9 日 目 仙 台
震災遺構荒浜小学校と住宅基礎 |
部屋の窓からは、仙台駅の東口がよく見えた。 下左 朝食はホテルに入っている居酒屋でとることになっている。「漁業部」とはなかなか面白いネーミングだ。 下右 店内。和定食で、おかずとご飯、みそ汁は運ばれ、飲物と一部のおかずのみ各自で取りに行くようだ。 |
盆に盛られたおかずが運ばれてきた。居酒屋らしく、このまま酒のつまみになりそうなおかずが並んでいる。 |
ご飯、みそ汁が運ばれてきた。温泉卵、のり、納豆とお茶は取りにいった。 下左 チェックアウトは機械ですることになっていた。初めての経験。 道路の向かい側からホテルを撮影。 下右 地下鉄東西線に乗車。 |
上左 車内。乗車時はそこそこの乗客がいたが、少しづつすいていき、終着の荒井ではガラガラ状態になっていた。 上右 荒井駅で地上にあがるとあるバスターミナルから「震災遺構仙台市立荒浜小学校前」行きの仙台市バスに乗車。震災遺構行きの定期バスがあるのは珍しい。 左 荒井駅から15分ほどで到着。駅から3、4kmの距離かな。 バス停からすぐに校庭内に入れる。校庭は見学者用の駐車場になっていた。校庭を横切って校舎に向かった。 |
校舎そばまで行ってよく見ると、あちこち破損していることがよくわかる。 海岸から700mあり、生徒のほか、地域住民多数も避難してきていた。浸水は2階の床下から40cmのところまでだったから。避難者は3階以上に逃れ全員無事。 |
浸水時の様子。ヘリコプターから撮影したのだろうか。浸水は1階の真ん中あたりなので、少し水が引いてきたころの撮影のようだ。 比較的、低層階までの浸水ですんだのは、この学校は、改築に当たり、敷地全体を周囲より高くなるよう、かさ上げ工事をしていたからだ。 |
1階部分。窓枠が一部残っているのは、津波の流れの方向の関係かな。縦棒は補強のために整備されたものだと思うが。 下左 2階の床下から40pに残っている、津波の痕跡。 下右 津波襲来時に止まった時計。 |
上左 屋上。避難時の写真と見比べるt、床が改装され、色が変わっていることがわかる。 上右 展示。これは避難時の教室の様子。 左 震災前の航空写真。左端の真ん中に荒浜小学校がある。右上の白い部分が砂浜。学校の周辺は住宅が密集していたことがわかる。 |
荒浜小学校で案内の方から海岸に向かうと住宅の遺構などもあるので行ってみるとよいと勧められた。帰りのバスを遅らせて海岸に向かった。 写真真ん中に小学校がある。運河を渡る橋のところから学校方面を撮影。震災前は住宅地だったところが、一面の草原になっている。 |
貞山運河。 江戸時代から明治初期に、仙台湾の海岸から少し内陸側につくられた。阿武隈河口から松島までだが、さらに別の運河が旧北上川まで続いている。 かつては物流に利用されたが、戦後は漁業に利用される程度になっていた。以前は運河に沿って集落があったが、震災後は内陸への移住がおこなわれ、集落がなくなった。 |
上左 住宅基礎の震災遺構の標識。 上右 十軒程度の住宅の基礎が残っていた。 左 中には震災前の住宅の写真が掲げられているところもあった。 |
住宅基礎の遺構にあった写真に、住宅街にバスが止まって入り写真があった。 |
少し離れたところにバス停があった。よく見ると、今はバスがやってこない震災前のバス停だった。 どこかへ流されたバス停の標識がもとの場所に戻それたようだ。背後の建物は、住宅ではなく防潮堤や震災遺構の整備などの工事事務所。 |
海岸近くに観音像と慰霊碑があり、手を合わせた。 |
防潮堤の上に上って、海を見た。かつては、宮城県でもっとも人気のあった海水浴場だったという。現在は海水浴は禁止されている。 下左 防潮堤の上。左が海、右の陸側には松並木があるが、かつては松が密集していたという。 |
上右 荒浜小学校に戻り、荒井行きのバスに乗車。予定外の海岸まで行ったので、すでに昼を回ったが、行けてよかった。 左 荒井駅には「せんだい3.11メモリアル交流館」が併設されているので見学。小規模の展示で、10分ほどで見終わった。 |
青葉城などを見て帰宅 |
上左 荒井から仙台駅に戻ったあと、南北線に乗り換え、泉中央へ。最後の1区間だけ乗ったことがないので、乗車。 泉中央駅のすぐ近くには、ベガルタ仙台の本拠地「ユアテックスタジアム」がある。 上右 続いて、仙台駅で再び乗り換えて、八木山動物公園へ。近隣で食事して、ここから青葉城へ行こうと思っていた。でも、駅の近辺で食事したい店が見つからず、ここから青葉城へ向かうのは中止。 左 国際センター駅で下車。この近辺で食事しようとしたけど、ここも適当な店がなく、少し歩けば東北大学があるので、東北大学の食堂を探すことにした。 |
上左 東北大学の案内図を見ると、100周年記念会館というのがあり、必ず食堂があると考えて向かった。 上右 大ホールがあるのだが、イベントは全部中止。それでも、カフェが開いていた。生協が出している店なら安いのだろうが、民間の店舗で「クレーズコーヒー」というカフェだった。値段も大学外の一般の店と同じくらい。 左 グリーンカレー。アイスコーヒーをつけて、1000円弱。野菜がとても多くついていた。 |
上左 食着は青葉城へ。大手門跡から城跡へ上る。すぐに城内に入れると思ったのが、大間違い。本丸に入るのに、15分ほど坂道を登らねばならなかった。 上右 ようやく石垣が見えてきたが、まだまだ。 左 本丸に入ると、まず「大広間」と称される御殿の跡がある。ここが青葉城の中心だった。青葉城には天守ばないのだが、行って初めて知った。名城で不落の城なのに天守がなかったとはびっくりした。 |
上左 伊達政宗の騎馬像。 上右 本丸跡からは仙台市街地がよく見えるが、地下鉄の地上区間も眺めることができる。 左 ずんだ餅。枝豆でつくった餡を餅に乗せた菓子。 |
上左 「るーぷる仙台」という、仙台駅を起点にして観光地を巡るバスに乗車。 上右 ずっと乗っていれば仙台駅に行けるのだが、時間がかかりすぎるので青葉山駅で地下鉄に乗り継いで仙台駅へ。 左 仙台駅から仙台空港行きに乗車。仙台空港鉄道の車両でJRのものとは違っている。 |
上左 車内。座席はJRに似ている。 上右 行先表示にワンマンと入っている。 左 仙台空港に到着。空港ターミナルと道路を挟んで駅がある。 |
仙台空港駅に到着した電車。 下左 仙台空港駅の駅名標。 下右 先頭車両に乗った場合、空港駅からターミナルまで2、3分。人がほとんど写っていなのは、国際線の側を撮影したため。 |
上左 復路はANAを利用。ラウンジへ。 上右 ビールをいただく。 左 写りこみが激しく見にくくなっているが、搭乗するANA機。 |
上左 伊丹行きNH740に搭乗。 上右 ほどほどの入り。 左 飲物サービスは、ミネラルウォーターが配られた。 伊丹に到着し、無事に旅行終了。 |
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