3 マラッカ その1

 

3日目、マラッカへ向かう。

シンガポールからジョホールバルまで市内バスで向かう。出入国手続きのため、国境でいったんバスを降りて、手続き終了後また乗車。ジョホールバルのバスターミナルで発車直前のマラッカ行きバスを発見。大急ぎで、両替して、切符を買ってバスに飛び乗った。切符と一緒にミネタルウォーターが渡された。約3時間でマラッカ着。

マラッカは、マレー半島のなかでも有力な王国があったが、16世紀にポルトガルが進出し、その後、オランダ、イギリスの支配を受けた。そのため、これら3国の残した史跡が街の中に残っている。
宿泊したミモザホテル。ホテルのすぐ前では夜になると屋台がでてとても楽しく、また便利なホテルだった。
スタダイス横のオランダ風の教会

オランダの支配の時期に建てられた教会で現役である。

スタダイス

17世紀に支配したオランダの遺産。総督の住まいであった。現在は博物館になっていて、この地域の歴史や民俗についてわかりやすく展示されている。とくに歴史的な展示がよかった。日本軍の支配した時期についても詳しく説明されていた。

 
スタダイスの周辺には観光客目当ての商売人がたくさんいるが、あまりしつこくはない。
大きな民家を利用した博物館。ガイドブックには書いていなくて、名称はわからなくなってしまった。ちょっとした展示物があるほか、3階からのながめがきれい。
ここには民族博物館がはいっていた。ところが、私が訪問する1ケ月ほど前に火事が起こり休業中であった。今はどうなってるんだろうか。
サンチャゴ砦

16世紀にポルトガルがつくった砦である。

独立宣言記念館

20世紀の西洋建築の建物。マレーシアの独立にいたる歴史についてわかりやすく展示していた。

セントポール教会

ポルトガル支配時代の教会のあと。今は外壁以外はほとんど残っていない。この壁の外側にフランシスコ・ザビエルの像がある。マラッカは、ポルトガル人宣教師のカトリック布教の拠点であった。ザビエルの遺骨は、この教会でしばらく安置されてから、インドのゴアに移されたという。

スルタン・パレス

かつての王宮を再建したもの。内部は博物館になっているのだが、訪問したときは休館中ではいれなかった。

海の博物館

歴史的な船の中を見学えきるようになっていて、航海の様子などが想像できる。この向かいには、道をへだて海軍博物館があり、共通チケットになっている。

マラッカ川にかかる橋の上からの眺め。
フランシスコ・ザビエル教会

クリスマスの時期であったので、装飾がしてあった。日が差し込み、明るい感じの教会であった。

このあと、ホテルに戻り、3日目の観光を終え、ホテル前の屋台で夕食を楽しんだ。

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