1 日 目  長 崎 へ  

JR「さくら」と「かもめ」で長崎へ
 2度に分けていく長崎旅行。1回目はJR西日本の山陽新幹線「さくら」とJR九州の特急「かもめ」を乗り継いで、長崎へ向かうことからスタート。

 写真は、新大阪駅の出発列車案内。
 
 駅で駅弁を買うのは何年ぶりだろうか。スーパーの駅弁大会では買っているけれども。

 新大阪駅の駅弁屋はあまりにも種類が多くて何を買うか迷う。
 九州新幹線に直通する山陽新幹線は新大阪発で、20番線から出る。

 ひかりと停車駅や運賃が同等の「さくら」が毎時1本あるほか、のぞみと停車駅や運賃が同等の「みずほ」が運転される時間帯もある。

 「さくら〇〇」の部分が、ピンク色でさくらをイメージできる。
 
 車両は東海道・山陽新幹線の「のぞみ」と同じくN700系。顔も同じ。

 でも、大きく違う点がある。1つは8両編成であること。もう1つは、普通車指定席は2人、2人であり、3人席がないこと。

 だから、山陽新幹線区間だけを。普通車指定席で乗る場合は、「さくら」か「みずほ」がよい。
 
 この車両はJR西日本とJR九州の区間を走るので、側面にも、会社名の表示がある。
 
 下  山陽新幹線区間は株主優待券を使った。JR西日本の零細株主をしているので、毎年、株主優待券が送られてくる。今までは、旅行といえば海外旅行だし、国内も沖縄と北海道が専門だったので、株主優待券は使わず、チケットショップで換金していた。今回は、海外旅行代わりの国内旅行で、はじめて株主優待券を使った。運賃・特急料金・グリーン料金があわせて半額になる。

 新大阪・博多の特急・グリーン券。特急料金が2480円、グリーン券が3300円で株主優待割引で半額になっている。(別に乗車券がある。)

 博多から先はJR九州なので、ネット利用の早期予約の割引切符を購入しておいた。
 
 6号車に乗車。半室がグリーン車、半室が普通車指定席で、グリーン車に乗車。これに乗り、博多へ向かう。

 往路は「さくら」のグリーン車、復路が「みずほ」の普通車指定席を予約しておいた。
 
 側面の表示。「さくら」鹿児島中央行き、指定席とグリーン車。
 
 グリーン車車内。半室なので、少し圧迫感がある。
 
 着席した最前部の窓側席。

 下左  普通車と違うのは、フットレスト、レッグレストがあること、全席に電源コンセントがついていること。写真は、フットレスト、レッグレストを使っている状態。あと、グリーン車では紙製のお手拭きが配られた。

 下右  大型荷物置場の表示があり、最初はびっくりしたが、反対方向に進むときは、背もたれの後が大型荷物置場になることとすぐにわかった。
 
 
 
  上左   新大阪駅で購入した駅弁を食べる。「にぎわい御膳」。昔は当たり前だった車内での駅弁食。昨今は列車内でなかなか食べにくい雰囲気になったが、さすがに新幹線では食べやすい。

 上右   車内で飲むビールはうまい。

 左   車内販売でコーヒーとりんごどらやきのセットを購入。
 
 
 
 
 左  博多に着き、さらに鹿児島中央に向けて出発する「さくら」。
 
 博多・長崎間は、JR九州の特急「かもめ」に乗車。

 「かもめ」には、885系の”白いかもめ”と787系の”黒いかもめ”があるのだが、やってきたのは古い形式である”黒いかもめ”。
 
 入口横にはマークがついているのだが、”黒いつばめ”のマーク。

 ”黒いつばめ”はかつて、博多・西鹿児島を結んだJR九州の代表列車だったので、787系のマークということで”黒いかもめ”であっても、”黒いつばめ”のマークをつけているのかな。
 
