1日目   シカゴ乗継でトロントへ

 

 

JL9(成田→シカゴ)搭乗記
 
  上左  次の旅行の行先を考えているさなか、シカゴ行きの特典ビジネスに空席があり、どこに行くか考えないまま発券した。その後、米国内の周遊も考えたが、カナダ東部とシカゴにした。

 伊丹のサクラで朝ビールをいただきスタート。

 上右  JL3004 で成田へ。

 左  この便は国際線間合い使用で有名な便で、かなり搭乗している。以前はB777だったが、しばらく前はB737の時期があり、いまはB787が多い。今回もB787。
 
 
 上左  特典の場合、国際線がビジネスでも、乗継国内線は普通席。

 上右  飲物はアイスコーヒーをいただいた。

 左  成田到着後、内際連絡通路へ。ここの出国審査場は顔認証でないので、出国印がある。

 成田では長らくファーストクラスラウンジを利用してきたが、ステータス陥落のため、今回からはサクラ。料理の種類や並べ方などで陥落感を味わった。それでも、カレーをいただく点は変わっていない。
 
 
  上左  サクラのダイニングにて。

 上右  ダイニングは入口とは階が違う。やはりファーストクラスラウンジより不便な感じ。

 左  搭乗便はJL9。乗継時間が短く、サクラはごく短時間しか滞在できなかった。
 B777でスカイスイート7(SS7) の機内。

 上左  この便は窓際の席を確保できた。SS7では窓際席は個室感がかなり感じられる。

 上右  モニターとオットマン。
 
 上左  ウェルカムドリンクはシャンパンをいただく。

 上右  おつまみと白ワイン。

 左  和賞を選ぶことは少ないが、今回は和食を選んだ。下段左のうざく、下段真ん中のマグロ造りなどにつられたのかな。
 和食もなかなかいい、こうなると日本酒をいわいただきたくなる。

 下左  和食を食べはじめると、日本酒に乗り換え。

 下右  ケーキとコーヒー。
 
 上左  前夜、荷物の準備などであまり眠っていないので、機内食のあとはお休み。

 往路はアラスカ南部をかすめていくようだ。

 上右  フルフラットにして、頭側を見る。

 左  目覚めのあと、うなぎ丼をごはん少な目で。フルーツ。
 
 野菜カレー。

 下左  アイスクリーム。中身を選べるようになっていて、抹茶をいただいた。

 下右  窓から日の出が見えた。

 
 
 
 ミシガン湖からシカゴ上空に入る。街路が碁盤の目になっているのがよくわかる。そしてシカゴ、オヘア空港に到着。
期待外れのUAラウンジのあと小型機でトロントへ
 到着後、入国審査場へ。今回、初めてリターンESTAを利用してみた。同じパスポートで2回目以降のESTA利用のさい、外国人用の審査場ではなく、米国人用の機械による審査場を利用できる制度である。機械でパスポートを読み取らせ、一部、質問内容の一部は機械に入力する。日本語の表示もできる。

 列の長さは外国人用と同じくらい長かったが、どんどん気持ちよく進んだ。ただし、機械の入力が終わると、顔写真入りのレシートが発行され、それを有人窓口に出さねばならない。有人窓口での質問は、何日間滞在なのかと、only transferと答えると乗継便の行先を聞かれただけだった。通常の外国人用の審査場ではこういうわけにはいかないし、リターンESTAを利用してよかった。

 次に、荷物を受けとり、続いて、乗継便がUAであるので、UAのカウンターでチェックイン。日本からUAやANAで到着した場合は、UAに乗り継ぐ場合は搭乗券を持っているので、その場合は、この写真を撮影しているすぐ横に、荷物預けコーナーがあり、荷物を再び預けるだけでよい。
 
  オヘア空港は、国際線は会社にかかわらず第5ターミナルに着く。一方、出発便はUAが第1、DLが第2、AAが第3と会社別に分かれている。外国の会社は、アライアンス別に分かれるほか、一部は第5から出発する。

 それで第5から第1へ移動するのだが、空港内のシャトルトレインを使うつもりだった。ところが何とシャトルが新しくなり、そのための工事中で、一時的にバスでの移動になっていた。
 
 
 上  バスのルート。

 左  シャトルバスに乗車。バス乗場はかなりの行列ができていて、乗るまでに15分ほど待った。その間に、バスが3台出発していった。ようやく4台目のバスに乗車。10分ほどで第1ターミナルに到着。
 
 バスを下車したところから道路をはさんで、列車のこないシャトルトレインの駅があった。その向こうはヒルトンホテル。
 
 第1ターミナル到着後、すでにチェックインはしているので、カウンターで並ぶ必要はなく、すぐに保安検査場へ。ここは15分ほど並んだ。

 制限エリアに入ったあと、UAのラウンジである、ユナイテッドクラブへ。スタアラゴールドの資格で入場。

  反射のため、ターミナル内の通路が写っているが、ショッピングモールのような感じだった。
 
  中は広かったっが、ソファーのあるコーナーよりも、いかにも待合室といった感じのダイニング兼用のエリアが広く、豪華感には欠けていた。

 下左  ドリンクコーナーでビールを頼むと、無料のと有料のがあり、無料のバドワイザーにした

 下右  朝食メニューだからなのかもしれないのだが、食べ物はわずかしかなかった。

 UAラウンジは初めての利用だったが、今まで利用したいろいろな航空会社のラウンジの中で一番質素な感じで、残念ながら期待外れだった。
 
 
 搭乗時刻が近づいてきたので、ゲートへ移動。途中、搭乗機が見えたのだが、とても小さい飛行機だ。座席指定の際にわかっていたことだが、片側1人席、片側2人席の小型機だが、ジェット機だ。ほかの飛行機も小さいのが多いようだ。
 
