4 那 智
「浦島」の山上
6時ごろに朝風呂にでかける。ちょうど太陽が昇ったところ。日昇館のエレベータ前からよく見えた。
(浦島のHPより拝借)
まず忘帰洞へ。前日も夕方に入っているが、朝は男女入れ替えで、前日とは別の浴場に入れるので行った。
前日とは全然違う感じで行ってよかった。
(浦島のHPより拝借)
次に本館の内湯「滝の湯」へ。前日夕方は、女湯だったが、朝は男湯なので行った。逆に前日入った「ハマユウの湯」が女湯になっている。
これで、浦島にある浴場は、山上館の客専用の風呂を除いて、一通り回った。
朝食会場は、夕食と同じレストランでビュッフェ式。
デザートとコーヒー。
朝食後、部屋には戻らず、山上館のある山に向かう。本館のフロントの近くから長大なエスカレータがあるのだが、あいにく上りは工事中。忘帰洞からさらに歩いて、山上館の直下にあるエレベータ乗場へ。
32階に相当する山上館に到着。外に出てみる。展望台からは勝浦漁港がよく見えた。
ズームを最大にすると、漁港の上の山の中腹にこれから向かう那智の滝が見えて感激。
山上には稲荷もあった。
このほか、付近で遭難した船の乗客の慰霊碑や西城八十のカナリアの碑があり、由来を読むと興味深かった。
展望台から先も岬がのび、その先に前日行った太地が見える。
細長い部分の左端が燈明崎、右端あたりぶある白いのが鯨の博物館。
この山にも鯨を発見したら船に知らせる狼煙の跡があった。三角点も設置されていた。
下りはエスカレーターを利用。6、7分かかって下りると、工事が終わり上りも動き出したところ。
10時にチェックアウトし、10時15分の最終の送迎の船で漁港へ。
那 智 山
駅前のバス停に着くとちょうど那智山行きのバスが出発した直後。コインロッカーに荷物を入れ、しばらく待ち11時5分発のバスに乗車。
いまどき珍しい区間を表示した乗車券。
上左 大門坂で下車。
上右 熊野古道の一部であった大門坂を上がる。距離は1kmほどだが、上りがずっと続く。
左 多富気王子跡。王子とは、熊野権現を祀った社のことで、熊野古道沿いに設置された。
関所跡。
かつてはここに大門があった。坂を上りきり一休み。
もうすぐ熊野那智大社かと思いきや、ここから参道の階段を500段ほど上れねばならなかった。
熊野那智大社に到着し参拝。
絵馬。
熊野三山の神鳥であるヤタガラスが描かれている。ヤタガラスとは、足が3本のカラス。
青岸渡寺。西国札所の1番。大黒堂など境内をいろいろ見た。
青岸渡寺の三重塔。
16世紀に焼失したが、1972年に再建された。新しいので上れるように設計されている。内部は撮影禁止。
上左 那智の滝。飛瀧神社の神体になっている。
上右 滝を近くで見たり、御霊石を見たりできる有料の参拝コース。
滝つぼまで見られた。
左 御霊石。2011年に那智勝浦町で豪雨災害があった。雨の後、滝近くで発見された球形の石が御霊石とされた。
那智の滝からバスで勝浦に戻る。
那智の滝は4、5回目だったが。今回は初めて大門坂、熊野那智大社、青岸渡寺も行き、このあたりのことについてよく知ることができてよかった。
新 宮 へ
紀伊勝浦駅に戻ったあと、荷物をロッカーに入れたまま、漁港にある「にぎわい市場」に向かった。遅い昼食をとる。
もち鮪と名づけたマグロを扱っている店でマグロ丼をいただくことにした。2600円と高かったが、マグロが大量に入り、美味しかった。
普通電車で新宮へ。
3泊予定の「新宮ステーションホテル」へ。(実際には4泊することになる。)
部屋へ。
奥から撮影。
しばらく休憩して夕食に出かけた。「らんぱん」というお好み焼き店にした。
夕食の店を探していて気づいたこと。新宮駅の入口が面している側の反対側が街の中心だということ。駅の反対側に飲食店が多く、市役所もある。宿は駅に近いが、駅の入口側で寂しい感じ。
店内。
生ビール。
らんぱん焼。
普通のお好み焼きの上に豚ステーキを乗せ、その上に卵焼きを乗せたもの。
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