1 日 目   根 室 へ
 今回の旅はANAを利用する。ANAのコイン(JALのeJALポイントに相当するもの)を使い切るためだ。

 ANAを使うのは1年8か月ぶり。一昨年、対馬に行って以来だ。

 伊丹空港に着くと久しぶりにANA側でバスを下車。ターミナルに入ると対馬に行ったときとは様子が変わっていて迷った。

 プレミアムチェックインのカウンター(JALのダイアモンドプレミア用とJGC用のカウンターを合わせたもの)が荷物検査場の横に移転していたのだが、別室になっていて、わかりづらかった。
 ANAラウンジへ。入室の際、入口でクレカなどを機械にかざすのだが、JALと同じ感覚で利用して少し失敗。

 JALの場合は、ダイアモンドプレミアラウンジとサクララウンジは同じ機械にかざすのだが、ANAの場合は、スイートラウンジとANAラウンジでかざす機械が別々だったのだ。そのため、はねられてしまって、機械をかえてやり直し。
 
 朝ビールをいただく。目の前に駐機しているのがこれから搭乗する千歳行きのようだ。
 
 出発便の案内板。欠航は1便もなくなっている。

 千歳行きのNH773に搭乗する。千歳で中標津行きに乗り継ぐ。

 ANA利用で道東に行くことにして、利用空港は今まで使ったことがない、ANAのみの就航空港である中標津にすぐ決まった。
 
 ゲートに向かい、待機し、いよいよ搭乗。
 
 JALであればクラスJを選ぶのだが、ANAはそれがないので普通席。

 下左   飲物サービスはアイスコーヒー。

 下右   千歳乗継は初めて。どうするのかと思ったら、係員に申し出て、乗継手続をして、待合室に入るようになっていた。
 
 
 
 乗継便のゲートをまず確かめる。千歳到着が少し早めだったので、あきらめていた昼食をとる時間ができた。
 
 格別、寿司が食べたいというわけじゃなったが、寿司店が目につき、急いで寿司で昼食。
 
 おまかせ6貫セットの「上」を注文。1980円というのは少し高いと思うがやむを得ない。
 
 支払いのために並んでいたら、早くも搭乗案内のアナウンス。ゲートに向かい、そのまま搭乗。
 
 機種はボンバルディアDHC-8-Q400。機体の上に主翼があるプロペラ機。両側に2人席が並ぶ。

 飲物サービスはアイスコーヒーをいただいたが、先ほどと同じなので写真は省略。
 
 摩周湖が見えた。急斜面の下に湖面があるので摩周湖だ。展望台らしき白い建物も見える。さて今回の旅で地上から見ることができるか。
 
 中標津空港に着陸する直前に、根釧台地の格子状防風林が見えた。幅180mの林が3300m間隔にあるが、地上からは確認しにくい。滞在中に開陽台からはある程度見えたが、それでもこの飛行機からの眺めほどのことはなかった。
 
 中標津到着。ターミナルへは歩いて向かう。
 荷物を受け取り、ターミナルを出ると根室行きのバスが待っていた。
 
 車内。乗客は10人ほど。2人が中標津で下車。あとは途中で1人下車した以外、根室まで乗車。
 
 根室では根室駅前の1つ手前の「北斗小学校前」で下車。

 下車すると道をはさんで2泊する「イーストハーバーホテル」があった。
 
 到着したのは15時ちょうどで、部屋に入って一休みできた。
 
 窓側から入口方向を撮影。

 下   道をはさんで小学校があり、その向こうに根室市の中心部があり、さらに向こうに根室港がある。
 
 
 2時間ほど部屋で休んだ後、夕食をとりに外出。

 根室の最高気温は16度ということ。中標津で飛行機を下りてから、肌寒く感じてたので、長袖に着替えた。このあと、旅行期間中、ずっと長袖。暑く感じた日もあり、袖をまくったが、それはほんの2、3日だけ。


 うっすらと霧がたちこめていて、遠くは見えづらい。

 下   数分歩いて、根室駅に到着。
 
 
 
 上左   駅の前には黄色いポストがあった。うっすら寒い感じの駅には黄色は似合わないんだけど。

 上右   左は改札口、右は待合室。北海道では、改札口に扉があり、改札のさいだけ開かれる駅が多い。

 左   食事する居酒屋の候補を決めて出たが、閉まっている店や開いていたと思えば、満席の貼り紙がしてあったり。
 考えていた店ではないが、「八起」という店があいていたので、入店。
 
 店内。

 下左   お通し。

 下右   刺身盛合わせ1人前。
 
 
 
 上左   冷酒「北の勝」。

 上右   醸造元は根室市の「碓氷勝三郎商店」。日本最東端の醸造場で、すぐ近く蔵があるので宿の帰りにみて行こう。

 上右   つぶ煮。
 
 黒はもの照り焼き。

 メニューに「黒はもの照り焼き」があったので、注文。はもというと京料理を思い出すので、根室にはも料理があってびっくりした。

 黒はもと呼ばれ、京料理のはもとは別の仲間なのかもしれないが、味の違いまではわからなかった。
 
 最後に雑炊をいただいて終わり。
 
 「北の勝」の蔵の前を通って宿に戻った。
 
 根室では標識にロシア語を併記しているものが多い。稚内と同じだ。1日目終了。

 

 

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