9 ザモシチ ・ ルブリン

グダンスクからの夜行列車でルブリン着。この夜行列車は、シーズン中の特定日のみの運行で、日をあわせるのに苦労した。

左は乗ってきた列車ではなく、ルブリン駅でみた早朝のワルシャワ行き。

ルブリン駅は歴史を感じさせる独特の建築。駅からホテルまでは1.5kmで歩けない距離ではないが、早朝で人通りがないので、トロリーバスが運転されるのを待った。

宿泊したビクトリアホテル。何の変哲もない箱型の建築。かつては、ここがこの町で一番よいホテルだったらしい。到着したのは、まだ6時30分ごろであったが、チェックインすることができたので、夜行で疲れていたため、シャワーを浴びて着替えたあと、しばらく眠った。

8時ごろに、起きて、朝食かわりに昨夜買っておいたパンなどで腹ごしらえをして、8時30分、ホテルを出発。バスターミナルまでは、1.5kmほどで、ようやく人通りがみられるようになった町を歩いていった。

ザモシチ行きのバスは30分に1本ぐらいあり、それほど待たずに乗れた。ザモシチまで約2時間かかり、11時ごろに到着。この間、ほとんど眠っていた。ザモシチが近づいて目がさめると、雨が降っていた。ここは、ウクライナ国境まで50kmほどの内陸部で、ザコパネとよく似た気候なのであろう。

バスターミナルからは、市内バスに乗り換えて旧市街に向かった。

市庁舎。この前が広場になっていて、町の中心である。市庁舎の隣には郷土博物館があり、ザモシチの歴史がについての展示がされている。

ザモシチは、16世紀に造られた町で、独特の美しい建築様式の建物が、市庁舎前の広場をとり囲んでいる。ここの旧市街は世界遺産になっている。

ザイモスキ宮殿。この町をつくりあげた貴族ヤン・ザイモスキの館である。中には入れないので、外側のみを見学。この館の一部は兵器庫博物館になっていて、そこは見学することができた。

町を取り囲むように、城壁の一部と城門が残されている。これも門のひとつ。横には城壁があったが、今は撤去されている。
ふたたび、市内バスに乗ってバスターミナルへ。バスターミナルは高層住宅に囲まれたところにあった。14時ごろのバスでルブリンへ戻った。帰りのバスの中では、また一眠り。
16時ごろ、ルブリンのバスターミナルに帰着。

ルブリンはポーランド東南部の中心都市で古くから交易が盛んであった。古い建物が多く残されている。

バスターミナルのすぐ近くに、ルブリン城があったのだが、入り方がわからず、かなり遠回りをしてしまった。

中は博物館になっていた。

ルブリンは、第2次大戦後、ソ連の後押しでつくられた政権が本拠地としていた。

中心部は爆撃をまぬかれ、年代物の建物が残っている。

クラクフ門。旧市街の入口にある城門で、ポーランドの首都であったクラクフの方向を向いている。

夕刻になり、日が傾いてくると、人出がでてきたようであった。
夕食をとったレストラン。
いくつかあったレストランのなかで、ピザの店に入った。注文して出てきたのが、巨大なピザ。これあけで満腹となり、ホテルへ戻り、早々に眠りについた。

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