 UAとスターアライアンスは第1ターミナルを利用しているが、UAはオヘア空港がハブの1つなので便数が多く、一部の便は第2を利用する。これから搭乗するトロント行きの便も第2から出発だ

 第1、2、3ターミナルは制限区域内で繋がっていて、今回のような場合は便利だ。
 
 ゲートに到着。第2といっても第2に入ってすぐのゲートで助かった。
 
 UA4301に搭乗。

 米国の場合、なぜか29分到着のように、中途半端な時刻設定が多い。この時刻通りに到着はほとんどできないと思うが。

 それに、鉄道の場合もだが、時刻表示が、AMとPMに分けた12時間制の表示というのも慣れないとわかりにくい。
 
 ボーディングブリッジの先端にて。飛行機の扉の部分が小さいので、ブリッジ内から空港内が見える。このような経験は初めてだ。

 機内持ち込み荷物であっても、大き目のスーツケースなどは、ブリッジ内で預けるようになっていた。
 
 機内。片側1人席、片側2人席になっている。1人席を指定していた。
 
 米国らしい形をしているプリッツエルが配られた。飲物はコーラにした。
 
 トロントに到着。短いタラップを降りて、あとはターミナルへ歩く。これは予想外だった。
 
  たくさんの人がターミナルに向かわずに、ずっと待っていた。最初は、連絡バスがくるので、それを待っているものとばかり思って、自分も待っていた。

 実は、飛行機に搭乗する直前に預けたl機内持ち込みの荷物がおろされるのを待ったいたのだ。
 
 まるでLCCターミナルのようなターミナルの建物に入る。ここは、空港の端のそのまた端のようなところで、空港の中心にある入国審査場まで相当な距離を歩かされた。

  近年、カナダも米国に似たeTAというビザ免除システム(事実上は電子ビザ)が導入された。バンクバーでは、機械によって自動で入国できるようになったという情報もあったが、トロントは従来と同様の有人の入国審査場であった。そのあと、荷物を受け取り、外に出た。
トロント初日
 空港から市内へは、ユニオン・ピアソン・エクスプレスを利用。トロント・ピアソン空港とトロントの中心駅ユニオン駅を結ぶ。

 切符は空港で買ったが乗場に向かう途中にも券売機があった。写真で、入口を入って、坂を上がったところがホーム。

 下左  列車の先頭。

 下右  列車が到着し、ホームドアが開く前。
 
 
 車内。

 下左  25分でユニオン駅に到着。ユニオン駅のコンコースは豪華なつくりでびっくりした。

 下右  外に出てユニオン駅の駅舎を見る。
 
 
 ユニオン駅からホテルに向かう。高層ビルが並び、トロントの都心であるようだ。

 トロントでは、シェラトン・センター・トロントに3泊する。
 
 シェラトン・センター・トロント。(休憩後、夕食に出かけるときに撮影)

 チェックインの際、アップグレードされて、22階の部屋だ伝えられた。
 
  部屋は広く、快適。アップグレードされて、どこが違うのかはよくわからなかった。
 
  窓側から入口側を見たところ。

 伊丹を出発してから24時間以上かかって、やっと1日目のホテルに到着し、安心感からか、2時間ほど眠った。
 
  眼下には市庁舎前の公園が見える。写真左上の2つの高層ビルが市庁舎。新しそうだが、1965年建造で意外と古い。

 一方、右端の真ん中に見える時代ものの建物が1899年建造のかつての市庁舎。現在は裁判所。
 
  夕食は1kmほど歩いてチャイナタウンに向かった。

 路面電車(トロントではストリートカーという)の停留所に中華風の門が建っている。
 
  龍笙桟。

 1日中、飲茶が食べられるということで入店。

 下左  店内。

 下右  ポーレイ茶。
 
 
 
 
イイダコのカレー煮。このメニューは、今までどの国でも食べたことがない初めてのものだ。イイダコは日本では醤油煮しか食べたことがないし。

 下左  エビ餃子。

 下右  鍋貼(焼き餃子)。かなりの大きさだ。
 
 
 「玉子豆腐鮮枝竹」。

 玉子豆腐は和食なので、日本から入ったのだろう。中華圏の飲茶でも最近はあるのだろうか。棒状の長い玉子豆腐を切って出しているようだ。

 全部で、チップ込みで約22カナダドル(約1850円)。

 チップは端末で20%を選ぶと自動計算されるのがカナダ式。(店によっては20を入力) 米国に多い、チップ額を客がレシートに記入する方法に比べて、店の不正がしにくいうえ、計算しなくてよいので、カナダ式のほうが自分はいい。
 
  ホテルと市庁舎の間にある公園まで戻ってきた。噴水とTORONTOの文字が美しい。

 翌日は朝早いバスでナイアガラに向かうので、すぐに休んだ。