10日目  帰  国

 

 

プライオリティ・チェックインのおかげでラウンジへ直行
  帰国便は6時15分発のNH836だ。2時間前にチェックインが終わっているようにしようと思うと、4時に第2ターミナルに着いているのが望ましい。ターミナル間の連絡バスは深夜でも運行されているのだが、本数は少ないようだ。それで、3時40分にホテルをチェックアウトして、連絡バス乗り場に向った。運が良かったのか、5分も待たないうちに連絡バスがやってきた。

 第2ターミナルで下車後、ANAカウンターとは全く別の場所にあるプレミアムチェックインのカウンターに向った。
 スカルノ・ハッタ空港では、いくつかの航空会社は、ビジネスクラス以上のチェックインでは、プライオリティ・チェックインのカウンターを利用できる。ANAも利用できる航空会社なので、使ってみた。(空港の行っているサービスで、ANAのほか、エミレーツ、カタール、エバー、キャセイ、KLM、ルフトハンザなどが可能だ。)

 椅子にすわりチェックインする。搭乗券が発券された。本来なら、その搭乗券を持って、このカウンターの左手にある専用出国審査場に向うのだが、早朝のため、専用出国審査場は開いていおらず、パスポートと発券された搭乗券をいったん預けた。

 写真の左手に専用出国審査場があり、そこを抜けたあとにJASプレミアラウンジの入口がある。そのため、プライオリティ・チェックインのカウンターからラウンジに直行できた。あとで、ラウンジで食事をしていたら、出国印が押されたパスポートと搭乗券が返却た。
 
 上左  プライオリティチェックインのあと、そのままラウンジに入ると、早朝なのに、多種類の食べ物が並んでいたのはよかったが、ビールは、午前中はサービスされないのが残念。

 上右  1回目の朝食としていただいた食事。1回目と書いたのは、このあと機内食があるため。

 左  ラウンジの中。ここでくつろいでいたら、先ほど預けたパスポートと搭乗券が戻ってきた。パスポートにはしっかり出国印が押されていた。ラウンジ内には人がまだ少なく、自分を探すのもそう難しくなかったかな。
 
   このラウンジの表の入口は写真の奥の方にあるのだが、プライオリティ・チェックインからやってくる場合には、写真の左手のほうから入室する。

 JALでもこのラウンジは利用できるし、プライオリティパスでも利用できるが、プライオリティ・チェックインはANAなど特定の航空会社を利用したときだけ利用できるサービスなので、今回はANAを使ってよかった。

 ジュースとフルーツをいただいて、ANAの搭乗ゲートに向った。
NH836(ジャカルタ→成田)搭乗記
 上左  帰国便はNH836成田行き。特典航空券をビジネスクラスで発券している。

 上右  搭乗便。B787。まだ夜明け前だ。

 左  行き帰りともビジネスクラスだが、行きはスタッガード型であったが、帰りは少し古いタイプで近距離線で使われるクレードル型。

 ビジネスクラスは半分強の入りで、空席が目立つ。盆の8月15日の帰国便なだけに、満席と思っていたので、ちょっと拍子抜けだ。また白人が半分近くを占めている。ANAは日本人客の羽田シフトを徹底させたようで、成田便は北米線との乗り継ぎ客にターゲットを絞っている。

 下左  予約していた席「1H」。最前列だが、通路側。クレードル型は、フルフラットではないが、電動リクライニングで申し分無いシート。JALのシェルフラットにほぼ相当するといった感じ。

 下右  離陸前にウェルカムドリンク。スパークリングワインをいただく。
 
 
 
  上左  隣席には客がいたため、CAさんから2席空いていた最前列左側の「1A」を勧められたので、ありがたく席を変わった。窓際に移動したうえに、隣席は空席でゆったりだ。

 上右  やがて食事タイム。飲物は白ワインにした。

 左  和食を選んだ。朝食なので、あまり量が多くなく、ラウンジで少し食べておいて正解。美味しいが、ご飯は機内で炊飯するJALにはかなわない感じ。
 
 上左・上右  白ワインの次に日本酒。純米酒の「奥能登の白菊」。醸造所は輪島市にあるようだ。

 左  コーヒー。チョコレート菓子がついてくるが、これはJALにはないサービス。コーヒーそのものはJALに軍配か。
 
 朝食後は座席を最大限倒してひと眠りする。クレードル型座席を最大限倒した状態。

 背もたれのリクライニング度はJALのシェルフラットにおよばないが、足の部分が高くなっていて、シートからずり落ちることがないようになっている。そのため、ゆりかご型ともいわれる。
 
 一休みしたあと、ワインをいただくことにした。おつまみにはヒルトンメニューなるものを選ぶ。ヒルトン・バリ・リゾートの監修らしい。

 下左・下右  白ワインはMax  Reserva。チリのワインだ。
 
 
 続いて、昼食としてミーゴレンをいただく。メニューには、ローカルフードとして取り入れた旨の説明が書いてあった。

 下左・下右  飲物は赤ワインにした。Chateau Pey de Pontというフランス・ボルドーのワイン。
 
 
 成田が近づいてきたころ、ラストオーダーとして何かと勧められて、チキンカレーを最後に頼んだ。トマトの酸味が効いていて、肉以外に野菜の具材が固形で入っている点など、JALのカレーを食べなれているとかなり違うなと思うが、これはこれで美味しいと思った。

 下左  飲物はプレミアムモルツにした。おつまみを袋ごとではなく、皿に入れてくるのはJALより丁寧にやっていると思う。

 下右  成田着。意外なことにバス連絡だった。
 
伊丹へは機材変更でB777
 成田に到着し、入国後向ったのはアライバルラウンジ。制限区域外にあり、国際線到着客も使えるが、実質的には、国内線乗継客用のラウンジになっている。

 下左  成田までの機内でたくさんいただいていたので、ここではジュース程度にした。

 下右  伊丹へのNH2179。飛行機を見て、予約時のB767からB777に変更されていることがわかった。前方席を予約していたが、席配置図からクレードル型のビジネスクラスの席だとわかった。しかし、B777が国際線用ならスタッガード型のビジネスクラスに座れるかなという期待をもって、ゲートへ。
 
 
 搭乗するとやはり国際線用の間合い運用で、予約していた座席はスタッガード型ビジネスクラスの席だった。思いがけず利用できてよかった。

 下左  利用したシート。

 下右  飲物サービスはコーヒーした。コーヒーをいただいたあと、ほんの10分ほどだったが、シートをフルフラットにして一休み。
 
 
 モニターも利用できた。飛行ルートを見ていると楽しいものだ。

 まもなく伊丹に到着。今回の旅行も無事に終了。