1 伏見桃山駅〜伏見稲荷
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京都一周トレイルの東南側の起点になるのが京阪の伏見桃山駅。 ここから8回に分けて、京都一周トレイルにチャレンジしよう。初回のこの日は「東山コース伏見深草ルート」。9.5qで、起伏も少なく、今回は様子見のような感じ。 |
上左 トレイルの途中には、このような標識が立っていて迷う心配はあまりない。 上右 トレイルの起点になるF1の標識の上部。 左 緩い坂道を上がて行くと、旧伏見城の城門が門になっている御香宮。さらにすすむとJR桃山駅。 |
少しルートからそれて寄り道すると、乃木神社や明治天皇陵があるのだが、1年前のオフ会で訪問したのでパス。 まだ行ったことがない桓武天皇陵に立寄った。桓武天皇は長岡京そして平安京に遷都し、1000年以上続く京都が首都であった時代をはじめた重要な天皇だ。 |
次にトレイルは伏見桃山城のそばを通る。かつて秀吉が造営した伏見城は現在の明治天皇陵に付近に天守があった。ここは、500mほど北に、1964年に遊園地の一部として造られた。 遊園地は2003年に閉園されたが、跡地には京都市の運動公園がつくられた。天守はそのまま残されたが、内部には入れない。ここで昼食。 |
伏見桃山城の北にある北堀公園を通り、北へ向かう。なだらかな上りが続き、上りきったところが大岩山。 写真は、京都市南西部の眺め。京都市の中心の碁盤の目のエリアは11階以上の建物は建てられないので、高層ビルがないのが特徴。ここでしばらく休憩。 |
南の方へ目を転じると、大岩山のほぼ西に高層ビルがある。ここは、中心部の碁盤の目エリアではないので規制が緩い。 これは京都市では2番目に高い建物である京セラ本社ビルで20階建て。なお、京都一高いのは日本電産本社ビルが22階建てだが、肉眼では見えたが、黄砂のため写真ではよくわからなかった。 |
上左 展望台から少し下ると大岩神社の裏参道の入口がある。参道っても、階段を下る。 上右 大岩神社の本殿。神社関係者は常住しておらず、少し荒れた感じがする。 左 ここのみものは堂本印象制作の鳥居。日本画家でありながら抽象画も制作した画家らしいデザインだ。 |
本殿から少し下ったところに朱塗りの鳥居が倒れていた。このあと山を下ったのだが、石の鳥居や石碑も倒れていた。台風で倒れてそのままになっているのだろうか。 |
どんどん下ると、またも堂本印象の鳥居があった。先ほどのものよりも大きい鳥居だ。 下左 鳥居の上部。 下右 鳥居の柱。 |
さらにどんどん坂道を下り、大岩神社の表参道の入口に到着。このあとは、しばらく住宅地の中の道を歩いた。 |
しばらく平地を歩くと、まるでモスクのような感じあるいはミャンマーのパゴダのような建物が現れた。 浄蓮華院という寺なのだが、江戸時代には建物の後の森が桓武天皇陵だと考えられていた時期もあったようだ。 |
陵墓の参考地だったということで、かつては皇室とも関係があり、そのため入口には菊の紋がつけられている。 |
上左 さらに住宅地を歩き、稲荷山の麓までやってきた。白菊の滝があるというので訪れたのだが、水は出ていなかった。 上右 しかし水の音がするので別の場所に行くと、七面の滝があった。この付近には滝が多いが、修験者の水浴びなどのためにつくった人工的な滝が多いようだ。 左 稲荷付近では鳥居が密集するところがたくさんある、ここもその1つで弘法の滝。滝は写真の中央の緑の屋根の手前にあるんどあが、わかりにくい。 |
やがて伏見稲荷大社の奥社の近くにやってきた。ここで東山コースに合流する。とはいっても、東山コースの起点の京阪・伏見稲荷駅まで0.5kmほど歩かねばならない。 |
京阪・伏見稲荷駅の少し手前。JR奈良線の踏切を越えたところに、かつての京都市電の稲荷電停の跡地があった。 |
往時の電停の写真が掲示されていた。市電の稲荷線はここから西の勧進橋まで1停留所だけの0.7kmの路線だった。写っているのは13系統の京都駅行きで、稲荷線に入ったのは13系統だけ。 下左 西に行くと細長い児童公園になっている箇所があった。 下右 さらに西に行くと一般道路になっていた。このあと京阪・伏見稲荷駅へ行き、この日の行程を終了。 |
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