11 日 目   支 笏 湖
 朝食。前日に引き続きスープカレーもいただいた。
 
 フォーも前日に引き続きいただく。あと、デザートとコーヒー。

 美味しい朝食のあとは、部屋で2時間ほどゆっくりした。なにしろ、この日は支笏湖に行くのだが、バスの時刻の関係で、10時前に宿を出発するが、それまですることもないので。
 
 10時前にチェックアウトして、地下鉄東豊線、豊水すすきのからさっぽろへ。

 札幌発10時23分の快速「エアポート」に乗車。
 
 北広島の手前に日本ハムの使う新スタジアムの建設が進んでいた。スタジアム周辺を「ボールパーク」として整備するようだ。

 北広島駅まで2kmほどありそうだったので、きっとスタジアムそばに新駅が造られるだろう。駅ができたら札幌ドームよりアクセスが便利だろうな。
 
 
 千歳に到着。左が乗車してきた快速、右が1日2本の新夕張行き。

 下   千歳駅で下車したのは初めて。南千歳駅(かつては千歳空港駅)や新千歳空港駅は何度も利用しているのに。
 
 まず支笏湖行きのバスの乗場を確認し、スープカレー店「GARAKU」へ。

 前日に、すすきのにある本店で食べようと思っていたが、藻岩山から戻ったときにはすでに閉店だった。札幌以外の道内の支店はわずか。でも千歳のそれも駅近くに2021年11月に支店がオープンしたとのことで、ここで昼食。
 
 明るい店内には少人数向けのブースがずらりと並んでいる。その1つに案内された。
 
 「余市ワインポークの豚しゃぶと7種きのこ森」。

 これにしたのは、千歳店限定ということと、余市ワインポークが余市の北島農場のもので、ニッカのレストランで食べた豚肉も北島農場だったこと。

 野菜が満載で、お腹が膨れる割にはヘルシー。辛さは中辛。これにライスがつく。
 
 自家製ラッシー。

 カレーによくあい、最後に飲むとさっぱりした。
 支笏湖行きのバスに乗車。

 下左   「支笏湖」に到着。

 下右   湖畔の土産物店やカフェは半分ほど閉店している。荷物を預かってくれる土産物店の情報もあったが、その店も閉店。荷物をゴロゴロさせて、湖畔めぐり。
 
 
 
 上   かつて王子製紙の路線が苫小牧から支笏湖へ延びていた。通称は「山線」で、旅客営業も行っていた。その資料館「山線湖畔駅」があるので行ってみた。

 左   山線鉄橋の付近の模型。鉄橋脇にデルタ線があったことなどがわかる。
 山線湖畔駅。
 
 山線のレール。
 山線鉄橋。

 下左   1899年の製造で北海道でもっとも古い鉄橋。もとは官営鉄道の空知川鉄橋に使われていたが、王子製紙に払い下げられ、ここに移設された。廃線後も鉄橋は元の位置で保存。

 下右   支笏湖から流れ出す川を鉄橋上から見る。
 
 対岸に渡って撮影した山線鉄橋。
 
 山線湖畔駅のあった付近。
 湖岸におりて支笏湖を見る。
 
 遊覧船に乗船。水中が見られるということ。支笏湖は水質がきれいで、魚もあまりいないはずなので、何を見るのかなっ思いながら乗船。荷物は切符売場に預けておいた。
 
 乗船すると、階下に案内された。
 
 停泊していた港では魚が多く見えた。ほとんどが「エゾウグイ」だという。
 
 出港して10分、水中にある柱状節理を見る。水中を見えるようにしていた理由は柱状節理だった。
 
 上に上がり、水上に見える柱状節理を見る。

 下    乗船場に戻る。土産物屋やビジターセンターなどは林で見えない。
 
 
 宿の送迎を待つ間、ビジターセンターを見学。
 
 送迎客は自分だけだったので、乗用車での送迎だった。

 下   バス停からは10qほどあり、15分ほどで丸駒温泉旅館に到着。
 
 
 フロント横に「日本秘湯を守る会」の提灯があり、撮影コーナーとして使われているようだ。

 フロントでチェックインし、食事時間と翌日の送迎を予約する。

 まだ15時台で、早かったこともあるが、客は多くはなさそう。(翌朝の朝食時もさほど混雑していなかった。)
 
 部屋へ。和洋室を予約しておいた。
 
 窓側から入口側を見る。

 下   窓からは支笏湖の眺めがよい。
 
 
 お茶請けの饅頭いただく。
 
 温泉に入る前に湖岸に出てみた。
 
 温泉へ。まだ誰も入浴していなくて、一番乗りだった。
 
 露天風呂にも入る。

 下左   下の露天風呂に向かう。

 下右   下の露天風呂の入口。「日本秘湯の会」の提灯もある。
 
 
 下の露天風呂。

 湖とつながっている箇所があり、風呂と湖の水位が同じ。水位があがったときは立って入浴するようだ。

 上の温泉に比べてかなりぬるくて、物珍しいけれども、入浴するなら上の温泉だと思った。

 下   温泉から戻り、1時間ほど休んで夕食。
 
 
 
 
 上左   飲物は冷酒「初太郎」。初代の当主、佐々木初太郎にちなむ。

 上右   丸駒温泉オリジナルの酒だが、製造元は、小樽市の「田中酒造店」。前々日に店に行って、試飲をしてきた店だ。酒屋が丸駒温泉にきて水を組んで帰り、仕込むらしい。

 左   刺身。少しだが、バフンウニもあった。
 
 毛ガニ。左下の丸い器には、蟹みそが入っている。
 
 茶碗蒸しと詳しくわからないが酢の物。
 
 煮物など。
 
 すき焼き。
 
 すき焼きができあがった状態。
 
 鮎の塩焼き。これは最初は置いていなくて、あとで運ばれてきた。
 炊き込みご飯とみそ汁。
 
 デザート。

 1時間30分かけて美味しくいただいて満足。、

 

 

10日目へ  道南のトップ ユーラシア紀行のトップ 12日目へ