1 日 目  仙    台 

 

悪天候の仙台へ
 三陸海岸旅行から帰って2週間後、三陸の延長として福島県の浜通り地区への旅行に出発。

 浜通りで今なお深刻な原子力災害の現状も知ろうと思い、2020年3月常磐線が全線復旧したこともあり向かうことにした。

 台風12号が低気圧になったものの、東北地方はその影響で大雨になっている。それでも翌日からは天気が回復しそうなので出発。

 伊丹では制限区域に入った後、フードコートで「神座(かむくら)」のラーメンをいただく。この日は、ネギラーメンとチャーシュー飯。
 
  左左  わずか10分ほどだけだったが、サクララウンジに立ち寄る。ラーメンの口直しにビールをいただいた。

 左右  つまみが、先日はハッピーターンだったが、この日はソフトサラダになっていた。
 
 搭乗したE190による仙台行き。

 少し雨が降っていることが写真からもわかるが、心配なのは着陸後。予報では大雨と言っているので、大雨なら、この日はホテルに行って待機するだけのつもりだ。

 下左   仙台行きJL2205に搭乗。
 
 
 上右   この旅行では、仙台往復を特典航空券でとった。普通席の一番前の席を確保できた。足の前がやや広くて快適。すぐ前の席はクラスJ。この席もJGCが優先してとれるようになっていたので、かなり間際の予約でも確保できたのだろう。

 左   飲物サービスは、お茶かリンゴジュースのパック。リンゴジュースにしたが、パックが小さくちょっと残念。
 
 仙台空港到着。到着口から出て、仙台空港駅に向かう。その途中、見つけたのが、震災時に浸水した際の、津波の高さの表示。1階のほぼ天井までが浸水。

 下左   2階に上がり、仙台空港駅に向かう。

 下右   仙台行きに乗車。
 
 
 車内には荷物置場があることに気づいた。空港鉄道であることを考慮しているのだ。

 計画では、名取で下車し、バスで閖上(ゆりあげ)に向かう予定だった。仙台空港と先日行った荒浜の中間にある漁業集落。津波で流されたあと、ここは海岸近くをかさ上げ工事して、住宅や商業施設「かわまちテラス閖上」がつくられた。

 でも、強風のため傘をさしても、傘が役に立たず、濡れそうな強い雨だったので、下車はとりやめて仙台に直行した。
 
 仙台到着後、ホテルに向かった。この日、泊まったのは仙台駅西口の「JALシティ仙台」。

 仙台駅の西口にはペデストリアンデッキ(高架の歩行者用通路)が網の目のようにつくられている。ペデストリアンデッキに面した建物は、入口がつくられているので、雨天の場合は、かなりの部分を建物内を歩き、建物がないところだけペデストリアンデッキを傘をさして移動することもできる。

 ホテルのかなり近くまでぺデストリアンデッキを歩いて行けたが、ホテルのすぐ近くだけは地上を歩いた。時おり瞬間的に強風が吹き、多少濡れた。
 
 部屋。

 14時からのチェックイン可能時刻直後のチェックインで、こんなに早くホテル入りするのは珍しい。チェックイン後も悪天候のため、外出せずに4時間ほど休んだ。

 翌日から3日間は浜街道方面に行くのだが、多くの駅で下車する予定なので、回り方を検討したりした。
 
 19時前に夕食のために外出。小雨になっていたが、降られても大丈夫なように、先日も行った仙台駅のエスパル仙台に向かった。

 この日は「みやぎ乃」という和食兼居酒屋に入店。
 
 
 上左   店内。アクリル板が隣席との間に設置されている。

 上右   生ビール。

 左   ホヤの刺身。先日、ホヤの天ぷらをいただき、次回は刺身と決めていた。固い感じの食感もなかなかいい。
 
 
 
 上左   カキフライ。アツアツで、大きさは特大で食べ応えがあった。

 左右   冷酒で「澤の泉」。登米市石越の石越醸造のもの。

 左  クジラの刺身。クジラ料理として何種類かあったが刺身にした。石巻市の鮎川のものだという。
 
 油麩となすの旨煮。

 油麩は、麩を油で揚げたもの。登米市を中心とする宮城県北部の伝統的な食材。

 見た目は厚揚げに似ている。食べてみると、麩であることがわかるが、普通の麩よりももちもち感がある。
 
 
 食後は雨が小降りになっていたので、駅前の大通りを西側に渡ったところから入る「ハピナ名掛丁」というアーケード街に行ってみた。

 延々と続くアーケードは途中で名前が変わるようだったが、あわせて500mほどある。コロナ禍に加え、天気がすぐれないこともあり、人出は少ない。仙台市の代表的な繁華街の1つなのだろう。

 

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