1 日 目   福 岡 へ

東横イン新大阪駅東口
 5日ほど前に発作的に福岡、熊本に行くことを決めた。

 出発前日は、大阪で旧友との会食があったので、新大阪で泊まることにした。

 土曜日、大阪の東横インはほとんど空室なしなのだが、ラッキーなことに新大阪駅東口の東横インで1室空室が見つかったので、すぐさま確保した。

 
 
 部屋は東横インの標準的なものと同じ。
 8時20分ごろにチェックアウトし、駅に向かうつもりだったので、7時に朝食をとった。

 最近、東横インに泊まるのはほとんどが羽田・成田での前泊で、朝食はパスしているので、朝食をとったのは久しぶり。
 
 
 上   味噌汁以外にカレースープとポタージュもいただくことができた。

 左   生野菜が多くいただけたのはよかった。スープはカレースープで、食後にポタージュを部屋に持ち帰っていただいた。
「さくら」で新大阪から博多へ
 新大阪駅はいつも在来線と新幹線の乗継をするだけなので、東口から入場するのは初めてかもしれない。
 
 そもそも、この旅をしようと思った理由の1つは、5割引になるJR西の株優券が1枚残っていて、6月で失効すること。その1枚を使用した。

 
 下   乗車するのは、8時53分発、鹿児島中央行き「さくら」。
 
 新大阪始発なので20番線発。

 N700S系であるのは、のぞみなどと同じだが、8両編成であり、水色っぽい塗色だ。
 
 側面の行先表示。
 
 普通車は片側2席づつなので、2席+3席の場合よりも少し幅が広くて快適だ。

 山陽新幹線だけを普通車に乗る場合は、「さくら」「みずほ」がその点いい。

 「さくら」の乗車した車両は博多までほぼ満席だった。
一口スープ餃子
 11時26分、博多着。13時20分発のバスに乗る予定なので、その間に博多駅の地下街で昼食。

 福岡名物の一口餃子にしよう。「宝雲亭」に入店。一口餃子発祥の店という説もあるようだ。
 
 店内。このときはすいていたのだが、食べ終わるころには満席になり、行列もできていた。
 
 一口餃子の焼き餃子は、北九州の「鉄なべ」などで食べているので、今回はあまり見ないスープ餃子にしてみた。スープ餃子定食。950円。
 
 スープの分、焼き餃子よりもボリュームがあった。スープをご飯にかけて、茶漬けにしていただいた。

竹原古墳
 
 昼食後、駅に隣接する博多バスターミナルへ。
 直方行きのJRバスに乗車。
 
 80分ほど乗車し「黒目橋」で下車。田舎道を20分ほど歩いた。

 下   山陽新幹線の高架があった。高架をくぐると、すぐに竹原古墳があった。
 
 
 新幹線の高架と古墳は100mほどしか離れていないので、車中から古墳の看板が見えると思う。

 上りで博多と小倉の中間付近。進行方向の左側に見えるはずだ。
 
 階段の下にある受付で220円を払い、係員と一緒に階段を上がる。
 
 見学施設が古墳に隣接している。係員が入口を開け、まずビデオを見る。次に見学室に進み、ガラス窓こしに石室内を見ることができる。
 
 (施設内は撮影禁止なので、案内板の写真を拝借。)

 石室の一番奥に彩色画が描かれているのが見えた。

 手前の石に壁画はうまく写ってないが朱雀、玄武という方位の守り神が描かれている。
 
 拡大するとこんな感じ。馬、龍、人物、「さしば」と呼ばれるうちわのようなものが描かれている。

 福岡の装飾古墳としては、1年半前に王塚と五郎山を見ている。王塚は幾何学的模様だったが、五郎山は竹原と同じく人物や動物だった。

 
 
 黒目橋から80分ほどかけて博多バスターミナルに戻った。
「博多めんたい重」
 博多駅筑紫口(東側)で、駅から道路を渡ったところにある「サンライフホテル」で2泊。
 
 白い「サンライフホテル」と書かれた建物とその右の黒い建物が「サンライフホテル」。自分の部屋があったのは黒いほうだった。
 
 チェックイン後、部屋へ。東横インと同程度の部屋だが、ベッドの高さがかなり低かった。難点はバスが小さかったこと。
 
 1時間ほど休んで、夕食に出かけた。

 天神に行くのだが、前年に開業した地下鉄七隈線の博多・天神南に乗車した。これで、九州の現役の鉄道はすべて乗車したことになる。
 
 天神南で下車し、地上へ。
 
 向かったのは、明太子料理専門店の「博多めんたい重」。値段が高めの店なので避けていたが、一度は行ってみようと思いやってきた。

 行列が常態化しているようだが、この日は店内の席で、5分ほど待っただけ。
 
 店内。おしゃれな感じの店だ。

 満席ではない。少し待ったのは、席の準備のためだったようだ。
 
 "飯麺吸セット"を注文。

 めんたい重(中)、めんたい煮込みつけ麺(150g)、めんたい吸いのセット。
 
 めんたい重。

 ご飯の上に海苔をまぶし、その上に明太子を1本ドカンと置いたもの。

 たれは中辛を頼んだ。明太子に少しづつかけていただいた。
 
 めんたい煮込みつけ麺。

 明太子を煮込んだ濃厚な出汁。形は失われているが、野菜がいろいろ煮込まれている。

 継ぎ足しのスープもあり、入れて薄めて出汁も全部飲んだ。
 
 めんたい吸い。

 底にとうふが入っているので、崩していただいた。

 
 
 ビールはスーパードライだった。

 飯麺吸セット3718円、ビール660円、計4378円。

 

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