 上左  「かもめ」長崎行き指定席の入口横の表示。

 上右  入口を入ると自販機やトイレがあるが、やはり黒を基調にしたデザイン。

 左  普通車指定席の車内。
 
 長崎に到着して、びっくり、新しい高架駅になっていたのだ。2020年3月に新ホームができたとのこと。
 
 高架ホームから地上におり、駅前の路面電車乗場に行こうとしたら、いったん旧駅のホームを通って、旧駅の改札付近も通り外に出るようになっていた。

 かなりの遠回りをさせられたのだが、旧駅のホームを歩くことができてよかった。次にやってきたときには、もうこのホームを通ることもないだろうし。
 
 路面電車でホテル最寄りの「新地中華街」へ向かった。ICカードが利用できるようになっていたので、利用した。
思案橋ラーメンでちゃんぽんの夕食
 路面電車を「新地中華街」の電停で下車したあと、2泊する「JALシティ長崎」へ。

 3か月ほど前に始めた国内旅行シリーズでは、かつての国内旅行でよく利用した宿よりは、やや宿のランクを上げた。GOTOの割引で安くなった宿泊費が、よく泊まっていたランクの宿の無割引程度になっていたら、泊ることにした。長崎旅行も同じだ。

 電停からは15分ほど歩かねばならなかったが、そのかわり、夕食をとりに出かけた長崎新地の繁華街や、翌日利用した長崎新地バスターミナルには近くてよかった。
 
 泊まった部屋。窓際にソファがあるのが特徴かな。部屋に入って一休みするときは、ベッドに腰掛けることが多いけれども、ここでは、ソファに座ることができた。
 
 窓の側から入口側を撮影。部屋そのものは、格別広いというわけないが、ソファとともに、荷物置場があるのも使いやすい。部屋に入ると、荷物置場がないときは、ベッドの上に置くか、床に置くしかないので。
 
 壁には、長崎くんちなどの長崎らしい写真が掲示してあって、長崎にやってきたのだという気持ちを高めてくれる。
 
 30分ほど休憩後、夕食に出かけた。5分ほどで長崎で最大の繁華街といわれる浜町アーケードに出た。

 すぐ近くには、「浜町」の電停もあり、ホテルへはこちらで下車した方が近かったことがわかった。
 
 今回の長崎では、ネット仲間のkimcafeさんがいらっしゃって、報告されている店を何店か訪問してみるつもりだ。

 「JALシティ長崎」を選んだのも、kimcafeさんのおすすめの店に行くのに近いということもあった。

 最初に向かったのは「思案橋ラーメン」。
 
 店内。ちゃんぽんを頼む。特製ちゃんぽんというのがあり、味玉入りとのことだし、爆弾ちゃんぽんというのはニンニク山盛りということはkimcafeさん情報で知っていた。それで、普通のちゃんぽんにした。
 
 そして目に入ったのが、大鍋に入ったおでん。おでんも注文することにした。

 じゃやがいもと「まくら」を頼んだ。聞けば、「まくら」とはイワシのカマボコだとのこと。「三日月」といのもあって、こちらはイワシの練りものを半円型にしたものらしい。似ていそうなので「まくら」を頼んだのだ。
 
 じゃがいもを皿に移sす時に、崩れてしまったそうで、崩れたので、小さなのも入れておきますって言われて、1個半いただくことができた。

 「まくら」はかなり分厚いカマボコで、確かに枕のような感じがする。
 
 有名人も来店しているようで、多くの色紙が飾られていた。

 下左   特に長崎出身である福山雅治は、長崎にきたときには、この店に必ず立ち寄るとのことで、サインのほか、新聞切り抜きも掲示されていて特別な扱いだった。

 下右   おでんとともにビールを飲んで、ちゃんぽんを待った。

 
 
 
 ちゃんぽんができあがった。ちゃんぽんは、ごく普通に美味しい。カマボコ、もやし、キャベツ、きくらげ、豚肉などが山もりのっている。
 
 
 思案橋ラーメンの斜め向かいにあった「島原まぜ飯」の店。

 まぜ飯とは、炊き込みご飯のこと。どこだったか、他の街でもこの表現は目にしたことがある。

 上左   電光の看板。

 左  2個入りを買い、ホテルに戻ってから、夜食にいただいた。

 

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