1 日 目  フランクフルトへ

 

0日目 成 田 前 泊
 フランクフルト経由で初めてのギリシャ旅行に出発。

 1年近く前にJALの特典ビジネスでフランクフルト往復を確保したが、ヨーロッパのどこに行くかは、3ヶ月ほど前に決めた。ヨーロッパの中では行ったことがない国だったので。

 もともとの運航スケジュールだと、朝の伊丹・成田便で乗り継げるのだが、ロシア上空の飛行が停止されている関係で、出発時刻が早まっていて、前日午後の便で成田に向かい、成田で前泊。

 成田行きの搭乗前、伊丹のサクララウンジで休憩。

 下   14時35分発、JL3006に搭乗。
 
 
 
 上左   成田行き機内。

 上右   飲物はコーヒーをいただく。

 左   予想外だったが、成田ではバス連絡。国内線荷物受取場の近くで下ろされ、荷物を受け取る。
 
 成田空港での前泊は何年ぶりだろうか。東横インの送迎バスに乗車。
 
 東横イン成田空港は、かつては日航ホテルだった建物を利用していて、ほかの東横インとは外観がずいぶん違う。
 
 ほかの東横インよりも部屋が広く、レイアウトも違うという情報もあったが、案内されたのは、正面玄関のある棟ではなく、奥の方にある別棟で、部屋は他の東横インと同じ内装だった。
 このホテルの近くには飲食店などはなく、夕食は館内のコンビニで食べ物を買って、部屋食という一択。

 写真右奥の青い光の部分にローソンがある。その左はフロント。

 1階は広いが、使われていないスペースが多い。日航ホテル時代のレストランであったと思われるスペースなどが、活用されずに残っている。
 
 ローソンで買った弁当とビールで夕食。
成田国際線サクララウンジ
 6時の送迎バスで空港へ。朝食はサクラでいただくので、ホテルの朝食はパスした。

 羽田ではJALの搭乗手続きは6時開始なので、成田も同じだろうと思って6時30分くらいにカウンターにやってきたら、何と7時からとのこと。しばらく待った。
 
 出発案内板を見ると、搭乗するフランクフルト行き以外はすべてアジア方面で、なんだか成田空港もアジア専門の国際空港となってきて、関西空港に似てきたなと思った。
 
 以前は、保安検査場に入るのに、各社上級会員や上位クラス客向けの優先レーンがあったので、探したがなくなっていた。

 保安検査場に入るのにかなりの行列ができていて、困ったなって思った。

 ところが、Face Expressなる顔認証システムが導入されていて、並ばずに保安検査場に入れた。顔認証ができるのは、今のところ、JALとANAを利用する場合に限られているが、ノンステータスの場合やエコノミークラスの場合でも利用できる。

 すぐに保安検査を受けられ、続いて出国審査場も顔認証で通過。

 そのあと、国際線サクララウンジに直行した。
 
 サクラには入室できたが、食事の提供は7時30分からとのことで、しばらく待った。羽田では6時から提供なので、遅く思う。

 また、以前はビュッフェ方式で好きな料理を皿に盛っていたのだが、カウンターで食べたい料理を申し出て、スタッフが皿にとりわけた料理を受け取る方式に変わっていた。

 
 
 飲物だけは、7時30分以前から飲めるようになっていて、白ワインをいただいた。

 下   食事の提供がはじまったので、カウンターに行って注文。和定食のおかずだけ、カレー、サラダを注文した。和定食のおかずやサラダはすでに盛られているものを、カレーだけはその場でご飯とルウが入れられて渡された。
 
 
 7時30分より前は、飲み物は赤白ワイン、ビール、ノンアルコール飲料などをセルフでサーバーから入れるようになっていた。

 7時30分以後は、有人の飲み物カウンターができていた。スパークリングワインを入れてもらった。
 
 デザートに杏仁豆腐を追加でいただく。
 
 ダイニングは2階にあるので、混雑してきた。食事後は、1階に下りた。1階に下りる客は少なく、広々としたなかで休憩。

 下   搭乗時刻が近づいてきたのでゲートに向かう。65番ゲートでラウンジからも近くてよい。

 途中、搭乗するB787がよく見えた。2ヶ月前にANAフランクフルト便を利用したが、JALに限ると長距離国際線の利用は2019年夏にシカゴ便を利用して以来、4年ぶりだ。
 
