展望台から見る。

 落差は10mほどだが、流れ落ちる水量はとても多くて迫力がある。
 
 フカ・フォールズからは、遊歩道を歩いて、タウポに戻った。

 タウポに到着する直前にあるのがスパ・サーマル・パーク。露天風呂もあったが、この日は水着やタオルを持ってきていなかったのが失敗。急いで旅程を変えたので、忘れてしまったようだ。

 往復で20q歩いた。
部屋食
 宿に戻り、夕食をとり、翌朝の朝食を買おうと出かけた。

 宿から5分のところに「PAKn SAVE」という巨大スーパーがあることを発見。

 朝食だけはなく夕食に食べるものも買って帰り、宿で部屋食にすることに急きょ変更した。
 
 「オイスター・ベイ」というNZのロゼワイン。
 
 カレーソーセージ。部屋にある電子レンジで温めた。
 
 野菜サラダ。
 
 いちご。

 

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