3 日 目   金沢のミュージアムめぐり 

 

 

 「庄や」での朝食。

 この日は金沢のミュージムをいくつか回り、夕方、JRで帰宅する。

 ミュージアムの中では、21世紀美術館のプールの地下部が予約必要で14時30分に予約したので、それまでにほかの館を回る。

 宿をチェックアウトし、荷物を預けた。
 ミュージアムの多くが兼六園の南側のエリアにかたまっている。バスの経由地の「広坂・21美」で下車し、その付近を1日うろうろする。

 昼食は近江町市場にでてとるつもりだが、100円で乗れるバスがあり、それを利用すれば、バス代は、1日券と同額ですみそうなので、1日券は買わず。
 まず、石川県立歴史博物館へ。「広坂・21美」バス停から坂を上がっていく。これが広坂のようだ。石川県立美術館、国立工芸館を横に見て到着。

 旧陸軍の兵器倉庫で赤レンガ造り。建物は重要文化財になっている。
 
 1階が常設展、2階で特別展「大加州刀展」をやっていた。豪華な建物で兵器庫に使うとはもったない感じ。

 下   加州刀とは、加賀で造られた刀という意味。南北朝時代からはじまり、加賀藩時代に保護されて発展したとのこと。とはいえ、刀は見ても、どういいのかわからなかった。写真は撮影可だった刀。
 
 
 3棟あった赤レンガのうち1棟は「加賀本多博物館」で、歴史博物館とは別料金だった、

 加賀本多家のことは初めて知った。家康の側近の本多正信の子だったが、前田家の家臣になり、以後、筆頭家老をつとめた。
 
 
 上   国立工芸館。東京国立近代美術館の工芸館が2020年に独立して、金沢に移転して「国立工芸館」となった。

 旧陸軍の第9師団司令部の建物を利用し、左の茶色い建物が展示施設で、右の緑の建物が管理棟。

 左   近代美術館から独立しただけあって、明治以降の作品が展示されている、最新作は2020年代のものもあった。
 
 工芸館の隣にある石川県立美術館へ。

 下   常設展だけを見学。入場してすぐに、2つの香炉があって、これだけが撮影可だった。

 左は「色絵雌雉香炉」、右は「色絵雉香炉」。左は重文、右は国宝。17世紀、野々村仁清の作。

 常設展の展示はすべて工芸で、しかも江戸時代以前のものに限られていた。
 
 
 旧陸軍第9師団長官舎であった建物で、現在は美術館の別館で、修復工房になっている。作業風景を見られたが、撮影はできない。
 上   旧石川県庁。1924年の建築で、2002年まで使われたあと、「しいのき迎賓館」となっている。内部にはレストランや会議室がある。

 「しいのき迎賓館」の名は玄関前に写っている木が、樹齢300年のしいのきであることに由来。

 左   正面玄関。

 下   裏側の金沢城側から見ると全く別の現代風の建物になっている。
 
 
 かつての四高の校舎。玄関の左が四高記念館、右が石川近代文学館になっている。四高記念館のみ見学した。

 下左   ここの展示では、昔の学生の生活ぶりが紹介されたりしていて面白かった。

 下右   廊下。
 
 
 四高記念館の最寄バス停は香林坊。香林坊から近江町市場の間は1kmほどだが、この区間だけ乗車する場合は、運賃が100円。それで、短距離だがバスに乗車。

 近江町市場の中を歩いて、昼食を食べる店を探す。決めたのは「刺身屋」という店。
 
 
 上左   殻付き生牡蠣2個。

 とても大きく、美味しかった。

 上右   生ビール。

 左   アラ汁。みそ汁は丼についてくるのだが、追加料金でかえてもらった。

 下   のどくろ飯。
 
 
 ご飯と刺身を少し残して、出汁をかけてもらいお茶漬けにしてもらう。
 
 上左   近江町市場から21世紀美術館へ「ふらっとバス」を利用する。

 上右   ふらっとバス。コミュニティバスといってもいい。一般のバスが通らない路地裏などを通る。21世紀美術館まで一般のバスよりも時間がかかった。運賃は100円。

 左   21世紀美術館。
 
 この館で一番の人気がある展示物であるプール。

 まず上から見る。人が立っているが、地下部分に入って見ている人。
 
 地下部分から上を見る。プールのまわりに人がいることがわかる。
 
 一般の展示を見た後、カフェで休憩。JRの時刻に合わせるために時間調整する。
 
 まるごといちじくロールパフェ。

 一番上にのっている丸いのが、まるごといちじくロール。その下はアイスクリームがメインだが、濃い色に見えるのは、いちじくジャム。
 
 
 バスで金沢駅前に戻り、宿に預けた荷物を取りに行き、ついで駅で切符を購入。

 17時31分発の「サンダーバード」で京都に向かう。株優利用で5割引き。それで、グリーン車を利用することにした。
 
 サンダーバード。最後尾になるこの車両がグリーン車。
 
 側面の表示。

 このサンダーバード40号は、サンダーバードの中でも大きな特徴があるサンダーバードなのだ。

 途中停車駅は、福井、京都、新大阪だけだ。数ある大阪行きのサンダーバードの中で、毎日運転される列車に限れば、この40号だけが、3駅のみの停車なのだ。だから速い。(金沢行きサンダーバードも夕方に1本だけ3駅のみ停車の列車がある。)
 
 
 上左   乗車口。

 上右   デッキ内も茶色で、普通車に比べて豪華感を出している。

 左   グリーン車は片側2人、片側1人になっている。
 
 着席した席。
 
 福井まで停まらないので、停車駅に注意するように何度も案内があった。
 
 京都着。2時間以上乗っていたが、停まったのは福井だけだ。
 
 この日は京都で1泊する。この日もまだ畳がないので。でも、翌日の朝に畳が運ばれるので、金沢ではなく京都泊にしたのだ。

 宿にいく前に夕食。伊勢丹にあるラーメン小路へ。”富山ブラックラーメン”の「麺家いろは」に入る。
 
 富山ブラックラーメン。真っ黒なスープだ。真っ黒だが、あっさりとした醤油味なのが意外感がある。チャーシュー麺ではないが、焼き豚がたくさん入っているのも特徴。
 
 この日泊まるのは、京都駅八条口にある「ibis styls京都」。

 下左   部屋へ。

 下右   窓側から入口側を見る。夕食も食べてからきたので、朝まで休むだけ。
 
 
(4日目)

 朝食は思っていたよりもよかった。

 下左   デザートとコーヒー。

 下右   食事会場。

 このあと、チェックアウトし、帰宅。
 

 

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