JL407 成田・フランクフルト 搭乗記
 搭乗便はJL407フランクフルト行き。
 
 ゲートは65番。2階までつき抜けになっていて、いい感じだ。
 
 
 
 上左   搭乗。ファ―ストがないので、最前部の客室へ。

 上右   自席。

 左   着席し、さっそくスリッパとヘッドホンを利用しくつろぐ。
 
 ウェルカムドリンクはシャンパンをいただく。

 下左   水平飛行になり、食事開始。おつまみのときの飲物は白ワインにした。

 下右   おつまみはオリーブとナッツ。
 
 
 前菜。
 
 メインはステーキ。普段は食べられないので、海外旅行のときにCクラスを利用した場合の楽しみだ。

 下左   栃木県足利市のココファーム・ワイナリーの「農民ドライ」。

 同じメーカーの「農民ロッソ」(赤)がこの日は、ドライ(白)を搭載ということで、いただいた。たまたま大きく揺れているときに撮影。
 
 
 
 
 上右   デザートとコーヒー。

 左   このあとは席をフルフラットにして、横になりながらビデオを見る。

 下   アラスカ付近の経路。白いのは北極海の氷かな。
 
 
 自由に選べる2食目以後の食事は、まず和定食。

 飲物は、JALオリジナル大吟醸。福島県会津若松市の宮泉銘醸製。
 
 しばらくしてから今度はカレー、サラダ付きをいただいた。

 下左   アイスクリーム。プリン味のハーゲンダッツ。

 下右   フルーツ。
 
 
 
 
 ラストオーダーを聞かれて、ラーメンを注文。
 
 オランダでアイセル湖を干拓してつくったポルダーの広がるエリアを見ながら陸地に入り、まもなくフランクフルト着。
マリオットFRAAPで1泊
 フランクフルト空港ではJALは第2ターミナルを利用する。

 この日は第1ターミナルに隣接しているマリオットフランクフルトエアポートで1泊するので、第1へ移動。

 本来は第1、第2の間にはシャトルがあるのだが、工事中でバス連絡になっていて、結構面倒だった。
 
 
 上   第1ターミナルに着いて、マリオットへ。空港に隣接したホテルはマリオット、シェラトン、ヒルトン。今回はマリオットで1泊する。

 マリオットの提携のクレカを使っているが、特典の1つとして、年に1回の無料宿泊がある。今年の無料宿泊特典はマリオットFRAAPで使った。

 無料宿泊特典は50000ポイント以内のホテルで使えるのだが、ここは44000ポイントで。6000ポイント余すことになり、その分は放棄するしかないのが難なのだが、宿泊費はクレカの年会費以上だったので、ここで特典を使った。(どういう理由かわかないが、泊まった近辺の日で宿泊費が高くなっていた。)

 ホテルの入口は、直進するとシェラトン、左折するとマリオット。写真は少し見にくいが、マリオットとシェラトンのマークがわかるだろうか。4月のイタリア旅行の際はシェラトンに有償で泊まったので、今回はマリオットにした。
 
 提携クレカの特典に、空室があれば部屋のアップグレードがある。

 今回は乗継のために1泊するだけだし、そもそも、マリオットホテル自体、アップグレードしなくても、自分が泊まるには豪華すぎて、無相応なくらいなので、アップグレードしてほしかったわけじゃないが、アップグレードしたと告げられた。

 部屋に行くと、ソファーがあったが、使わなかった。
 
 窓側から入口を見る。大きなテーブルがパソコンを使うのに便利だった。

 下左   照明の形状や壁のデザインがスタイリッシュでいい。

 下右   ヨーロッパではどこに泊ってもナイトウェアはないので、持参しているが、ここはバスローブがあり、ナイトウェアかわりに使った。スリッパがあること自体珍しいが、そこそこ分厚いもので、機内のものが使用に耐えなくなったときのためにいただいておいた。

 夕食は抜きにして、チェックアウトまで部屋からは出なかった。部屋では15時間ほど滞在し、よく休めた。
 
 
 

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